Kusuriya no Hitorigoto S01E31

I love anime 2

Watch Kusuriya no Hitorigoto S01E31 - I love anime 2 on Dailymotion

Transcript

00:00To be continued...

00:30I'll see you next time.

01:00Oh

01:30Your mother?

01:47How did your mother feel like that?

02:03Come on, go back to the room.

02:08あの老人はあの老婆は誰だったのだろううまく思い出せない。

02:28あの老人と老婆が何者なのか、あの頃は知るよしもなかったが、後に教えられた。

02:54老人は父で老婆は祖母だった。

02:58そしてずっと父だと思っていた男は兄だということも。

03:04妙なところで鈍いあの旅館でもそろそろ気づくはずだ。

03:13もしくはすでに。だったら気が楽なんだが。

03:18いつまでも黙っておくわけにはいた。

03:25昔々この国には別の民が住んでいた。

03:34その民たちは長をもたなかったが、陶吉より尊い血筋の女性がやってきて、その腹に天の子を宿した。

03:44それがリーの最初の皇帝となられた。

03:48月のない夜も見通せる目を持った女性は、やがて王母と呼ばれ、戦海から降りてきた女性とも言われた。

03:58この国の建国の昔話か。

04:01どうだ、薬屋。

04:03人師様、顔が見えてしまいます。

04:06せっかく勉学に勤しんでいるのに、こんな生き物が覗いていたら勉強にならない。

04:12生徒は20名ほどですか。

04:15もっと集まるかと思ったんだがな。

04:18最初は10名ほどだったので、増えたほうかと。

04:21まあ、こんなもんだろう。

04:23とはいえ、人師様の目論みが成功して下女の識字率が上がれば、高級のありようも変わってくるだろう。

04:33現にシャオランは、今は簡単な物語を読む段階に移っている。

04:38人師様、そろそろお時間が。

04:41ああ。お前はどうする?

04:44私はもう少し見学していきます。

04:47そうか。気になったことがあれば報告してくれ。

04:50分かりました。

04:53シャオラン。

04:55ああ。マーマー来てたの?

04:58どう?少しは字、覚えた?

05:00まだまだだよ。また先生に聞きに行かないと。

05:05マーマーも一緒に行こう。

05:07おう。

05:08隣の扉に先生がいてね。

05:10時々聞きに行ってるんだ。

05:12古い病。

05:15すみませーん。失礼しまーす。

05:19はいはい。

05:21そちらのお嬢さんは初顔だね。

05:24妙に細長く奥まで伸びているような。

05:36柱の間隔が狭い。

05:38かなり細かく部屋が分かれているんだろう。

05:41あの病が気になるのかい?

05:44ええ。少し変わった造りの建物だなと思いまして。

05:48あれはこの地にもともと住んでいた民が造った病だよ。

05:53おおぼさまはこの地を治める際に古い信仰を拒まなかったんだね。

05:58おおぼさまってさっき習った初代皇帝のお母さん?

06:02そう、おうぼさまは息子にこう伝えたんだ。

06:07この地を治める者はあの病を通り抜けないといけない。

06:12そして正しい道を選んだ者だけがこの地の王さとなる。

06:17息子は無事あの病を通り抜け皇帝になったというわけだこの地にせんとしたのもあの病があったからだねへえしかしもう何十年も使われていない今後も使われるかどうかねどういうことですか?

06:36さきの首相、先帝の兄君たちはみんな流行病で倒れただろう。

06:42残ったのは先帝のみ。

06:45通過儀礼を行うまでもなく決まったというわけか。

06:49あれに興味を持ってくれる子がいてうれしいよ。ずいぶんと久しぶりだね。

06:55昔は興味を持つ方がいたんですか?

06:58ああ、昔ここにいた遺憾が変わり者でね、暇があったら高級内をうろうろしてたよ。

07:05今のお前さんみたいにあの病のことも。

07:08それってローメン。

07:09知ってるのかい?

07:11しまった、つい。

07:13養父です。

07:15高級を出たあとは花町で薬屋を営んでおりまして。

07:19そうか、ローメンの。

07:22この人は親父と仲がよかったんだろうか。

07:26マオマオ!

07:28見て、かけた!

07:30ああ。

07:33毒はございません。

07:36失礼いたします。

07:38待て、クスシ。

07:40このあと行くところへついてきてほしいのだ。

07:43どちらへ?

07:45洗濯の病へ。

07:49突然どうされたのですか?

07:51一体何をなさるのやら。

07:54昼間見た古い病。

07:58それに、手習い所の先生。

08:01お待ちしておりました。

08:03もう一度、チンが通ってもいいのかな。

08:06何度来られても同じかもしれませんが、それでもよろしければ。

08:11帝に対してヒヤヒヤする言葉遣いだ。

08:14お付きはどなたが。

08:16うん。では、この二人で。

08:19あっ。

08:20あの、ここは女人禁制では。

08:22あっ。ほぼも女帝も女性ですよ。

08:26どうぞ。

08:28では参ろうか。

08:31三つの扉。

08:38赤き扉、通るべからず。

08:41扉の色は青、赤、緑。

08:45青か緑を選べってことか。

08:47どの扉を選びますか。

08:49どの扉を選びますか。

08:50青にしよう。前は緑を選んだからな。

08:53さようでしたね。では、こちらへ。

08:57管理する我々の身にもなってください。

09:02使われなくなったと思ったら、突然やってくるお方がいるのですから。

09:07苦労をかける。

09:14また三つの扉。

09:16緑、茶、水色。

09:18次は茶の扉を通るべからず。

09:21緑にしよう。

09:23まさか。

09:26これをずっと繰り返すのか。

09:30上がったり下がったり、戻ったり曲がったり。

09:39もう方向がわからない。

09:41同じところをぐるぐる回っているような気もする。

09:44帝はどうして私を連れてきたんだろう。

09:47早く終わらないもんか。

09:51これが最後の扉だな。

09:58次の扉は青、紫、木で、青き扉を通るべからず。

10:07それと、他にもここに通じる扉が、別の道からここに合流するのか。

10:13決めた。

10:16木を選ぶ。

10:19よろしいですね。

10:21頼む。

10:23行き止まり。

10:28王の子よ。

10:29だが、王母の子ではない。

10:31意味はわからないが、明らかに拒絶だろう。

10:34前に来たときと同じ結果か。

10:38妙に真剣な顔をしている。

10:44陣に天意を知ることはできないか。

10:47何をおっしゃいますやら。

10:49この病を高級の中に閉じ込めた時点で、ここを管理する者は私一人になりました。

10:56天意に何の意味がございましょう。

10:59恐らくこの老管眼は、高級ができる前からずっとこの病を管理してきたのだろう。管理を続けるため、虚勢して勘眼になってまでここに。

11:12お帰りはあちらです。

11:21帝は看板の指示に従って進んだ。

11:24間違いはしなかったはずだ。

11:26なのに正解にはたどり着けなかった。

11:29何か別の意図があったのか。

11:32部屋の数。

11:34選んだ扉の色か。

11:36きっと老麺ならわかるだろうね。

11:39親父ならわかる。

11:41養父ならわかるというのですか。

11:44さてね、どうだろうね。

11:46確かに親父の知識はすごい。

11:49でもお前には無理だと言われるのは腹が立つ。

11:54親父は特に、医術に関しての知識が群を抜いている。

11:58それに関係するということか。

12:01三つの扉、三つの色、王の子よ。

12:14だが王母の子ではない。

12:16この言葉の真意は何だ?

12:20鎮が王母の子ではないという言葉の意味がわかるか。

12:28うんそういえば建国の物語に登場するのは初代皇帝の母王母だ父親は出てこないならば母方の血を重んじそうなものだが実際には男子による世襲性をとっているその中で王母の血筋を残そうとするなら先帝の兄貴たちはみんな流行病で倒れただろう?

12:54神師様。

12:56何か気づいたことが?

12:58先帝のご兄弟は同福だったのでしょうか?

13:01全員が同福ではないが王子を産んだ母君たちは姉妹だと聞いた。

13:07つまり血が近かったということですね。

13:11無礼にも聞こえるかもしれませんが一つよろしいでしょうか?

13:16許す。行ってみよう。

13:18代々定位を継いだのは目の悪い方が多かったのではありませんか?

13:26確かにあまり良くなかったと聞いたことがある。だが先帝の目は良かったぞ。

13:32やっぱりあの病の中もう一度通ることはできませんか?

13:38娘さんはその資格があるというのかい?

13:42さっきは連れて行ったけどそう何度も入れるのはね。

13:47扉の洗濯に口を挟むとなればなおさら。

13:51まして妃でも悲鳴でもないだろう?

13:55ただの下女だもんな。

13:57うん。ならば妃に召し上げようか。

14:00羅漢の説得には骨が折れそうだが。

14:03えっ。ご冗談を。

14:05ご冗談を。

14:06ご冗談を。他の妃たちがどう思うことか。

14:09それもそうだ。

14:12ならばお前が連れて行くか。

14:15あっ。

14:16それなら構わぬか。

14:18首相がそうおっしゃるのであれば。

14:21では参ろうか。

14:23いつもより茶滅気がある。

14:26まずは青、赤、緑の扉。

14:31緑の扉。

14:33赤き扉を通るべからず。

14:35どれを選ぶ?

14:37青。

14:38ここは帝が選ばれたものと同じ。

14:42次は緑、茶、水色の中から茶を通るべからず。

14:48水色の扉を。

14:52うん。

14:53神の選んだ扉と違うな。

14:56さっき通ったときはわからなかった。

14:59応募の子にしか選べない扉があるとしたら。

15:04扉の色に鍵があるはずだ。

15:10これで10個目。

15:12白、紫、緑の扉。

15:15汝、赤い扉を選べ。

15:18うん。

15:20赤い扉などないぞ。

15:21どういうことだ。

15:23緑の扉を。

15:25緑。

15:27くぐればわかります。

15:29ここは。

15:40おめでとうございます。

15:42正しき道を選ばれたようで。

15:44その昔、王母に選ばれた者は次の王になりました。

15:50その者はここに立ち、民に先制することが決まりでした。

15:55誰もこの道を選ぶことができなかったときは、

15:59正しき道を選ぶ妃を連れて、再度この廟へやってきたと。

16:05本来、正しき血を受け継う者がそれをなすわけですが、

16:10この度はどうも違う者が当ててしまったようで。

16:15挑発してきたのはそっちなのに。

16:18なんだこのジジイ。

16:19それより、どういうことか。

16:22チンに分かるように説明してくれぬか。

16:24それは、そちらの娘に聞いてはいかがかと。

16:29このジジイ、言いにくいことを私に言わせる気か。

16:33だそうだ。

16:38建国の物語では、王母は暗闇も見通せる目を持っている、ということでした。

16:45この病に選ばれし者、つまり、王母の血を引く者は、

16:50色の識別ができない目を持つ、ということです。

16:53色の識別が?

16:55どういうことだ。

16:57では、先ほど私が選んだ扉の基準についてご説明を。

17:02最初は、青、赤、緑の扉があり、

17:06赤い扉を通るな、とありました。

17:09なら、青でも緑でも正解なはずですが、

17:12王母の子は、青を選ぶはずです。

17:15なぜなら、赤と緑の区別がつかないから、

17:19確実に赤ではない扉を選ぶ。

17:22赤と緑が区別できない。

17:25この国では珍しいのですが、

17:27裁縫には、赤と緑の判別ができない男性が、

17:30十人に一人の割合でいたそうです。

17:34ローメンならわかるだろうね。

17:36裁縫に留学していた親父なら、

17:38この特性を知っていただろう。

17:40あれはそういう意味だったか。

17:43次の扉も同じです。

17:45茶を通るな、の指示で、

17:48茶と緑の区別がつかない場合、

17:50消去法で水色を選ぶでしょう。

17:53最後の扉も、

17:55赤を通れ、とありながら、

17:57赤い扉がありませんでした。

17:59ですが、

18:00白と紫の扉が確実に見分けられるなら、

18:04残る扉が赤だと判断します。

18:08つまり、

18:09正解は二つあるように見えながら、

18:12本当の正解は一つしかなかったのです。

18:16しかし、

18:17代々の皇帝にそんな特徴があれば、

18:20気づきそうなものだが。

18:22養父から聞いたことがあるのですが、

18:24色が判断できなくても、

18:26慣れてしまえばどうにか対処できるので、

18:29案外周りにいても気づかないのだとか。

18:32そして、色の識別が困難な分、

18:35嫁が効くとも聞きます。

18:37それが、

18:38王母の目の言い伝えのもとではないでしょうか。

18:41王母から引き継いだ特性を持つ者しか、

18:44ここを通過できないということか。

18:46時には偶然通過した者もいるかもしれませんが、

18:50最後の部屋までたどり着ける確率は相当低いでしょう。

18:55昔話には、

18:57王母は陶吉よりやってきたもの、とある。

19:01彼女は色彩の判別が困難な特性を持ちながら、

19:06裁縫の地より、

19:08従者と共にこの地へとやってきた。

19:10新たな地に定住するのは、

19:13容易なことではありません。

19:15そこで、

19:16彼女はこの地の長と婚姻を結んだのです。

19:19待て、薬屋。

19:20伝承では、

19:21王母は夫を持たなかったと聞くぞ。

19:24そこが、

19:25王母たちのしたたかなところです。

19:27血が濃くなりすぎないよう、

19:29よそから来た者をめとるのは、

19:31珍しいことではない。

19:33王母を祖としながら、

19:35代々男子が好意継承しているのは、

19:37この地の長を立てたやり方に従ったからだと思います。

19:41しかし、

19:43王母の血族は、

19:45そのまま自分たちの血が薄れ、

19:47途絶えるのを良しとしなかった。

19:49王母の血を確実に後世に残す方法。

19:53それが、

19:54この選択の病なのです。

19:56もし、特性を持つ者がいなければ、

19:59王母に近しい血筋の者を妃として迎え、

20:03共に病に入る。

20:05妃も病に立ち入ることができるのはそのためだ。

20:09そうやって少しずつ、

20:11国の中心に入り込んでいく。

20:13元いたオサの存在を物語から追い出し、

20:17王母を祖にするほどに。

20:19やがて当時を知る者がいなくなれば、

20:22残った物語が真実となる。

20:25それはとても平和で気の長い乗っ取りだったわけだ。

20:29ま、さすがにそれは言えないけどね。

20:32つまり、珍には、

20:34王母の血は流れておらぬということか。

20:37確実な判別法として、

20:39この病の存在があるだけです。

20:41親にその傾向があっても、

20:43子に伝わらないこともあります。

20:45それに、

20:47血は濃くなりすぎても弊害が起こります。

20:49先帝のご兄弟が病で倒れられたのも、

20:52そのせいかもしれません。

20:55よもや、こんな小娘が、

20:57本当に謎解きするとは思いませんでした。

21:01小娘。

21:03王母がこの血を治められたのは、

21:05類稀な聡明さがあったからこそと言われております。

21:09この際、血を薄めるのであれば、

21:11いっそこのようなものを取り込んでみては。

21:15何を言っているのだ、あのクソジジイ。

21:19それも面白いかもしれぬが、

21:21ラカンを敵に回したくはないし、

21:23何より胸まわりが15センチほど足らんの。

21:27余計なお世話だ。

21:29しかし、お気をつけください。

21:31よその血が入ることを、

21:33心よく思わない連中も多いでしょう。

21:35分かっておるよ。

21:37へえ、主嬢は分かっておられますでしょう。

21:41お気をつけください。

21:43分かっている。

21:47分かっている。

21:59いったい何者なんだろう。

22:01帝のお気に入りの勘願。

22:03それだけで済ませるには何か。

22:07誰だっていいか。

22:11知らぬが仏。

22:13そういうものだ。

22:15何故か君にだけ、

22:19僕が伝わらない。

22:21募れば募るほどに苦しくなるよ。

22:27ようやくは逃がし、

22:29なんて笑って言っていたけど、

22:33今更わかった。

22:35悪い夢なら冷めてと願う日も、

22:41誰にも言えない。

22:43秘密も。

22:47駆け違えたボタンも、

22:49あの夜も。

22:51幸せなレシピかもね。

22:53例えば、

22:59僕が僕じゃなければ。

23:03君が君じゃなければ。

23:05君が君じゃなければ。

23:09何ででも。

23:11記憶の一つ一つが。

23:15君を呼ぶんだ。

23:17閉ざしていた。

23:19日々と閉ざしていた。

23:21日々と閉ざしていた。

23:23心を。

23:25魔法みたいに溶かしていく。

23:27色んな君がいる。

23:29色んな君がいる。

23:31この世界が結局。

23:33ほら、好きなんだ。

23:35世界が結局。

23:37ほら、好きなんだ。

23:41次回、抗体号。

23:57次回、抗体号。

Category

Transcript

Be the first to comment

Recommended