プレイヤーにスキップメインコンテンツにスキップ
  • 57 分前
トランスクリプション
00:00おやよい子だねんねしな 漫画 日本昔話
00:39夢をたぐれば ほろほろと 花も心浮かぶ焼き目
00:50人の情けな幸せを そっと運んだ 笠地蔵
01:42昔 山奥のある村に 古い 貧乏なお寺がありました
01:48人もめったにやってこない 寂しい寺でした
02:03この寺には 和尚さんと小僧さんがおって 二人で寺を守って
02:08おりました
02:14和尚様 今日も村の人たちは 誰も来ませんでしたね
02:20ああ こんかったの
02:24寂しいですね
02:28そこで 和尚さんは お茶でも入れれば 村の人たちも
02:33たまには立ち寄ってくれるだろうと
02:35さっそく 茶窯を買いに 町まで出かけました
02:58これは これは 和尚さん いらっしゃいませ
03:01茶窯を探しとるんじゃが
03:05それなら いろいろと 取りそろえてございます
03:09ささささ どうぞ どうぞ 中へ
03:13これが10両 これが8両
03:18これがちょっと安くて 5両でございます
03:23いや ずいぶん高いものじゃぬ
03:25もっと安いものは ないのかね
03:29はい まあ 茶窯といえば だいたい 5両や10両はいたしますね
03:35それじゃあ 高すぎて わしの予算では ちょっと手が出せん
03:41
03:42困ったなあ
03:45ん? あれは?
03:48ああ あれですか あの茶窯は 用意したほうがいいですよ
03:53あれは 化け茶窯です
03:56化け茶窯?
03:58何でも夜になると 踊りだすという茶窯で
04:02どの家でも 気味悪がられまして
04:06それで うちで 引き取ったというわけです
04:10それで 縄で あんなに ぐるぐる しばってあるのか?
04:15あれなら 三門でいいですよ
04:18え? 三門?
04:21いくら 化け茶窯といわれても 三門というやすさに
04:26和尚さんは さっそく 古道具屋から 茶窯を買いあげ
04:30ると
04:30寺へと 帰ってゆきました
04:37そして 寺に帰ると さっそく 茶窯を 小僧さんに あらわ
04:41せました
04:47冷たい
04:50いい 今 なにか こえがしたようじゃが
04:53気のせいかな
04:57痛い 痛い 痛い 痛い
05:12さて 和尚さんは さっそく 村の人を呼んで 茶を入れる
05:16ことにしました
05:18火加減も ちょうど よくなってきた
05:21それ じゃあ 茶窯を 火にのせてくれ
05:26あっ ちょっ ちょっ ちょっ ちょっ ちょっ ちょっ ち
05:29ょっ ちょっ アハハハ
05:31この茶窯は 長いこと 使われて なかったんじゃ
05:37それが きゅうに 火の上に かけられたんで びっくりした
05:41んじゃな
05:47もうお湯が湧いたか 早いな
06:01どうぞ
06:13こんな美味しいお茶飲んだの初めてじゃ
06:17湯加減も熱すぎずぬるすぎずでこりゃ いい茶釜
06:23じゃ
06:24村の衆にもこれからは 気楽に茶を飲みに来るように言
06:29うてくだされ
06:30いい茶釜があるでの
06:35そして皆で何杯も何杯もお茶を飲んだのですが
06:40不思議なことにいくら飲んでも 茶釜のお湯がなくなること
06:44はありませんでした
06:52そしてその夜
07:03小僧さんは何やら 気味の悪い物音で目を覚ました
07:11こ、こわい
07:16はあ
07:18倫藤頂
07:18はあ
07:18ハミ
07:36
07:37
07:38非常
07:39
07:40こんな夜中に何やら変な物音がするので来てみたんじゃ
07:46
07:51お、もしかしてあれは和尚さんが買ってきた茶窯の仕業では
08:00小僧さんの言う通りどうやらその音は茶窯の置いてある
08:05部屋から聞こえてきました
08:16やっぱり茶窯じゃったか
08:20なんと茶窯はぴょんぴょん跳ねながら足を出し
08:31手を出し尻尾を出して狸の姿になったのでした
08:37きさきぶりにのびのびと動けて気持ちがスーッ
08:43としたわい
08:52そうじゃったのか茶窯の正体は狸じゃったのか
09:04いいんじゃいいんじゃ心配することはない
09:07それにしても狸の茶窯とはぬ
09:12おどかしたりしてすみませんでした
09:15久しぶりに縄をほどいてもらったのでうれしくてついは
09:21しゃいでしまったんです
09:22なんで縄で縛られてたの?
09:26はい、もうだいぶ前になりますが今夜のように月のきれいな夜
09:32でした
09:34仲良しの狐と町の神社の境内で化け比べしてお
09:39ったんです
09:40そうしてあたしが茶窯に化けたとき
09:45いちなり野良犬が現れてびっくりしてあわてて古
09:48道具屋に逃げ込んだんです
09:52ところがあんまりおどろいたんで元の狸に戻る術を忘れて
09:58それからというもの古道具屋をてんてんと
10:03なんとかわいそうな
10:04じゃが安心しなさい
10:07化け茶窯は承知で買ったのじゃ
10:09この寺にずっといるがえ
10:13え?この寺にずっといていいんですか?
10:17じゃああたしはお礼にいろいろな芸で人を楽しませ
10:22ることにいたしましょう
10:25それはありがたい
10:38いいぞ
10:39いいぞいいぞ
10:50まったくこれは楽しいもんじゃ
10:56茶窯狸の芸はたちまちのうちに大評判になりました
11:06人々は茶窯狸の芸を見ていると
11:10身も心も浮かれ
11:12嫌なこともすっかり忘れて大笑い
11:16いつの間にかふくぶくしい気持ちになってくるのでした
11:21笑う角には福来たる
11:25人々はこの茶窯狸が
11:28ふくぶくしい笑いをみんなに分け与えてくれるというので
11:33ぶんぶく茶窯と呼ぶようになりました
11:42そうしてめったに人の来なかった山奥のこの寺にも
11:48大勢の人が集まり
11:51明るい笑いが流れるようになりました
11:55そうしてその後もぶんぶく茶窯と
11:59和尚さん小僧さんは一緒に楽しく暮らしたそうです
12:30昔々のその昔
12:33あるところにおじいさんとおばあさんがありましたとさ
12:39おじいさんは山へ芝刈りに
12:42おばあさんは川へ洗濯に
12:46わあまり行きませんでした
12:48というのもおばあさんの方は働くことがあまり好きではな
12:53かったからです
12:54そのくせ欲深なおばあさんはいつももっと
12:58お金が欲しい欲しいと思っていましたから
13:02春が来ても夏が来ても山がもめじになっても雪が
13:07降っても
13:08もっと芝刈ってこいやとおじいさんをせきたてました
13:12ですから来る日も来る日もおじいさんは山へ芝刈り
13:16に出かけていきました
13:20そんなある日のことでした
13:23いつものようにおじいさんが芝を刈っておりますと
13:27芝よこせー芝よこせー
13:31という耳慣れる声が聞こえてくるではありませんか
13:35不思議に思ったおじいさんは声のする方に歩いて行って
13:39みました
13:40芝よこせー芝よこせー
13:43芝よこせー芝よこせー
13:48変な声はホラーなから聞こえてくるではありませんか
13:52芝よこせー芝よこせー
13:57するとあら不思議おじいさんの持っていた芝が
14:01スーッとそのホラーなに吸い込まれてしまいました
14:06芝よこせー芝よこせー
14:10おじいさんがまた芝を持ってくるとホラーなに
14:15スーッ
14:17もっとよこせー芝よこせーもっとよこせー芝よこ
14:22せー
14:23人の良いおじいさんは言われるままに前よりもっと
14:26たくさんの芝を持ってくると
14:29またスーッ
14:33すると突然パチパチパチパチパチ
14:35おじいさんが思わず穴を覗き込むと
14:39あらあらおじいさんまでスーッ
14:44裏穴の中は真っ赤な火の海
14:48ドスーッ
14:49転げ落ちたところもボウボウボウボウ火の海です
14:53前も後ろも火がボウボウ
14:58仕方なくおじいさんは奥の方へと進んでいきました
15:09しばらく行くと火の池がありました
15:12おじいさんは何があるか知りたくなって
15:15小舟を漕いで進んでいきました
15:22しばらく行くと今度は山がありました
15:25もちろんここも火の山です
15:27こうなりゃどこまでも行ってやれ
15:30火の山も越えました
15:36また行くと
15:40今度は火の御殿がありました
15:46ここでやめられるかい
15:48そんな気になっておじいさんは
15:51構わず御殿の中に入っていきました
15:57御殿の廊下を通ってずーっと行くと
16:01その一番奥に火の神様が座っていました
16:05火の神はおじいさんを見ると
16:11おじいよく来た
16:14さっきはしばをたくさんくれたな
16:16これはしばのお礼だ
16:18宝物だぞ
16:20持ってけや
16:24バサナが喜ぶじゃろう
16:25じいさんは筒を担いで我が家をさして急ぎました
16:35さて家へ帰って
16:38今日のことをおばあさんに残らず話して聞かせました
16:42横深なおばあさんは早く袋の中身が見たくて見
16:46たくて
16:47うずうずしました
16:50うーん
16:52おじいの話は長ったらしくて嫌いもん
16:55はよみよ
16:58開けてびっくり包みの中にはおかしな顔をした変な
17:02子供がいるではありませんか
17:05こんなみっともない子が火の神の宝物だと
17:09おばあさんはくんくん腹を立てましたが
17:12優しいおじいさんは結構満足でした
17:16そして火の神様からの授かり物だから
17:19火男という名をつけて可愛がりました
17:28欲張りなおばあさんはますます腹を立てておじいさん
17:32に当たり散らしました
17:37こんな薄みっともない子供顔も見とうないよ
17:41でもおじいさんは火男を大事に育てましたので
17:45幸せそうに黙ってへそばっかりいじくっていました
17:55夏が来ました
17:57夏が来ました
17:57けれどもなぜかこの子
18:00日がない一日座ったっきりでおへそばっかりいじ
18:04っているのです
18:05口を聞くでもなし
18:07外に出てよその子と遊ぶでもなし
18:10ただゴロゴロゴロゴロゴロ座ったり寝転んだりして
18:14やはり相も変わらずおへそばっかりいじくって
18:18おりました
18:19おへそが腫れるぞ
18:20じいさんが何度言っても聞きません
18:31ほれほれ言わんこっちゃない
18:33とうとう火男のおへそがもっこり腫れ上がってしまいました
18:37それを見ておばあさんはもうじき死ぬな
18:40ひひひひひひと笑いました
18:42おじいさんは火男は不便でなりません
18:46思わずキセルでポンと叩いてみました
18:49小判がポン
18:50いや、こりゃまたなんと出来のいい子なんじゃ
18:54欲張りばあさんは大喜び
18:57おじいさん、もう一度ポンとおへそを叩くと
19:00小判がポーン
19:02ありがたいや、まあ嬉しいや、しびれるわ
19:07それからは火男の腹たおへそをおじいさんは
19:10火に3度ずつ軽く競りで叩いてやりました
19:14すると1枚ずつ小判が飛び出して
19:17そのたびにおへそは少しずつ小さくなっていきました
19:21欲張りばあさんは大忙しです
19:23もっと出せ、もっと大きくなり
19:25おへそもっと出せ、もっと大きくなる
19:30火男のおへそから出た小判のおかげで
19:33おじいさんの家は大層な金持ちになりました
19:38それでもおじいさんは
19:40昼前に一度は山に行って
19:42火ばかりをしておりました
19:46ある日、おじいさんが出かけた留守に
19:50おばあさんがすごい顔して現れました
19:53これでぶん殴りゃ
19:55千両箱が飛び出すぞ
19:59待て待て待て待てほら待て待て待て
20:03てすばしっこい千両箱じゃ
20:06かくなる上は
20:09大きなキセルは氷男と一緒に
20:12かまどの中にどすん
20:14千両箱はまだか火や
20:16そのとたん
20:18火が吹き出しました
20:22火男は火になって
20:24火の神様のところに帰っていったのです
20:34おじいさんは大層を悲しみました
20:38何をしたらいいのかわからないほど悲しみました
20:46それからしばらくたつと
20:48おじいさんのうちからは
20:51トントン
20:55という音が日がな一日
20:57聞こえてくるようになりました
21:26毎日くだらないことばっかりして
21:28毎日くだらないことばっかりして
21:29毎日くだらないことばっかりして
21:29毎日くだらないことばっかりして
21:29毎日くだらないことばっかりして
21:29毎日くだらないことばっかりして
21:30おばあさんに怒鳴られながらも、おじいさんはかわ
21:34いいひおとこのお面をほっていたのです。
21:42ひおとこよ、おまえはここで火になってなくなったんじゃな。
21:47よし、いつまでもおまえをわすれんように火のそばにおま
21:52えの面をかけていくからな。
21:53ああ、そういうとひおとこそっくりのお面をかまどの
22:00そばの柱にかけてやりました。
22:12それから何年も月日がたちました。
22:17そしておじいさんもおばあさんもこの世にはいなくなりました。
22:22土地の人たちはおじいさんとおばあさんのことは忘れ
22:26ました。
22:27けれども、火おとこの面をかまどの前の柱にかけるという習
22:32わしは、この土地に長く続きました。
22:35そして、火おとこという呼び名もいつか火おとこ、ひょっとこと
22:41変わって、
22:43今のあのお祭りのときに使うひょっとこの面になったということ
22:46です。
23:08ご視聴ありがとうございました。
23:41ご視聴ありがとうございました。
23:51みんなで仲良くぼちゃぼちゃお風呂
23:56あったかい布団で眠るんだろうな
24:00ぼくも帰ろう、うちへ帰ろう
24:04でん、でん、でん、でん、ぐり返ってバイバイバイ
24:08ご視聴ありがとうございました。
24:11ご視聴ありがとうございました。
24:14ご視聴ありがとうございました。
コメント

お勧め