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  • 19 分前
『ドカベン』は、水島新司の日本の野球漫画、およびそれを原作としたアニメ・映画・ゲーム作品。『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて、1972年から1981年まで連載された。

神奈川県の明訓高校野球部に所属する主人公の「ドカベン」こと山田太郎と、同級生でチームメイトの岩鬼正美、殿馬一人、里中智、微笑三太郎などのライバル達の高校野球での活躍を描く。

当時魔球などの超人的・非現実的要素の多かった野球漫画にあって、配球の読みなどのリアルな野球の描写を盛り込んだことは斬新で、躍動感のある水島独特の画風も手伝って野球漫画の新境地を開拓した。

また水島によれば、本作品以前はヒット作に恵まれていなかったものの、本作品では前述の岩鬼を主人公の山田に絡ませたことで物語が大きく展開してヒットに繋がり、さらに里中、殿馬の登場時にはそれまで自分の作品には恵まれなかった女性ファンが倍増したという。
(wikiより抜粋)
トランスクリプション
00:00さあみなさん、これから楽しい紙芝居を始めますよ。
00:09の音がしたら、抜いてください。
00:18ここは、メイクン高校の正門前。
00:22ドカベンこと山田太郎と、大男のいわきが出くわ
00:26しました。
00:27やあ、いわきくん、君もメイクン高校なのか?
00:31き、君もと言うと、山田、お前もメイクンか。
00:36二人は、また同じ学校に入学です。
00:41そして、二人ともA組、席も隣り合わせ、何から何まで高岡
00:48中学時代と一緒です。
00:50また、おのれの面倒を見なあかんのかいな。
00:55よろしく。
01:05早速、二人は野球部に入部しました。
01:09他にも入部希望者はたくさんいて、40人もの新入部員が
01:14集まりました。
01:15そして、その中にちびっこが一人、ピッチャー希望の里中悟
01:22でした。
01:23僕は、絶対に山田君とバッテリーを組む。
01:26そのために、メイクン高校に入ってきたんだから。
01:30里中悟は、心の中でそうつぶやきました。
01:44野球部の徳川監督という人は、年中お酒ばかり飲んで
01:49いる酔っ払い監督でした。
01:52こんなじじじいが監督やてぃ。
01:55いわきは、馬鹿にしていますが、ただの監督ではないようです。
02:01さて、そろそろ始めるかの。
02:05貴様ら、グランドイッチリー、ごぼう抜きノックじゃい。
02:10えぇ、今年も?
02:13みんながあわてる、ごぼう抜きノックとは、
02:16ノックの雨の中から名前を呼ばれた順に、
02:2014人がベンチ入りをするという、ちょっと変わった選手の選び方
02:25でした。
02:26山田もいわきも、里中も、かろうじて14人の仲間入
02:31りができました。
02:42さあ、夏の甲子園大会、神奈川予選の開始です。
02:491回戦の相手は、怪物白ぬい投手の率いる白信高
02:54校です。
02:556対0という白信高校の一方的リードで迎えた7回。
03:01満塁だ。
03:02僕は走れば、勝てる。
03:06投手を秘めて、山田がバッターボックスに入りました。
03:18うわぁ、いいぞー!
03:20山田、グリップに当てました。
03:22いや、打ちました。
03:22シラミのチェンジアップ投球を、見事にグリップに
03:25ミートして、弾き返しました。
03:27バカだ。
03:28打球は、呆然とする白信、サードの左を抜けてレフトへ。
03:34レフト、ようやく追いついた。
03:35あ、弾いた弾いた。
03:37ヒットです。
03:383者、続々とホームイン。
03:40山田も2塁を蹴って3塁へ。
03:43まーれ、まーれ、3塁はまーれー。
03:48山田、キャッチャーに突っ込んで、4点。
03:50マンディーホーマーです。
03:52こいつは勝てるかもよ。
04:01今の4点をきっかけに、ついに7対6と逆転し、
04:06勝利を収めたメイクン高校。
04:10甲子園進出を目指し、片手打ちの雲竜のいる東海
04:14高校と対戦。
04:16この試合では、小さな巨人、里中の見事なパーフェクト
04:21ゲームが達成られ、
04:23メイクン高校の甲子園大会、初出場が決定しました。
04:36甲子園行きまであとわずか。
04:39そんなある日、公園を歩いていた太郎と幸子の前に、
04:44知らぬいと雲竜が現れました。
04:48山田、待ってたぜ。
04:50ぐわっはっはっはっは。楽しか、楽しか。
04:54いやいや、知らぬい。
04:55こら、雲竜。
04:57お前たち兄ちゃんに負けたんで、仕返しに来たか?
05:00幸子、何を言うんだ。
05:02違うよ。元気な妹さんだな。
05:05二人は、自分たちの分も頑張ってほしいと、太郎を励
05:10ましに来たのです。
05:12おいどんなおかわりに、優勝してもらわんとな。
05:16はっはっは。
05:23メイクンチームは宿舎に着きました。
05:27なかなかええやではないけ。
05:30わいの家よりは落ちるけどな。
05:34同じ宿舎の四国代表、戸佐丸高校には、
05:39ナルトの牙と呼ばれ、恐れられる党首がいます。
05:44そしてその一行が、不気味な気配を漂わせてやってきます。
05:49僕たちも、ここに泊まるんだ。
05:51よろしく。
05:53ふっふっふっふっふっふっ。
05:55なんじゃねえ、あいつら。
05:58勝ち進めば、おそらく、ぶつかり合いになるに違い
06:02ない山田と犬飼いの視線が、
06:04その時、激しく火花を散らすのでした。
06:19夏の甲子園大会、一回戦の開始です。
06:24対するは、地元大阪の通天閣高校。
06:28大投手、佐方三吉の前に、試合は大接戦の末、延長
06:34戦となりました。
06:36メイクンの攻撃。
06:38バッターボックスに立つ、北の耳に、女の子の声が聞
06:43こえてきました。
06:44お兄ちゃん、頑張って。
06:47太鼓。足が悪くて遠出ができないはずの太鼓は、甲子
06:51園まで来てくれた。
06:53よーし。
06:56奮起した北のバットがついに仕組んだを呼び、
07:003対2で、メイクン高校は、強敵通天閣高校を破
07:05ることができました。
07:11勢いに乗ったメイクンは、その後もトントンと勝ち進
07:15み、ついにベスト4進出。
07:19残る3チームは、いわき東高校、東海商業高校、そして、同
07:26じ宿舎の戸佐丸高校です。
07:29ただいまより、準決勝の組み合わせの抽選会を行
07:33います。
07:34キャプテンは、バックネット前に集合してください。
07:38抽選の結果、メイクンの相手は、あの、戸佐丸高校に決
07:44定しました。
07:45戸佐丸は、何か秘密の練習を重ねているという噂もあ
07:50って、
07:51メイクン対戸佐丸の試合が、事実上の決勝戦と
07:56言えましょう。
08:01準決勝が開始された。
08:04戸佐の刀剣にも似た、荒っぽく童貌な野球をする戸
08:08佐丸高校。
08:09そして、豪速球投手犬飼いの前に、さすがのメイクン
08:14ラインもたじたじだ。
08:16反則ギリギリのプレーを続ける戸佐丸高校。
08:20メイクンに怪我人が続出した。
08:23ただ、そのピンチの中で、メイクンのバッターは戸野間。
08:27犬飼い、いつまでもそんなことはやらせないズラ。
08:32撃ちました。
08:33ラッキーな戸野間の選手点で、試合は3対0と
08:37リードしていた。
08:38佐丸高校も高等で、試合はこのまま終わるかに見
08:42えた。
08:43ところが、不運は6回裏に訪れた。
08:51ランナーに出た佐丸高校が、敵の送球を頭に受けて
08:55しまったのです。
08:57あいつら、わざと当てやがっていい。もう許さん。
09:02要請、岩木君。僕たちでカバーすればいい。
09:06後頭部に怪我を負ったまま、投げ続ける佐丸高。
09:10佐丸高君、投げられるか?
09:12ああ、平気さ。
09:15しかし、佐丸高の球は威力がなくなってきて、コントロール
09:19も乱れてきました。
09:21投球の度に、頭に響くようです。
09:25そして、とうとう犬飼い投手の弟、犬飼い竹蔵に同点ホーム
09:32ランを与えてしまいました。
09:35試合はついに延長戦。
09:37佐丸高にこれ以上投げさせるのは不可能です。
09:45代わりのピッチャーを出さなければなりません。
09:48徳川監督の指示は、なんと岩木です。
09:52引っ込め、発敗も。
09:55関心は不満のようです。
09:57邪魔し、さすが監督や。
10:01見る目がある。
10:03超天才投手、岩木くんの号泣を受けてみ。
10:09とは言ったものの、岩木のとてつもない荒れ玉で、瞬く
10:14間にデッドボール4つで押し出しの一点。
10:18ええんじゃ、急に投げたんで、肩が慣れとらんのじゃ。
10:23避難を浴びる岩木ですが、おかげで、両チームとも負
10:27傷者が出て条件は同じ。
10:30岩木は、里中の敵討ちのつもりなのです。
10:39そしてその裏、里中の奮闘を無駄にはさせないという執念が、山
10:45田の劇的逆転ホームランを生み、明君高校は、強豪、
10:50戸佐丸高校を破ることができました。
10:53さて、決勝戦には進めましたが、里中の頭の怪我が心配
11:00です。
11:01あと1日あれば、投げられるようになるのに。
11:04もういいさ、気持ちはわかるけど、僕たちはまだ1年だ。今無理を
11:09して、これっきり投げられなくなったらどうするんだい。
11:11ごめんよ、心配かけて。でも、たとえ投げられなくなったって
11:15いい。勝ちたいんだ。
11:17その時、ぽつり、ぽつりと、何やら冷たいものが。
11:26雨です。救いの雨が降ってきたのです。
11:321日試合が伸びたおかげで、里中もなんとか投げら
11:36れるようになりました。
11:39フォークボールを操る尾形勤の率いる、いわき東高
11:43校。
11:44決勝は1点を争う投手戦となりました。
11:481点リードされたまま迎えた9回表。
11:521回で、いきなり大ホームランを打ったが、
11:56レースの踏み忘れで、1点を不意にした、いわきが
12:00バッター。
12:02打てば逆転です。
12:05またもや、いわきくん、マグネの大場外ホームラン。
12:09今度は、ちゃんと踏んだで。
12:12ほれ。
12:13いわき、ゆっくりとホームイン。
12:21いわき東高校の最後の攻撃も、
12:24いわきと山田コンビのファインプレーで無得点、ゲ
12:27ームセット。
12:28やったー!
12:29さかなたくん!
12:31勝った!
12:32ついに、大優勝旗を手にしました。
12:36初出場にして、初優勝を成し遂げました、めいくん高校。
12:40アナウンサーの声が、引き続き場内に響き渡ります。
12:45いわきくんのプレーに、場内が湧き、
12:48戸の間くんの数々の引きだ。
12:50負傷にもめげず、投げ抜いた里中くん。
12:53しかし、なんといっても、この大会の最大のヒーローは、
12:57皆を励まし、本類を守り抜いた山田くんではなかったでしょう
13:01か。
13:03おめでとう、レイクン9。
13:06おめでとう、ロカベン。
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