- 6 週間前
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ショートトランスクリプション
00:00今回の昔懐かしテレビ欄はザハングマンをご紹介します
00:05動画後半では屈指の人気回
00:07さらばブラック怒りの爆心を合わせてご紹介します
00:11テレビ欄は放映当時のテレビ欄の4月10日の夜9時台をピックアップします
00:16日本テレビは金ちゃんのチャーンと考えてみてね
00:20TBSではドラマ玉ねぎむいたら
00:23富士テレビでは映画クモキリニザエモンの放送
00:27テレビ朝日ではザハングマン
00:30テレビ東京では金曜スペシャルを放送していました
00:33なおこちらは当時のテレビ欄から番組をピックアップし
00:38当時の懐かしいCMなども織り混ぜながらご紹介するチャンネルです
00:42幅広い時代を取り上げていきますので
00:45ぜひチャンネル登録高評価での応援をお待ちしております
00:49それでは早速参りましょう
00:51昔懐かしテレビ欄
00:57ザハングマン
01:00法の追求を巧みにかわす悪党たちに怒りの制裁を加え
01:05社会的に死にいたらしめる死刑執行人である
01:09顔を変え
01:11指紋を消し
01:13戸籍を抹消した人間たち
01:16命の代償は莫大な収入と限りない孤独だけである
01:21昭和55年
01:22テレビの世界に殺草と現れた
01:25ザハングマン
01:26当時朝日放送の看板番組として
01:30必殺シリーズと肩を並べる人気を誇りました
01:33法の網を巧みに飼いくぐり
01:36善良な市民を食い物にする悪党に
01:39社会的制裁を加える
01:41そんな秘密組織
01:42ハングマンの活躍を描いた物語です
01:45コーナー1
01:46ハングマンの原点と制作背景
01:49ザハングマンは必殺シリーズの現代版とも呼ばれました
01:54しかし大きな違いがあります
01:57まず人を殺さないこと
01:59そして頼まれ仕事ではないこと
02:02頼まれなくても
02:04ゴッドの指令によって正義の裁きを下すという点が
02:07従来の依頼型必殺シリーズとは全く違うのです
02:11制作には山内久志さんが制作総指揮として関わり
02:16必殺シリーズをはじめ数々の名作のノウハウを生かしました
02:20脚本は巧みに練り込まれ
02:22同じ手は二度と使わない斬新なトリックが視聴者を引き込みました
02:27ラストのハンギングは
02:29悪人の社会的生命を生きながらにして抹殺する
02:33視覚的な迫力ではなく
02:35心理的な痛快さで見せる工夫が随所に散りばめられています
02:39タイトルは当初
02:40影の警察東京秘密司令という暗い課題が付けられていましたが
02:45放送開始にあたり
02:47ハングマン燃える事件簿と解消
02:50ゴッドの存在感
02:52男の世界のハードボイルド感を前面に押し出したネーミングで
02:56視聴者を強く引きつけました
02:59コーナーにキャラクター紹介
03:01狩猟ゴッド上嶋大蔵
03:04山村さとしさん
03:06ゴッドこと上嶋大蔵は
03:08ハングマンの狩猟であり
03:10全ての指令を下す人物です
03:13元国家機密の中心的人物で
03:16治安当局の最高責任者など
03:18機関の中枢と繋がりを持つ人物と想像されますが
03:22真の正体は謎に包まれています
03:25法の盲点を突き
03:27悪事を重ねる容量の良い悪人たちの
03:29悪人たちのはびこるこの世の中には
03:31民主警察のその破れ目を作ろう
03:34影の強力な組織が必要であると考えた上嶋は
03:38警察組織の中から6人を選び出し
03:41ハングマンを結成しました
03:43ゴッドという名前の由来も
03:45ハングマン創始者である彼の立場と
03:48名字を引っ掛けたものであると言えます
03:50冷静沈着で影から組織を統括する一方
03:53メンバーの個々の事情にも
03:56目を配る人間味も持ち合わせています
03:58メンバーの報酬となる年報3000万円は
04:01彼が出しています
04:02西新宿の高層ビルの一室に事務所を構えています
04:06組織の維持と掟の優先を胸とし
04:09ハングマンは死人である以上
04:12人間的感情を持ってはならない
04:14とメンバーを常に戒めています
04:16演じる山村さとしさんは
04:18必殺シリーズ第一作
04:20必殺仕掛け人
04:22でも元締めを演じており
04:24その風格はそのままゴッドに引き継がれました
04:27ハングマンたちは死人として生きることを
04:30強いられますが
04:31ゴッドはその掟を常に守らせつつも
04:34必要に応じてメンバーに配慮する
04:37その姿勢が組織の信頼を支えています
04:40ブラック
04:41林隆三さん
04:43ハングマン結成当初のリーダー
04:46ブラック
04:47かつては警視庁の刑事で
04:49妹が引き逃げ事故に遭い
04:51植物人間になってしまいます
04:53犯人として正解の大物を追求していましたが
04:57上からの圧力で捜査は中止
05:00妹の莫大な治療費に頭を悩ませ
05:03犯人も逮捕できないという苛立ちから
05:06刑事という職業に嫌気がさし
05:09戸場に潜入し射殺されたという偽装師により
05:12ハングマン第6号として生まれ変わります
05:15コードネームは愛車黒塗りのボンゴに由来しています
05:19学識も豊かで学生時代はバンド活動に打ち込み
05:23ピアノやハーモニカの腕も持つ多彩な人物です
05:27妹のために動く情の深さが時にハングマンの掟とぶつかることもあります
05:32第25話では病院が内緒で妹の臓器を売りさばき
05:38莫大な金を得ていることを知ったブラックは
05:41怒りのままに単独捜査を行い
05:43敵の手に捕まりハングマンをおびき寄せるために爆死させられました
05:48彼の死はハングマンの物語に深い影を落としました
05:52マイト黒沢俊夫さんかつては城北署の刑事でしたが
05:58妻子を強盗で失い正義感が暴走気味になったことから免職
06:03退職を狙って待ち受けていた
06:05殺し屋に奮したバイクとドラゴンに偽装殺害され
06:09犯罪に対する憎悪を胸にハングマン第5号として生まれ変わりました
06:14愛用のダイナマイトや抜群の運動神経を武器に
06:19敵を心理的に追い詰める戦法を得意とします
06:22自身のことをぼくちゃんなどと言い
06:25大勢の敵の前でも一見アドリブとも思えそうな冗談を言う余裕は何とも言えず
06:30視聴者を楽しませてくれました
06:32また自らの魅力を駆使した情報収集の技術も持ち
06:38任務遂行の幅を広げています
06:40ブラックの死後
06:42ハングマンのリーダーとして組織を率い
06:44冷静さと熱さを兼ね備えた存在となりました
06:48パン
06:50植木ひとしさん
06:51人情深い高難所の元刑事で
06:54借金返済のためにハングマン第3号として加入
06:58妻子を支えつつ
07:00整形後はコードネームパンとして再生
07:03人情家の性格はハングマンとしての活動にも表れ
07:07時には自らの首を絞める結果に
07:10趣味はパチンコ
07:12年齢は46歳と最年長であり
07:15親父と呼ばれることもあります
07:17最終話では海外逃亡の誘いを断り
07:21戸籍を購入して日本に留まる選択をしました
07:25ベニー
07:26阿部静江さん
07:28ベニーは元警視庁指令室勤務の婦人警官としての経歴を持ち
07:33婚姻の恋人が手形詐欺を起こし一緒に逃亡しますが
07:37逃亡先の伊豆の別荘での侵入を計画しますが
07:41恋人が一人で自殺
07:43後を追って自殺しようとしていたところをゴッドに説得され
07:47神獣師を偽装
07:49ハングマン第4号として
07:51ゴッドの秘書権連絡係を務めます
07:54第13話で壮絶な死を遂げました
07:57タミー
07:58夏木陽子さん
08:00警視庁捜査第三課出身ですり取締担当
08:04潜入捜査に長ける美貌の持ち主
08:07彼女もまた偽装師によって
08:09ハングマンに生まれ変わり
08:11組織の重要な戦力として活躍しました
08:14バイク
08:15枷真一さん
08:17ハングマン第2号
08:19バイクを狩る追跡の名手
08:21元極東署刑事
08:23血の気が多すぎたため
08:25刑事としては問題を起こし気味でした
08:27強盗を追跡中に偽装殉食し
08:31ハングマン2号となります
08:33第25話でブラックを助けるために
08:35壮絶な最後を迎えます
08:37ドラゴン
08:38ディオンダムさん
08:40ハングマン第1号
08:42香港警察出身
08:44麻薬組織の内定中に国外追放となり
08:47無国籍状態の中ゴッドに誘われ加入
08:51第8話で敵に捕らえられ
08:53逃走時に崖から落ちて負傷したため
08:56香港へ帰国したが
08:58第22話でゴッドの指令により
09:00ハングマンに復帰します
09:02ジャガー
09:03ジャガーゴースンさん
09:04ハングマン第7号
09:06元香港警察の狙撃隊員
09:09暴力団との銃撃戦で市民を誤射した過去を持つ
09:13ドラゴンの公認として日本に来日
09:16当初は敵型の殺し屋と思われていましたが
09:19ゴッドの命令で潜入捜査をしていたことが判明
09:23香港警察の復帰要請により
09:26第22話の捜査開始直前に帰国
09:29デジコン
09:31名高達郎さん
09:33元科学捜査研究所員
09:35ブラックとバイクの死後
09:37戦力補強としてゴッドにスカウトされる
09:40整形により顔が大きく変わり
09:42頭脳派としてデータ分析や科学分析で組織を支えます
09:47コーナー3
09:48ハンギング
09:52ハングマン最大の見せ場といえば
09:54悪人に社会的制裁を加えるハンギングです
09:58これは必殺シリーズにおける殺しに相当するシーンであり
10:03毎回視聴者を最も楽しませたポイントでした
10:06直接的に命を奪うのではなく
10:09悪人の悪事を白術のもとにさらし
10:12社会的に抹殺する
10:14その方法は実に多彩で
10:16しかも同じ手段は二度と使われません
10:19ある時は大勢の人々が見ている前で
10:23体中に漆を塗られ
10:25またある時は口にダイナマイトを加えさせられ
10:29爆発寸前の恐怖の中で罪を白状させられる悪人
10:33必殺シリーズが鮮やかな一撃で幕を閉じるのに対し
10:38ハングマンは社会的に吊るすという残酷な心理戦
10:43格闘たちは命は助かっても
10:45信用・地位・財産をすべて失い
10:49人としての居場所を完全に奪われてしまいます
10:52この生きながらの死が
10:54当時のテレビドラマにはなかった
10:56斬新なカタルシスを生み出しました
10:58そしてこの演出は単なる見せ場ではなく
11:02シリーズ全体を貫くメッセージでもありました
11:06人は必ず社会の中で裁かれる
11:09この徹底したコンセプトが
11:11ハングマンを社会派ドラマとしても成立させていたのです
11:23絆は力
11:27お聖母はジャスコ
11:39開館12秒フラット
11:42コーナー4
11:4625話
11:47さらばブラック怒りの爆死
11:50紹介
11:51今回のテレビ欄の人は別日になりますが
11:54ハングマン初期組
11:56ブラックとバイクの最後の回をご紹介いたします
11:59では早速参りましょう
12:01花畑の中を走っているブラックの妹とブラック
12:05ブラックは整形しているので
12:08これは現実ではないことは分かっている視聴者
12:11ポニーちゃん
12:13待て
12:14ユキ
12:15アハハハ
12:16ユキ
12:17お前無理するんじゃないよ
12:19大丈夫よ
12:21アハハハハ
12:22ユキは治るのか
12:24大丈夫
12:25治ります
12:26という医者
12:28その言葉を聞いて嬉しそうに妹を見つめるブラック
12:32人工呼吸器をつけている妹
12:35病室のユキ
12:37ブラック
12:38医者
12:39眠っているブラックが悪夢にうなされている
12:44夢の中
12:45手がぬっと現れ
12:47呼吸器を外してしまう
12:49驚くブラックと
12:50医師
12:51呼吸器を外したのは看護師である
12:54誰なんだ
12:55と問うブラック
12:57と問うブラック
12:59と問うブラック
13:00人工呼吸器を外したのは二人の母親だった
13:02そんな状態のユキに払う金はないんだよ
13:04と喚き散らす母
13:05母さん
13:06ユキは母さんの産んだ娘じゃないか
13:09ユキは治るんだよ
13:11ユキだって
13:12ユキは俺の大事な妹だ
13:15母さん
13:16俺はシュンヤだ
13:18母さんの息子の続きシュンヤだ
13:20ハッハッハッ
13:21冗談言うんじゃないよ
13:23シユンやハトックの昔に死んでるんだよ
13:26何も言えず
13:28おののくブラック
13:29ポニーちゃん
13:31と苦しみ出す
13:32ユキ
13:33響き渡る母親の笑い声
13:35ハッハッハッハ
13:37貴様
13:38と笑い続ける母親に襲いかかろうとするが
13:42そこには見えない壁が
13:44クソー
13:46と見えない壁を叩き続ける夢の中のブラックと
13:50うなされているブラック
13:52ついに壁を打ち破って飛び込むブラック
13:56そして流される真っ赤な地
13:59やっと目覚めるブラックは
14:01ヨロヨロと立ち上がりカーテンを開ける
14:04そして顔を洗う
14:06鏡を見つめる
14:07事故の時に
14:09ユキがプレゼントでくれるはずだったネックレスを見つめるブラック
14:13おもむろに受話器を手にし
14:15ゴッドに電話をかける
14:17ゴッドですか?
14:18ブラックです
14:20そこで25話のタイトル
14:22さらばブラック
14:24怒りの爆死
14:25今回の仕事だが
14:27まずこの写真を見てくれ
14:29とゴッドは数枚の写真をテーブルの上に置き
14:32タミが割とハンサムじゃない?
14:35と言いながらそれを並べていく
14:38ボクちゃんよりちょっと落ちるけどね
14:41と軽口を言うまいと
14:43カシマヤスオと言って
14:45フリーのルポライターだ
14:47取材能力は一流
14:49最近も製材界にまたがるスキャンダルを追っていたんだが
14:533日ほど前突然行方不明になった
14:56誘拐されたんですか?
14:58と尋ねるパンに
15:00それを突き止めるのが君たちの仕事だよ
15:03と強めの言葉で返すゴッド
15:06早速4人でやってくれ
15:08え?
15:094人で?
15:10そうだ
15:11ブラックは今回抜けてもらった
15:14バイクは別の任務についてもらうからな
15:17ところ変わって良質
15:19どうですか?
15:21と聞くブラックに
15:22正直なところ
15:24何とも言えませんね
15:25と返す医者
15:27しかし先生
15:28この間来た時は
15:30ええ
15:31確かに少し良くなっているとは言いましたよ
15:35先生
15:36金なら何とか都合つけますから
15:39治療費の問題じゃありませんよ
15:41これ以上我々の手には負えないんです
15:44その医者からの言葉に
15:46がっくりうなだれるブラック
15:48どうすればいいんですか?
15:50うぅ
15:52回復する可能性があるとすれば
15:54方法はただ一つ
15:56患者を日本脳神経医療センターに移すことなんですよ
16:00脳神経医療センターというのはですね
16:02脳死した患者
16:04すなわち植物患者治療専門の医療センターなんです
16:09設備
16:10人材ともに世界のトップクラスの上に
16:13匿名の在海人によって設立された医療法人であって
16:17治療費はほとんど必要ありません
16:20カルテのコピーをお渡ししますから
16:22一度訪ねてご覧なさい
16:24その言葉通り
16:26ブラックは日本脳神経医療センターを訪れた
16:29なるほど
16:31患者さんのお兄さんの親友のあなたが
16:34治療費までもうお引き受けになられて
16:37彼女入院させてもらえますか
16:40当センターは脳死専門の医療センターですから
16:43内臓疾患のある方はお断りしています
16:47しかし
16:48鈴木さんにはこれといった機能症もないようですから
16:51別段問題はないでしょう
16:53そうですか
16:55よかった
16:56ありがとうございます
16:58と
16:59深々とお辞儀をするブラック
17:01お礼には及びません
17:03我々の使命ですから
17:05それじゃあ
17:06これを
17:07と
17:08差し出された書類を受け取るブラック
17:11患者さんをお預かりするには
17:13肉親の方の同意書が必要です
17:15えっ
17:16マジ
17:17というような顔で
17:18医者を見るブラック
17:20鈴木さんの場合は
17:22お母さんということになりますね
17:24自分が兄だと名乗り出られない苦悩にうつむいてしまうブラック
17:29ブラックの車を尾行しているバイク
17:32しばらく走り
17:33車が止まる
17:35バイクも降り
17:36車の方へ近寄る
17:38運転席にブラックの姿がない
17:40どうしたバイク
17:42と
17:43車の後方からやってくるブラック
17:45ブラック
17:47ゴッドの命令か
17:48ええ
17:49ハングマンの立場を逸脱することは阻止するようにと
17:53阻止
17:54ゴッドには話はつけたはずだぞ
17:57というブラックに銃を突きつけるバイク
18:00堀の中にでも入れておこうってのか
18:02さあ
18:03同意書を出してください
18:04同意書
18:05これが代わりにお袋さんに会ってきます
18:08まさかお前
18:10ええ
18:11センターでの話
18:13聞いちまったんですよ
18:14俺が行ったほうがスムーズに行くでしょう
18:17さあ
18:18早く
18:19と突きつけた銃でブラックを突く
18:21観念したように懐から同意書を取り出すブラック
18:25それをすっと奪い取るバイク
18:28バイク
18:29お前な
18:30じゃあ
18:32とバイクの方へ走りつつ
18:33あ
18:34ゴッドには内緒ですよ
18:36とバイクにまたがり走り去っていく
18:39ブラックの母親はヌード撮影会で金を稼いでいた
18:43早々に女の子を引き上げてしまい
18:46カメラマンたちは大ブーイング
18:49何言ってんだい
18:50あれくらいのお金で大きな口叩くんじゃないよ
18:54さあさあ帰った帰った
18:56と追い出しを始める
18:58また来てねー
19:00もう来ねーよ
19:02と吐き捨てる客にどうも毎度あり
19:05また来てねーとさらに追い立てていく
19:08まったくもう不景気な客ばっかりで嫌になっちゃうよと毒づく母親
19:13そこへバイクがやってくる
19:15あらいらっしゃいまし
19:18へへへ
19:19芸術作品
19:20それとも劇者
19:22僕の望みはあなたのサインですよ
19:25サイン
19:27はぁ
19:28やだね
19:29いくら娘でも他人も同じさ
19:31命拾いさせるために無駄金使うなんてまっぴらごめんさ
19:36無駄金
19:38そういうところはめんたま飛び出るほど金取られるんだろ
19:42それが普通の病院と違って治療費が必要ないんですよ
19:46ほんと
19:48喫茶店でやきもきしながら待っているブラックのもとへ
19:51バイクが同意書を持って現れる
19:54ブラック
19:55バッチリ
19:56最初は渋ったんですけどね
19:58金がかからないと分かると
20:00奪うようにそれを確認するブラック
20:03喜びを分かち合う二人
20:06そのころ
20:07マイトとドラゴンは調査を進めていた
20:10ここがかしまってトップ屋の持っていたマンションだ
20:13行こうか
20:14素早く静かに入り
20:16鍵を開けようとして
20:18先客がいることに気が付く
20:20中では二人の男が部屋中をひっくり返して
20:23やさがしをしていた
20:25あ、ありました
20:27なに?
20:28火星
20:29それはカセットレコーダーだった
20:31スイッチを押す
20:33もしもし
20:34先日ご注文のものが入りましたので
20:37早速お送りいたします
20:39間違いない
20:40かしまはこのテープレコーダーを使って盗聴していたんだ
20:44そこへご苦労さん
20:46おかげで手間が省けたよ
20:48と現れるマイトたち
20:50なんだお前たちは
20:51かしまのこういうだがね
20:53やつの仕事
20:55引き継ごうと思ってね
20:57とテープを渡せと手を差し出す
21:00襲いかかる男たち
21:02ドラゴンに数発食らうが倒れない
21:05君たちなかなかやるね
21:07ぼくちゃんたちも強いよ
21:09そして大乱闘の末
21:11レコーダーを手に入れるマイトたち
21:13最後にセンドAクラスのレバー1個
21:16はい
21:17もちろん航空便で
21:19到着後3日以内に振り込んでください
21:22それではまたありがとうございました
21:25なにこれ
21:26と気味悪がるドラゴン
21:29なんだってやつら
21:30こんなものを欲しがってるんだろうな
21:33パンも不思議がる
21:35俺が痛めつけたのに
21:36最後まで口をわらねえた
21:38背後にはよほどすごい奴がついてるな
21:41で、やつらは
21:43かしまの仕事場に縛り上げている
21:46軽く
21:47とにやりと笑うマイト
21:49軽くねー
21:50と笑うパン
21:52二人は逆さに軽く縛り上げられていた
21:55あっさりと抜け出した二人は
21:57車に乗り通そう
21:59それをタミーが車で尾行する
22:01車は海岸線を抜け
22:03どんどん郊外の人気のないところへと進んでいく
22:07そして大きな門の前で止まる
22:09自動で門が開き
22:11車はその中へ進んでいく
22:13再び門は自動で閉められた
22:16それを確認するタミー
22:18マイト
22:19こちらタミー
22:21あの二人の背後にいる人物を突き止めたわ
22:24誰だい?
22:25助川豪造
22:27助川
22:28かつては右翼崩れの総会や
22:31今では製材界の闇将軍と呼ばれている
22:34あの男よ
22:36トップや風情に遅れをとるとは
22:38だらしがなさすぎる
22:40この始末どうつけるんだ
22:42と怒っている助川の配下
22:44それを聞いていた助川はゆっくりと立ち上がり歩き出す
22:48ですから
22:50早急に彼らの居所を突き止めまして
22:53テープは必ず処分いたします
22:55テープの話ではない
22:57私が聞いているのは
22:59君たちの責任の取り方だ
23:01それは
23:02いかようにも
23:04会長にお任せします
23:06それでは消えてもらおう
23:08消えるとおっしゃいますと
23:10自殺ですか?
23:11バカな
23:12私はそれほど非常な男じゃないよ
23:15ほとぼりが冷めるまで屋外に出ておくんだな
23:19わかりました
23:20それでは失礼します
23:22と深々と礼をし去っていく二人
23:25助川はドアが閉まるのを確認し
23:28非常に始末しろと告げる
23:30そして鹿島とかいうルポライターも
23:33災いは根本から立つに限ると非常に言い放つのだった
23:37承知しました
23:39早速手配します
23:41と配下の男は言う
23:43日本脳神経医療センター
23:46すごい機械が立ち並ぶ中
23:48雪は寝ていた
23:50そこに呼吸器はなかった
23:52雪をじっと見つめるブラックとバイク
23:55病室に医師と数人の男が入ってくる
23:58署長の安罪です
24:00あなたのことは聞いてますよ
24:02今時珍しい既得な人だ
24:04感覚しましたよ
24:06それで
24:07彼女は治るんですか?
24:09もちろんですよ
24:11うまくいけば意識を回復させられるかもしれん
24:14じゃあ大丈夫なんですね
24:17まあ我々に任せてください
24:20そう言って安罪署長はブラックの肩をポンと叩き部屋を後にする
24:24ブラック
24:26よかったですね
24:27と
24:28バイクも嬉しそう
24:29ああ
24:30と雪を嬉しそうに見つめるブラック
24:33じゃあ僕はこれでと立ち去ろうとするバイクを呼び止め
24:37本当に色々とありがとうと深く頭を下げるブラック
24:42そんな
24:43よしてくださいよ
24:45水臭いと照れくさそうに頭をかくバイクに
24:49いやしかし
24:50お前はハングマンなんだ
24:52ゴッドの命令に背いてまでこんなことまで
24:55ブラック
24:56俺
24:57あんたのこんな顔見るの初めてなんですよ
25:00なんか
25:01俺まで嬉しくなっちゃって
25:03じゃあ
25:04と
25:05病室から出ていくバイク
25:07それをじっと見つめているブラック
25:10病室を出たバイクはエレベーターに乗ろうと待っていたが
25:14ガタン
25:15という大きな物音に気がつく
25:18音は止まることなく続く
25:20音の方向へと歩くバイク
25:22すると
25:24助けてくれ
25:25助けてくれ
25:26頼むという男の声がする
25:28声と音は立ち入り禁止と書かれた部屋の中からする
25:32そこには縛られた男がいた
25:35顔を確認すると
25:37今回の仕事で
25:38ゴッドが写真で提示していたカシマだった
25:41カシマさん
25:42縄を解くバイクにカシマは訴える
25:45ここから連れ出してくれ
25:47この建物の中では恐ろしいことが行われている
25:50一刻も早く逃げ出して
25:53事実を公表しなくては
25:55抱き起こすバイクたちに聞こえてくる
25:57その必要はないという声
26:00先ほどユキの病室に来た局長たちだった
26:03犯罪博士
26:05悪いものを見てしまったな
26:07気の毒だが二度とこのセンターから出すわけにはいかなくなってしまった
26:11あんたたちここで何やってんだ
26:14それは今にわかる
26:16そう言ってバイクに掴みかかる男たち
26:19いくらバイクが強いからといっても
26:21多勢に無勢
26:23捕まってボコボコにされてしまう
26:25そしてあんざいは怪しげな注射器を取り出すと
26:28バイクの首に突き刺した
26:30バイクは眠ってしまう
26:32助川豪像か
26:34ゴッドの仲間でしょう
26:36これでも罪怪人の端くれだからね
26:39一応の付き合いはあるさ
26:41あの男でしたら自分の弱みを掴まれたルポライターを消すことくらい簡単なことでしょう
26:48なんだいその弱みっていうのは
26:51まだわかりませんがね
26:53鹿島康夫の仕事場を洗い出したところこんな写真が見つかりましたよ
26:58そう言ってマイトが並べた写真には日本脳神経医療センターが
27:03うんこのビルはお心当たりでもあるんですか
27:08これは君助川が発起人となって作った日本脳神経医療センターだよ
27:14脳神経医療センターそれがどうかしたんすか
27:18いや夕べバイクから連絡があってね
27:22ブラックの妹がこのセンターに入院することになったそうだ
27:26えっという顔をするマイト
27:29ブラックが車に向かって歩いている
27:31バックミラーに映る男たち
27:34黒いさんですか
27:35はぁ
27:37ええ
27:38あんた
27:39と言いかけたブラックに銃を突きつける男
27:42何の真似だ
27:43いいから来てもらおう
27:45そう言って連れ去られていくブラック
27:48車は怪しげな建物を通り抜け
27:51先に待つ黒い車の横へとつけた
27:54黒い車から出てきたのは助川の配下の男だった
27:58助けを呼んでも無駄だ
28:00まず
28:02君の本名を名乗ってもらおうか
28:04俺の名前は黒い
28:06デタラメ言うな
28:08鈴木行の死んだ兄には黒いなんていう名前の友人はいないんだよ
28:12とっくに調べはついてるんだ
28:14ちゃんと調べたか
28:16素直に答えないと痛い目を見るぞ
28:19と殴りかかってくる男に反撃を開始するブラック
28:23余談になりますがこの監督かカメラマンさんはスライダードリーが好きなのか
28:30ここに物腰のショットを挟み込んできますね
28:32かっこいいです
28:34さて本編に話を戻しますね
28:37激しく殴り合うが人数差に押され気味のブラックは逃げ出そうとする
28:42追いかける男たち
28:45そこへ一台の車が駆けつける
28:47中から出てきたのはドラゴンとパンだ
28:50助っ人としてこれくらい頼もしい相手はいない
28:54パンの応戦
28:55ドラゴンの回し蹴りが次々と決まる
28:58ブラックも勢いを取り戻し
29:00男を殴りつけていく
29:02しかし助側の側近の男が銃を取り出し何発も撃ち続けてきた
29:09そして車に乗り込むと逃げるようにその場を立ち去った
29:13やれやれとスーツを直しながらそちらの方向を睨みつつ
29:18危ないところだったな
29:20とブラックに言うパン
29:22どうしてここが分かった
29:24医療センターからつけてきたんだよ
29:26センターから?
29:28あそこの医療センターな
29:30かなり臭いぞ
29:32詳しい話はゴッドから聞いてくれ
29:34と3人は車に乗り込む
29:37あのセンターの中で
29:39助川合像の汚れた手が動いているらしい
29:42まさか
29:44まさか
29:45あの病院が?
29:46と焦って聞くブラック
29:48なんだい
29:49ブラックともあろうものが
29:51死人であることを忘れ
29:53腸に溺れ
29:55目を曇らせてしまったな
29:57いいかね
29:58最近医学界では妙な噂が流れているそうだよ
30:02噂?
30:03内臓移植に使われる人間の臓器が
30:06商品として売買されているということだ
30:09驚くブラックにゴッドは続けて言う
30:12それも安い金じゃない
30:14肝臓が5000万円
30:16腎臓が3000万
30:18言葉を失うブラック
30:20したがって
30:21買い手はある階層のものに限られる
30:24例えば
30:25製剤界の大物
30:27あるいは
30:28その家族
30:29ゴッド
30:30それをやっているのが
30:32あの脳神経医療センターだって言うんですね
30:35うん
30:36まあ
30:37断定はできないがね
30:39すぐさま向かおうとするブラックを呼び止め
30:41ゴッドは言う
30:43妹を思う気持ちはわかるが
30:45私の指令以外の単独行動を取ることは許されんのだぞ
30:49何も言わず
30:51すっと部屋を出ていくブラックを
30:53じっと見つめ
30:54やれやれという表情のゴッド
30:57夜の医療センター
30:59警備の目を飼いくぐり
31:01センターに侵入するブラック
31:03鍵爪を使い
31:04高い兵も難なく乗り越えてしまう
31:07しかし
31:08兵の中もさらなる警備体制が敷かれていた
31:11物陰に隠れながら
31:13うまく潜入していく
31:15螺旋の非常階段を駆け上がり
31:18病室にたどり着くブラック
31:20しかし
31:21そこには雪の姿はなかった
31:23雪
31:24と大声で叫ぶブラック
31:27そして名前を叫びながら病室を飛び出す
31:30実は先日ご注文いただきました品物
31:33さようでございます
31:35若い女性の腎臓
31:37これから摘出いたしますので
31:39よろしかったらお買い上げいただきたいと存じまして
31:42ああ
31:44お値段でございますが
31:461兆3000万ということで
31:48ありがとうございます
31:50では
31:51早速お送りいたしますので
31:53大金はいつものように失礼します
31:56という電話の会話を聞いていたブラック
31:59ク
32:00黒井さん
32:01あなた
32:02ど
32:03ど
32:04どうしてここに
32:05続き行きをどこにやったんだ
32:07か
32:08患者さんなら
32:09美容
32:10病室に
32:11病室にはいない
32:13どこだ
32:14どこにやったんだ
32:15いえ
32:16いわんか
32:18と相手につかみかかり
32:20激しく詰め寄るブラック
32:22シュッ
32:23シュッ
32:24手術室
32:25と白状する男を
32:27クソー
32:28と投げ飛ばすブラック
32:30手術台の上の行き
32:32さあ
32:33早いこと
32:34やってしまおうか
32:35と感情もなく言う安西博士
32:38メスを手に取り
32:39いざというところで成り出す火災放置機
32:42先生
32:43と男が入ってくる
32:45どうした
32:46例の黒いという男が侵入したようです
32:49なんだと
32:51たった今
32:52事務所から出て行くところを見たものがいたようです
32:55オペは一時中止だ
32:57なり続ける火災放置機
32:59そして廊下を雪を探して走り続けるブラック
33:03しかし
33:04警備に見つかってしまう
33:06慌てて
33:07来た廊下を戻り
33:08空いている部屋に飛び込む
33:10ここまでを広角レンズでワンショットで見せ
33:13ブラックの不安な心理描写を巧みに描いています
33:17警備は部屋にも現れ
33:19ブラックは物陰へと身を隠す
33:22そして
33:23そこで捕まっているバイクを見つける
33:26すぐさま縄を解き
33:28二人で脱出を試みる
33:30何をグズグズしているんだ
33:32早いこと探し出せ
33:34と指示を出している側近の周りに人がいなくなったところで襲いかかるブラックとバイク
33:40倒れた側近から銃を奪い取る
33:42手術室に現れるブラックとバイク
33:45どけ
33:46と安罪博士を突き飛ばし
33:48布を剥ぎ取り
33:49雪の名前を呼び続けるブラック
33:52そして安罪の方を向く
33:54何も言わない安罪
33:56きさまー
33:58きさまー
33:59と銃を手に近寄るブラックに
34:01違う
34:02私が殺したんじゃない
34:04手を下したのは助手の二人
34:07ほんとだ
34:08頼む
34:09撃たないでくれ
34:10その患者は死ぬ運命にあったんだ
34:13頼む
34:14頼む
34:15撃たないでくれ
34:17と命乞いをする安罪
34:19しかし
34:20あまりの怒りにブラックはハングマンの鉄則を破りつついに銃で安罪を打ってしまう
34:25俺は
34:27命令されただけだ
34:29鬼のような行走で睨むブラック
34:32ほんとだ
34:33頼む撃たないでくれ
34:35誰だ
34:36誰が命令したって言うんだ
34:38と安罪の方を見もせずに聞くブラック
34:41口ごもる安罪
34:43ゆっくりと時間をかけ安罪の方を向き
34:46再度
34:47誰だ
34:48と問い直す
34:49そして発砲し
34:51安罪の肩を撃ち抜く
34:53瀕死の安罪
34:54あまりの光景に驚くバイク
34:57憎しみに囚われた鬼の行走のブラック
35:00助川
35:01豪臓
35:03とついに自白する安罪
35:05その眉間を容赦なく打ち抜くブラック
35:08ついに殺しに手を染めてしまった
35:10怒り狂ったブラックは死体めがけて何発もの銃弾を浴びせていく
35:15言葉を失ったバイクはただただ呆然とそれを見つめていた
35:20そして我に返ったのか
35:22ブラックは大きく肩で息をしながら銃の方を見つめる
35:27ブラック
35:28絞り出すようにバイクはブラックの名を呼ぶ
35:31自分のしでかしてしまったことに気がつき
35:34ブラックは壁に向かってよろよろと手をつく
35:37バイク
35:38俺は死人失格だ
35:40生きたまま突っ込むよ
35:42俺ブラックと一緒に
35:45と駆け寄るバイクに
35:47ダメだと銃を突きつける
35:50だってと食い下がるバイクに
35:52帰れ
35:53お前はお前はみんなのところに帰るんだ
35:57という
35:58銃を突きつけたままゆっくりと部屋の外へと導いていく
36:02絶対に死なないでくださいよ
36:05と訴えたバイクはそこを走り去った
36:08一人になったブラックは
36:10ゆきの遺体のそばへと進んでいく
36:13そして何度もゆきの名前を呼ぶが
36:16当然起きるわけもなく
36:18名前を呼び続け泣きながら抱きしめるブラック
36:22酒を飲み酔っている母
36:24ドアをノックする音
36:26うるさいねー
36:27今開けるよー
36:29とヨロヨロと立ち上がる
36:31ノックはゆきの遺体を持ったブラックだった
36:34誰だあんたは
36:36もちろん母は整形した自分の息子だとは気がつかない
36:40な、な、なにすんだよー
36:42人んちに入ってきて
36:44なんだお前
36:46ブラックはゆきをそっと横たえると髪を整えてあげる
36:50そして運び込まれたのが娘のゆきだということに気がつく母親
36:55ゆき
36:56おそるおそる男の方を見る母
36:59ブラックも無言でゆっくりと振り返る
37:02何かを確かめるように
37:04張り詰めた重い沈黙の時間が流れていく
37:07そしてはっと気がつく母
37:10なおも無言のブラック
37:12お、お、お、お前
37:14何も言わないブラック
37:16ま、まさか
37:18お前
37:19と腕をつかむ母を振りほどく
37:22と、と、と、と
37:24と名前を呼ぼうとするが
37:26何も言わせずその場から無言で立ち去るブラック
37:29ゆき
37:30ゆき
37:31ゆき
37:32ゆき
37:33ゆき
37:34お前
37:35ゆきー
37:36と悲痛な泣き声がする母親
37:39号泣する母
37:40はぁ
37:41耐えきれず
37:42車で立ち去るブラック
37:44犯罪が殺されたくらいで何を怯えている
37:47と冷たくゆう助側
37:49しかし
37:50奴らはただの一匹狼ではないようです
37:53何か大きな組織の
37:55組織
37:56ふん
37:57バカな
37:58このわしを
37:59いや
38:00日本を相手にしようなどという組織があるのか
38:03鼻で笑った助側は
38:05上を向きゆ
38:07だが
38:08もしそんな組織があるというのなら
38:10彼らの顔を見てみたいもんだ
38:13すぐに洗い出してみるんだな
38:15海岸沿いを車を走らせるブラック
38:18その目には不気味な光が宿っている
38:21ブラックが殺しをやったというのか
38:24驚き立ち上がるゴッド
38:26妹を殺したアンザイという医者を殺して
38:29自分は生きた人間に戻ると
38:31と報告するマイトに
38:33タブーを犯したものをそのままにしておくわけにはいかんな
38:37というゴッドに
38:39まさかブラックを
38:40と聞くパン
38:42この先
38:43組織を守っていけるかどうか
38:45ハングマンとしての使命を全うできるかどうか
38:48回答は君たち一人一人が出すべきだ
38:51よく考えて行動することだな
38:54助川豪造の存在を知ったブラックは今頃
38:58彼の屋敷に向かっているだろう
39:00助川だけはブラックの手にかけさせるなよ
39:03必ず捕まえてハングにかけるんだ
39:06今助川に死なれてしまっては
39:09全ては闇に葬られてしまう
39:11もっとも
39:13ブラック一人の力ではどうにもなるような相手ではないだろうがね
39:17暗罪を殺されたことで
39:19敵も我々の組織を暴きにかかるだろう
39:22それにはまず
39:24君たちメンバーの顔を
39:26何としても知りたがるだろう
39:28これから先何が起きようとも
39:31常に罠が仕掛けられているということを
39:34忘れるなよ
39:36誰かが犠牲になろうとも
39:38と、冷酷に思おもしく告げるゴッド
39:41じゃあ、ブラックを見捨てろと
39:44そうだ、君たちの顔が世間に知れたら
39:48組織は崩壊する
39:50君たちは死人だ
39:52死人が仲間意識を持つ必要は…ない
39:56と言ってゴッドは椅子にどかっと座り込む
39:59ハングマンたちも誰も目を合わせようとはせず
40:02各々違う方向を向いていた
40:04重い空気の中
40:06ゴッドに反論する者は誰もいなかった
40:09激しい波が打ち寄せる海
40:12それを無言でじっと見つめるブラック
40:14手の中にはネックレス
40:16握りしめる
40:18そしてついにブラックは動き始めた
40:20透け川の自宅
40:22影と共に現れるブラック
40:24銃を取り出し、じっと見つめる
40:27そして、ゆっくりと家の方へ向かって進んでいく
40:31ブラック
40:33家の方を一度にらみつけ、一歩一歩歩みを進めていく
40:36様子をうかがいながら部屋の中へと入っていくブラック
40:40その手にはすぐに撃てるように銃が握られている
40:43不意に電気が消える
40:45そこで罠だと気がついた時には
40:48すでに二方向からブラックは撃たれていた
40:51何発も銃弾をくらっていく
40:53倒れ込むブラック
40:55その足に、肩に、銃弾が打ち込まれている
40:59息も絶え絶えになりながら銃を構える
41:02マイトたちも車で乗りつけ、急ぎ透け川屋敷へ侵入していく
41:07屋敷を探し回るマイトたち
41:10しかしいくら探しても誰もいない
41:12庭に集まるハングマンたち
41:15お互いの情報を共有するが、誰も見つけていない
41:19そんな中、マイトがブラックの車が止まっていることに気がつく
41:23車の中には血だらけで縛られているブラックの姿が
41:27遠くから様子をうかがうマイトたち
41:30相棒、まだ生きてる
41:33と少し安心するマイト
41:35たまらず、飛び出そうとするバイクの腕を掴み
41:39バカ野郎と引き戻す
41:41ブラックはもう息も絶え絶えの状態だ
41:43そして、マイトたちに気がつく
41:46よーし、俺が行く
41:49と今度はマイトが飛び出そうとするが
41:51マイト、やめろ
41:53とパンが止める
41:55冷静になり、車の方を見るマイト
41:59そこで、皆の心にゴッドの言葉が思い出されてくる
42:03ブラックを助けることは許さん
42:05敵の狙いは我々の組織を暴くことだ
42:09おそらくどこかで、君たちがブラックを助け出す姿を見ているはずだ
42:15君たちの顔が世間に知れたら組織は崩壊する
42:19死人だ
42:21死人が仲間意識を持つ必要はない
42:23生きた人間と同じ全ての感情を持つことは、絶対に許さん
42:29たとえ君たちの目の前でブラックが殺されようが、絶対に動いてはならない
42:35分かっているからか、ブラックも諦めている
42:38あばよ
42:39マイト
42:40あばよ
42:41オヤジ
42:42あばよ
42:43タミー
42:44ドラゴン
42:46バイク
42:47あばよ
42:48と、一人一人の方を向きながら、心で別れを告げていく
42:53だんだんと意識が遠のいていくブラック
42:56たまらず、バイクはブラックの名前を叫びながら車の方へ走り出す
43:01やめろ
43:02バイク
43:03と、皆が止めるがバイクの耳には届かない
43:07何度もブラックの名前を叫ぶバイクの声に、意識を取り戻すブラック
43:12来るなぁ
43:13必死に叫び来るなと止めるブラック
43:16やめろー
43:18と、残された力を振り絞って叫ぶブラック
43:21だが、勢いよくバイクは走り続けてくる
43:25バイク
43:26来るなぁ
43:28と、必死に止めるブラック
43:30しかし、なんとか助け出したいバイクは車に到着してしまった
43:35窓に駆け寄るバイク
43:37その瞬間、車は大爆発を起こす
43:41それはブラックとバイクの最後の瞬間であった
43:44驚き、呆然と立ち尽くすハングマンたち
43:48どう見ても、助かりそうにない爆炎
43:51炎が少し収まっていくが、人影は全くない
43:55残された4人は炎に包まれた車を、見つめ続けることしかできなかった
44:01感情を持つことは許されないとゴッドは言っていたが、4人の目にはそれぞれうっすらと涙が
44:08そして、低く、バカ野郎、と低く言うマイト
44:13炎はなおも燃え続けていた
44:15各地から注文が殺到しているんだ
44:18すぐに再開しなさい
44:20そして老化しつつある日本の製剤怪人に健康な体を取り戻してやるんだ
44:25一人でも多く、一日も早く、と助側が命じているところへ、ノックもせずに入ってくるマイトたち
44:34なんだね君たちは、医療センターのカラクリをすっかり吐いてもらおうか
44:39側近が銃を突きつけるが、さあ打ち上がれ
44:43みんな一緒にあの夜行きだ、とダイナマイトを見せつける
44:48そして、さっと銃を奪いつつパンチ二発で背下を乗してしまう
44:53その勢いで、助側の目の前でダイナマイトの導火線に火をつけ
44:58さあ吐け、と自白を強要する
45:01助側豪像はハングマンの手に落ちた
45:05だが、ブラックとバイクを失った彼らには、より厳しい明日が待っている
45:10冷血の世界に足を踏み入れた彼らに、人間として生きる道は与えられていない
45:17エンディング、ザ・ハングマン、法の網を飼いくぐる悪党たちに制裁を下す
45:23孤高の死刑執行人たち、偽装死を経て生まれ変わった者たちの生き様は
45:29現代のヒーロー像とはまた異なる、リアルで痛快な正義の形を我々に示しています
45:36ご視聴ありがとうございました
45:38ご視聴ありがとうございました