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  • 7 時間前

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ショート
トランスクリプション
00:02追跡 平成女の大事件
00:10今明かされる日本を震撼させた あの女たちの素顔
00:16独占スクープ第2弾
00:20内縁の夫に20年間洗脳され続けた 一人の女
00:27なぜ女は自分の親兄弟を監禁虐待し おぞましい
00:33殺人事件を犯したのか
00:37現場となっていたマンションに住んでいた女性は 恐ろしい
00:41犯行の音を聞いていた
00:53海外旅行中のオーストラリアで突然逮捕され 10
00:58年半に及ぶ極中生活を送り続けた一人の女性
01:02一体彼女の身に何が
01:06極中日記を初公開
01:09早く帰りたい 早く帰りたい 今すぐ帰りたい
01:16さらに自らその全てを語った
01:20全くわけわからずに
01:2436から人事を奪われました
01:29そして人々の記憶に残る あの未開鉄事件の数々
01:3644人の命が犠牲となった 新宿歌舞伎町ビル火災
01:40事件
01:43ふくらはぎから血を流しながら あちらの方向に歩
01:46いていく男性の姿があったということです
01:51逃げた男の正体とは
01:55黒に近いグレーの人はいるんだけど証拠がないっていうのは聞
02:01いたことあります
02:07スーパー強盗殺人事件
02:10いわゆるスーパー南平事件
02:15見合わせた3人全員を次々と射殺して逃走するという
02:18大変凶悪な事件が起きて現場検証が行われてお
02:22ります
02:24犯人の目的は何だったのか
02:27明らかに撃ってすぐ逃げてるんです
02:30ものすごく素早く
02:34そして柴又女子大生放火殺人事件
02:40殺害された小林純子さんは21歳
02:442日後にアメリカ留学を控えていた
02:49純子の命は戻ってもう早く来ないですけどね
02:55いつでもやっぱり遺族が真実を知りたいんですよ
02:59残された家族の思い
03:02事件の真相を探った
03:06残虐のあまり封印された事件がある
03:12自らの家族を監禁し殺害してバラバラに
03:16その方法はメディアも触れられないほど異常で残虐な
03:22ものだった
03:24今から15年前の2002年
03:28監禁殺人容疑で逮捕された一人の女
03:33尾形純子受刑者
03:35当時40歳
03:39なんと家族6人を含む7人をマンションの一室で
03:44殺害しバラバラにして捨てたのだ
03:49後にこの事件は犯罪史上類を見ない凶悪事件として
03:53歴史に名を刻むことになる
03:59北九州連続監禁殺人事件
04:04事件が発覚したのは監禁されていた一人の少女が逃亡
04:08し警察に通報したのがきっかけだった
04:14その少女は当時17歳
04:16なぜか他人である純子と同居しその父親は殺された
04:22午前10時14分です
04:25捜査本部の捜査員が少女が監禁されていたアパート
04:30に段ボール箱を持って訪れました
04:34実は純子が逮捕されたその日一人の男も逮捕された
04:40松永太氏死刑囚当時40歳
04:45後に松永による純子への信じ難い洗脳が世間
04:50を震撼させることになる
04:56ノンフィクション作家の豊田正義さん
05:00豊田さんは77回に及ぶ後半を取材記事にしてきた
05:06完全黙秘だったんですよ
05:08鉄の女と言われて鉄
05:11鉄の仮面をかぶってるとか警察官が噂していたぐらい何に
05:16も喋らなかった
05:17ところがだんだんやっぱり罪の意識が深まっていって
05:20自分の父親は妹で自分の老い子女一個も殺してしま
05:28ったということ
05:29正直に話そうという気持ちになったということですね
05:33私が家族の殺害に関与しました
05:38死体をバラバラに解体したのも私です
05:42異様な監禁状態の中で純子は自分の親妹そして幼
05:49い老いや姉
05:50さらに少女の父親の殺害に関与した
05:56一人一人を殺害後遺体をバラバラに解体し
06:01刻んで捨てるという衝撃の手口だった
06:08なぜ純子は残虐な事件を犯したのか
06:12私たちは事件の舞台となった福岡県北九州市に向
06:18かった
06:23家族を含む7人の殺害に関与した尾形純子受刑
06:29
06:31その犯罪の舞台となったのは福岡県北九州市
06:36人口およそ95万人の工業都市だ
06:43事件現場となった5階建てマンションの住民に
06:47当時のことを知る人がいないか尋ねてみる
06:59こんにちは
07:02しかし誰一人答えてくれる人はいない
07:07純子とは一体どんな女だったのか
07:11私たちは純子の実家に向かった
07:17福岡県南部築後地方で生まれ育った純子
07:21実家は広大な土地を持つ資産家だった
07:27一度も実家を出ることなく地元の短大を卒業して
07:31幼稚園の先生になった
07:36純子を知るかつての友人に話を聞くことはできた
07:39
07:39カメラ取材はかなわなかった
07:43だがみな純子のことを口をそろえてこう語った
07:49真面目で地味
07:54人生の歯車が狂い始めたのは
07:56短大1年生の時にかかってきた一本の電話だった
08:03はい尾形でございます
08:05松永といいます覚えてる?
08:13電話の相手は高校の同級生だった松永太氏
08:20なんとなく松永の存在を覚えていた程度で
08:22言葉を交わしたことはなかった
08:27家の近くまで行くので会ってくれませんか?
08:32結局松永の誘いを断ることができず喫茶店で会う
08:37ことに
08:40さっそうと現れた松永はおしゃれな服を着こなし優
08:45しそうな笑顔を浮かべていた
09:16純子は18歳
09:19まだ男性との交際経験はなく
09:22松永が褒めれば褒めるほど
09:24純子は警戒心を強めていった
09:28この日は喫茶店を出てすぐに別れた
09:33再び2人が会ったのはおよそ1年後
09:37やはり松永からの電話だった
09:41久しぶりに会えませんか?
09:44しつこい松永の誘い
09:49今さ、すごい会社がいい感じになっちゃって
09:53この頃、松永は実家の布団販売店を継いでいた
09:59業績が上がり、歯振りが良いなど
10:01自慢話を次々と語った
10:04だが、恋愛感情のない純子はその話を淡々と聞くだけ
10:14当時、詐欺まがいの営業で布団販売をしていた松永
10:20高校からの付き合いで
10:22過去に松永から高価な布団を購入したという男性が
10:26その手口について初めて語った
10:30たぶんね、たぶん100万近くまであった人って思う俺は
10:35その時に色々説明されたとは今でもやっぱ覚えてるもん
10:39
10:39その時のやっぱりあいつの超絶さを
10:43ああ、こいつ商売人やれって思うほど
10:47これをね、この布団の中に引っ張り出してから
10:54この、あの繊維の中に一本一本が
10:57もう顕微鏡で見たら空洞になっとった
11:00これがね、妻に居がさんで、これがもう特許で、もう、その社員に
11:07対してもね、やっぱね、これ、こうして売らないかんって、やっぱりと
11:12は、みたいな、うん、商売的に相当うまくいきよって思った。
11:18さらにその1年後、純子は
11:21うん、松永と会う
11:24うん、うん
11:26すごい子供達が上がってるんですよ
11:28すごい楽しそう
11:29この時、幼稚園の先生として働いていた純子
11:34仕事の悩みを優しく聞いてくれる松永に、徐々に心を
11:39奪われていった
11:43そして、3回目に会ったこの夜、2人は一線を越えてしまう
11:52それまでに、男女関係の経験はありませんでした
11:57キスをしたのも、性交渉を持ったのも、松永が初めてです
12:05実はこの時、松永には妻がいた
12:09だが、純子は松永と大瀬を重ねた
12:14恋愛に溺れてはいけないと、自省はしていました
12:21不倫関係ですし、私はいずれは養子を迎えて、家を継が
12:27なければならないことも自覚していました
12:32でも、親が養子縁組した相手と結婚するまでに、一度くらい
12:38は恋愛経験をしてみたいという思いもありました
12:45松永に対する恋愛感情が、だんだん大きくなっていって、
12:51自精神が薄らいでいきました
12:56愛してるよ
13:00離婚が成立したら結婚してほしい
13:04俺が尾形家の養子に入る
13:08自分の人生が犠牲になっても、お前と結婚したい
13:17しかし、純子の両親は、不倫関係だった二人の交際を
13:22認めなかった
13:27だが、松永は純子の両親と何度も食事を重ね、得
13:33意の話術で純子への愛情を語った
13:36次第に純子の両親は、松永に好印象を抱くようにな
13:40っていく
13:43ついには、純子の母親が松永を気に入り、交際を応
13:48援するまでになった
13:53そして、わざわざ婚約確認書まで作成し、両親に渡した
14:07この直後から、松永と純子の関係に変化が
14:18俺は音楽の才能もあって、東京の事務所からスカウ
14:22トされたのに
14:23小畑に養子に入らないといけないから、断ったんだぞ
14:29松永は、ことあるごとに、純子が老い目を感じるような言
14:34葉を口走るようになる
14:37さらに、男友達の話をしただけで
14:42ちょっと待て、本当は諸女ではなかったんだろう、初めて寝たときの素
14:49振りは狂言だったんだろう、え、そんなことないわよ、俺をだまして
14:55いたんだな、だましてる?
14:58何かと、純子をきつく責めるようになっていく
15:01ちょっとじゃねえよ、言ってみろって言ってんだよ
15:04そして、暴言だけでなく
15:06時には、靴を脱いで頭を殴り
15:12時には、地図帳を束にして殴ることもあった
15:22さらに、純子の日記帳を読んでは
15:27これは誰だ?
15:29それは、同級戦だ
15:30これはどういう意味だ?
15:37これだけの暴言と暴力を受けながら
15:40なぜ、純子は、松永から逃げようとしなかったのか
15:48これは誰だ?
15:50それは、同級戦だ
15:51これはどういう意味だ?
15:58松永からの必要な暴言と暴力で追い詰められていく
16:02純子
16:04なぜ逃げなかったのか?
16:06最初は自分自身には暴力を受けるような貧困の悪さ
16:12はないと思っていました
16:17でも何度も同じ質問を受けるうちに自分は間違ってる
16:22かもしれないと思うようになりました
16:26当時は、私が悪いと思い詰めていました
16:33どうしたら信用してもらえるのか教えて
16:38どんなことでも、あなたの言う通りにするから
16:44そんなに俺を愛していて信用してほしいんだったら
16:49お前の体に太子という印を入れても平気だろ?
16:54それぐらいできるだろ?
17:02松永は、純子の胸に煙草の火を近づけ
17:07太子と自分の名前を書いた
17:14だが愛の証しは焼き印だけでは許されなかった
17:21太ももには松永の手で入れ墨を入れられ
17:26そして
17:29なんとかして松永に自分を信用してもらいたい
17:34自分が松永に信頼してもらえないのは
17:38自分が悪いからだと思うようになりました
17:44松永と不倫関係になっておよそ3年
17:49純子は幼稚園を辞め
17:51住み込みで松永の会社を手伝うようになっていた
17:57松永は普段会社でどんな様子だったのか
18:02私たちは松永の会社に出入りしていた友人に話を聞
18:07くことができた
18:10従業員の人たちというのはもう完全に松永の奴隷みたいな感じ
18:15
18:15松永君が席を外す
18:18その時でも直立不動でいる
18:22トイレから帰ってきてても直立不動でおしもりを
18:26果たす
18:26普通の関係じゃないやっぱり
18:31さらに当時松永の会社で働いていた元社員が当時
18:37のことを話してくれた
18:41インタビュー中松永から受けた暴力の傷跡を見せて
18:46くれた
18:48そしてその暴力の方法について語り始めた
18:56最初は銅線だけ出して両方に合ってるという形だけど
19:03そのうち進化してこの辺に銅線を巻く
19:10で片っぽ巻いて片っぽいろんなところに接触させるということで
19:19で自分が火傷したのもその巻かれたことによって
19:23肉の銭で落とすと熱がしますからそれで
19:29通電の衝撃っていうのはどういう感じだったですか?
19:36そうですね
19:36レスク言うと稲妻が頭打ったりして
19:43目から火花出るとかいう人があるでしょ
19:46あんな感じです
19:48逃げ出さなかったら何がなんででしょうかね
19:58逃げ出してもしょうもないということもあるね
20:02ここで逃げ出したら時々親の方に請求行くだろう
20:08松永の機嫌次第で行われる虐待通電は売り上げ
20:14の成績が悪いなど松永の機嫌を損ねた社員に
20:18対して行われた
20:22おいなんで売れねえんだよ
20:26ほらほらやれやれやれやれやれやれ
20:29社員は通電から身を守るため同僚の失敗を松永に
20:35報告するようになった
20:42やがて多くの社員が暴力に耐えきれず逃げ出
20:46し売り上げも自利品になっていった
20:50この頃同じように暴力を受けていた松永の妻が被害届を
20:55提出し離婚が成立
20:58純子は内縁の妻となった
21:05会社が傾き始めると松永と純子は知り合いやその
21:10親戚から金を騙し取るようになる
21:13そして2人は詐欺と脅迫容疑で指名手配
21:21純子が妊娠に気づいたのはちょうどその頃だった
21:30脅迫と詐欺容疑で指名手配された松永と純子
21:35純子が妊娠に気づいたのはちょうどその頃
21:40松永は下ろすことを勧めたが純子は逃亡先で出
21:45産した
21:47子供が生まれたことで自首をして身を潔白にしたいという
21:53気持ちより
21:55松永と一緒に自公まで逃げ続けようという気持ちの方
22:00が強くなりました
22:05松永と純子が身を潜めたのは北九州市の小倉
22:14まず2人に必要だったのは生活をしていくための金
22:22実は松永の暴力について語ってくれたこの元社員が金
22:28鶴にされたという
22:46元社員の妻が見せてくれた金鶴の証拠
22:51それは元社員の母親が検察に提出したこれらの書類
23:00中からは松永の判が押された手形が何枚も出てきた
23:10さらにノートには母親が元社員に送金した金額も詳
23:16細に記録されていた
23:22息子交通事故で支払いのため200万借用
23:32消費者金融より400万借用松永太氏手形
23:40元社員の母親が松永に支払った総額はなんと1億
23:464000万円を超えていた
23:48検察庁の人が言うのにはこの家に何で1億という金が
23:53あるんですかってそこが疑問だったらしいですよ
23:56お父さんがちょうど亡くなってるんですよね
24:01それの保険金とか貯めてあったお金があったわけですね
24:08全てをむしり取られた元社員
24:13彼は潜伏先の小倉から隙を見て松永から逃れた
24:23松永は次のターゲットに近づいた
24:26初めまして宮崎と申します
24:31コンピューター技術しております
24:33コンピューターですかはい
24:35目をつけたのは小倉のマンションを仲介してくれた
24:39不動産会社の営業マン山川さん
24:43松永とない年の31歳だった
24:47純子から投資話が好きだという報告を受けて
24:51松永は動いた
24:55私はコンピューターさっぱりで
24:56松永は偽名を使い一流メーカーで働く優秀な
25:02エンジニアを演じた
25:04そして
25:04それで一緒に競馬予想会社は始めませんか
25:09ホワード人ですか
25:10山川さんは松永の競馬で儲けようという誘いに飛びつ
25:15
25:15最新式のコンピューターの購入まで引き受けた
25:20松永に取り込まれた山川さんは
25:238歳の娘を連れ
25:25彼らと共同生活を始める
25:29そして後に殺害されることになるのだ
25:34実は山川さんには内縁の妻がいた
25:38ある日突然山川さんが娘を連れて出て行ったという
25:442人が犯人になるような分からないことです
25:50ただ何か物腰が柔らかいし
25:54上手く人とはね
25:56女の人も子供を連れてたから
26:02優しそうな感じで
26:06ねえただ
26:09今考えたらあの2人が生きてから
26:14帰ってこない
26:15顔色が悪いな
26:16朝帰り
26:17そのたんびに毎日
26:20あの男に相談してから
26:22いやこんなんですよ
26:24あんなんですよって
26:25なんでそこで気がつかなかったのか
26:27そこがもう悔やんでからね
26:32今も考えたら何か自分が情けないっていうか
26:46山川さんの金が尽きると松永は氷変
26:51金の工面ができなくなると
26:52用なしとばかりに通電などの虐待を続けた
27:01山川さんは次第に衰弱
27:04共同生活を始めて
27:061年4ヶ月後に死亡した
27:11死因は多臓器不全
27:14去年34
27:21遺体は純子に始末させた
27:25バラバラに解体し
27:28刻んで捨てる
27:34当時真下の部屋に住んでいたという女性は
27:38一日中
27:39不気味な音を聞いていた
27:50残虐な事件現場となったマンションで
27:53真下の部屋に住んでいた女性が
27:55当時の様子を語ってくれた
27:58ノコギリの音がね
28:00してたのをね
28:03そう
28:03もう一日でしてたんですよ
28:06ノコギリの音が
28:08私はもう真下だから
28:10いつも聞こえる
28:12すごい音が
28:14だからああ
28:15この人を触れる人はね
28:18木工関係の仕事でね
28:23あのどうしても夜中もねあのノコギリを見て気を切ってる
28:27と思ってたから私はそういうふうに思ってたのか
28:34松永は遺体遺棄について法廷で堂々とこう語った
28:40私は解体の企画構成に関わりプロデュースしました
28:46設計師がビルを建てるのと同じですよ
28:52私の解体方法はオリジナルです
28:58魚料理の本を読み応用し
29:02佃煮を作る要領でやりました
29:07この法廷を見続けたノンフィクション作家の豊田さん
29:10
29:11その異様さをこう語った
29:15松永はね法廷の態度がひどかったですね
29:19なんか自分なんかもう
29:22とにかく漫談のようにしてね
29:25冗談めかしたような話をね
29:27証言台でペラペラ喋るわけですよ
29:31非常に不謹慎なんですけど
29:33傍聴席で笑う人も多かったわけです
29:35松永の話につられてね
29:36思わず吹き出してしまうっていう
29:38そのぐらいなんか話を面白おかしくストーリーを作り上げ
29:41てね
29:42自分は何も責任がない
29:45ただふっと冷めると
29:47それはもう死刑判決になるかもしれない
29:50凶悪殺人鬼だわけですよ
29:52そのギャップったら
29:53本当に寒々しいものがありましたよね
29:58松永という男は
29:59一体どんな人物なのか
30:02私たちは
30:03彼が育った町へ向かった
30:08福岡県の南部に位置する
30:10柳川市
30:13水の都と呼ばれる観光の町だ
30:18松永は7歳の時に
30:21父親の実家があるこの柳川に越してきた
30:27実家の周辺を聞き込むと
30:29小学校の卒業アルバムを入手することができた
30:33そこにはまだあどけない松永の姿が
30:38そして私たちは松永の小学校時代のクラスメイトを
30:42訪ね
30:42話を聞いた
30:45今初めて語られる松永の人物像とは
31:18どちらかというとリーダーシップを取りたがる
31:19大臣とか国にも出てた可能性があると思いますね
31:29さらに私たちは中学校の卒業アルバムを入手
31:35大人びた表情を見せる松永
31:38人の上に立つことが好きで
31:40中学では風紀委員
31:45そして卒業アルバムの委員も務めていた
32:00金づるの山川さんを失った松永
32:04次のターゲットは
32:05なんと純子の実家だった
32:29純子は何かと理由をつけては
32:32母親に仕送りをせびり
32:351500万円を超える送金をしてもらう
32:37送ってもらえると嬉しいんだけど
32:41しかし母親のたくわいがそこをつくと
32:45お前はこの逃走生活に何の貢献もしてない
32:50150万円作って俺に渡せ
32:53切羽詰まった純子はある場所へと向かう
32:59大分県の一大温泉地 湯風井
33:04純子はここで金を稼ごうとした
33:09私たちは純子が働いていた
33:12スナックサザンカのママに会うことができた
33:17秀子さん74歳
33:20地元では知らない人はいないベテランママだ
33:25純子が訪ねてきたのはちょうど人手が足りない時だった
33:29という
33:30何かね何か事情があって住み込みで働きたいって言って
33:35きましたね
33:37そこから深い話はまではしなかったんですか
33:43だからあんまりね追求するのもやっぱこういうとこ来る方は
33:47ね何かあるんだろうなと思って
33:48第一印象ってどうでしたか
33:51第一印象はね暗い子
33:56何か影があるような明るさだけに全くない
34:03とにかくお洋服も暗いし全体が暗い
34:07お化粧もないしね
34:09暗いけども何か賢いのを何か秘めてるから
34:22住み込みで働くことになった純子
34:25早速金を稼ぐためにその夜から店に立った
34:32ところが松永は純子が逃げたと思い込み
34:36猛烈な怒りをため込んでいた
34:39そして純子を連れ戻すために芝居を打つことを考える
34:46お姉ちゃん
34:48松永さんが再開橋から飛び降りて亡くなった
34:54松永さんが殺すのは本当だ
34:58とにかくすぐに帰ってきなさい
35:01そして純子はたった6日で
35:03由布院から姿を消した
35:07次の朝起きたらもういないで
35:10そこの角にお手紙があって
35:12突然ですが
35:14本当にいろいろみんなにすいはずにしていただいて
35:19ママさんにも優しくしていただいて
35:24嬉しいかと思って
35:25このボーンは一生忘れません
35:27突然父が亡くなりまして
35:31帰らせていただきますみたいな
35:34実は純子が由布院に行ってすぐに
35:37松永は純子の家族を呼び出して
35:40山川さんを殺害したのは純子であると嘘をついた
35:44殺害の主犯は純子なんだよ
35:48え?
35:50家族は松永の話を聞くうちに
35:54純子が一人で勝手に逃げ出したと思うようになった
35:59今まで多額の仕送りをした上に
36:01山川さんを殺し
36:03一家を窮地に追い込んだ純子に
36:05怒りを覚えた
36:08そこで家族は
36:09松永の偽葬儀の芝居に協力したのだ
36:18小倉に戻った純子を待っていたのは
36:21両親と妹
36:23マンションの和室に入ると
36:25線香の香りが漂い
36:27テーブルに作られた祭壇には
36:30松永の家が置かれていた
36:36衣装を呼びなさい
36:41父に促されて読んだ遺書には
36:44こう綴られていた
36:49これからのことをよろしく頼む
36:52徹也さんを殺したこともバレないように
36:54きちんと言ってくれ
36:57純子はその遺書で松永の死を信じた
37:03そして読み終える頃には
37:05自分が由布院に行ったことで
37:07松永を孤独にし
37:08追い詰めてしまったという
37:10罪悪感に駆られていた
37:15その時だった
37:22松永の号令で
37:26家族が一斉に純子を抑え込む
37:39実はそのあたりから記憶がはっきりとしないのです
37:45その時
37:47松永や家族から何をされたのか覚えていません
37:54必要な通電や暴力
37:57その後
37:58松永から逃げようという気持ちは
38:00起こりませんでした
38:04この純子の由布院行きが
38:06一家の地獄の始まりでもあった
38:10まず両親と妹が
38:11頻繁に松永から
38:13小倉のマンションに呼び出されるようになる
38:17ついには
38:18元警察官だった
38:19妹の夫まで
38:21松永に取り込まれ
38:23総勢9人の
38:24同居生活が始まったのだ
38:31殺人者である純子の面倒見るには
38:33金が必要なんだよ
38:34金が
38:36松永は
38:37純子の逃走代金として
38:39尾形一家に多額の金を請求
38:44一家は
38:45土地を担保に
38:463000万円を借金して金を苦免するなど
38:49総額で
38:516300万円を松永に支払った
38:59松永から数千万単位のお金を要求され
39:03どうやって金を作るのか結論を出せと指示されていました
39:09全て私絡みの理由でした
39:12今までの迷惑料
39:15私の行動に関する保証金などでした
39:20そして
39:21金鶴としての利用価値がなくなると
39:24松永の家族に対する虐待はエスカレート
39:31狭いマンションでの共同生活には
39:33松永が作った独自のルールがあった
39:45食事は1日1回飲み
39:49コップ1杯の水を飲む自由さえ奪われた
39:57このルールを少しでも侵すと
39:59通電や殴る蹴るの暴行が続く
40:10そして松永の上等手段が
40:12その時々で変わる家族のランク付け
40:16こうすることで家族一人一人に敵対心が生まれる
40:22睡眠や排泄などの生理現象も
40:25全て松永に支配される
40:31一日中立たされることが多かった
40:40逃げ場のない異様な環境で
40:42松永と緒方一家の
40:45王様と奴隷のような関係が続いた
40:50父はもうこうなったら
40:55松永さんにぶら下がって生きていくしかありません
40:59と話していたことを覚えています
41:06そして松永はついに
41:09尾形家の命を一人一人奪っていくことになる
41:14最初のターゲットは
41:16父親の利尾さんだった
41:25松永はついに
41:26尾形家の一人一人の命を奪っていくことになる
41:31最初のターゲットは
41:33純子の父親の利尾さんだった
41:48通電する役が純子に変わった時
41:51予想外のことが起きた
41:54純子の通電で
41:56徳尾さんが前鏡に倒れ
41:59そのまま息を引き取ったのだ
42:04純子は松永の指示で
42:06父親の遺体をバラバラに解体
42:10刻んで捨てた
42:14それからおよそ半月経った頃
42:17夫を亡くしたショックや
42:19度重なる通電で
42:21母親のひろこさんが
42:23寄生を発するようになった
42:31通報されて困るのは
42:32俺じゃないから
42:34お前たちだから
42:35お前たちで何とかしろや
42:38松永に迷惑をかけるのを避けなければ
42:41そう考えた純子は
42:42どこか
42:44部屋を借りて住まわせます
42:47は?
42:50外見なしでひろこが余計なこと喋ったら
42:52どうすんだよ
42:54部屋を借りるにしても
42:55金がかかるだろ金が
42:59松永は純子の提案を
43:01ことごとく拒否する
43:03持ってくんだ
43:04うん?
43:09あと1時間以内に結論出せ
43:15金を貸してやってもいいぞ
43:18松永の
43:19金を貸してやってもいいという言葉で
43:23母を殺せと言っているのか
43:29と思いました
43:32父の解体の時も
43:35金は貸してやると言われて
43:39解体道具を買うお金の
43:41借用証書を書きましたから
43:47母ひろこさんは
43:48山川さんや
43:50
43:50土生さんとは違い
43:52家族の意思によって
43:53殺された
43:59そして
44:00これまでと同様に
44:01遺体は解体され
44:03捨てられた
44:07ひろこさんの死から
44:0820日後
44:09今度は妹の
44:11由美子さんが
44:12
44:12直樹さんの手によって
44:14考察された
44:17その2ヶ月後には
44:18直樹さんが
44:20通電などの虐待によって
44:22衰弱し
44:23翌月
44:24翌々月には
44:26老いと命も
44:27考察された
44:29
44:29土生さんに始まり
44:30たった半年で
44:32家族6人が
44:33この世から去った
44:37次に殺されるのは
44:38自分かなと
44:41いつも感じていました
44:46一家が殺害され
44:47マンションに残ったのは
44:49松永と純子
44:51そして
44:52最初の犠牲者となった
44:53山川さんの
44:55一人娘
44:58この少女が逃げ出したことで
45:00事件はようやく発覚した
45:047人が殺害されて
45:05実に4年も経っていた
45:09そして
45:10判決の日
45:142人に死刑が言い渡されました
45:15午後16時17分
45:17松永尾形両被告に
45:19死刑が言い渡されました
45:22純子は罪を認めたが
45:24松永は
45:25法廷で
45:26高層だと叫んだという
45:30判決の後
45:31松永は
45:32拘束から
45:33友人に手紙を送っている
45:37昔の思い出
45:38昔の自慢話
45:43もう
45:46もう
45:47なんか
45:48そこに
45:49ギャグやら入ってるわけですよ
45:51ギャグ
45:51ギャグ?
45:52うん
45:52話の途中に
45:54なんちゃってみたいな
45:58ほんと
45:59ふざけた
46:00手紙の内容ですよ
46:01もう
46:03これは楽しかったな
46:04無敵ものやったもんな
46:06とか言って
46:09もう
46:10その手紙を見てやっぱ
46:12こう
46:13無視図が走る
46:14中間
46:14もう
46:17こう
46:18人間家
46:19焦げる
46:19ふざけたこと
46:20手食ってやろうかな
46:21と思ってからね
46:24結局
46:25最高裁で
46:26松永の上告は
46:28棄却され
46:29死刑が確定
46:33純子は
46:33暴力による影響で
46:35松永に逆らえなかったとして
46:37無期懲役
46:39異例の原型となった
46:45ノンフィクション作家の豊田さんは
46:47純子と数十回にわたり
46:49手紙のやり取りをしていた
46:52今回
46:53純子から届いた手紙を
46:54見せてくれた
46:59毎回
46:59手紙は美しい文字で
47:01相手を気遣う文章から始まっていた
47:07そして
47:08正直な思いを
47:09こう綴っていた
47:12ようやく松永から離れることができ
47:16自分らしく生きる時を与えてもらったことへの感謝もあります
47:21だから
47:22神父な言葉と思われるかもしれませんが
47:26私は
47:27自分の人生を生きてみたい
47:29ご視聴ありがとうございました
47:33ご視聴ありがとうございました
47:33ご視聴ありがとうございました

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