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00:00カメちゃん!
00:02カメちゃん!
00:04カメちゃん!
00:06カメちゃん!
00:08カメちゃん!
00:10カメちゃん!
00:12今日もまた元気な子供たちがたくさん来てるなぁ。
00:16カメちゃん!
00:20カメちゃん!
00:22カメちゃん!
00:24カメちゃん!
00:26みんなのお目当ては、わしらカメなんじゃ。
00:28ここは伊豆というところにある小さな動物園やあどうもどうもわしはここの主ゾウガメのラックと呼ばれておるよい!
00:57超え!140年、動物園一の人気ものじゃ。
01:01自慢じゃないが、ここのことなら人間よりも知っておる。
01:07I don't know, but I don't know what to do here, but I know it's more than human beings.
01:19Here, there are a lot of weird animals that have been集ed from the world.
01:34では、行きます。
01:41子どもたちとたーくさん触れ合うことができるんじゃ。
01:49めらかすごい柔らかい。
01:53そんな動物園の片隅に。
02:04大きな人工の池があるんじゃが。
02:11この子たちはみな、かつて人間に飼われていたカメだったんじゃ。
02:24なんでまたこんなところへ。
02:28今日はそれをお話しさせてもらおうか。
02:35朝、今日もまたあちこちの家からカメが持ち込まれてくる。
02:47すみません。先日お電話したものなんですが、あの草ガメの引き取りを。
02:58カメ確認させていただきますね。
03:02カメを預かってほしいという人たち。
03:08みんな人生いろいろってやつでここにたどり着く。
03:14心臓のシーツした。
03:18歳とって本当に楽しみに。
03:21ねぇ、面倒見たかったんだけど。
03:24よし、よし。
03:26よくちゃい。
03:28よくちゃい。
03:30私たちもちょっと年齢がいったので、あのー、最後まで世話をできる自信がなくて。
03:41ちょっと実家で飼ってて、漁師なくなっちゃったもんで。
03:46自分がアパートでちょっと飼えないもんで。
03:50一年間にやってくるわしの仲間たちは、なんと千匹。
04:11この池がこの子たちのついの隅かということじゃ。
04:17来るとどうしてもね、こうやりたくなっちゃってね、自分でもやるんだよね。
04:28頑張れ。
04:30おっ。
04:32わしの友達の白輪園長さん。
04:3913年前の開園以来、カメの引き取りを続けておる。
04:46引き取りで一番多い種類はミシピアカミミガメ。
04:522話目がクサガメ。
04:56うちが引き取らなかったら殺されるかもしれないわけですよ。
04:59殺されちゃうと殺処分になるかもしれない。
05:01だったらもう受けるしかないですよ、そこは。
05:06人間がね、勝手に飼育して、勝手に手放して、勝手に引き取って、それで幸せだと思ってるだけの話であって。
05:17どっちが幸せかは、それはもう亀しか分からない。
05:21昭和とかいう高度経済成長の時代。
05:28人間たちがわしらを家族に迎えてくれるようになった。
05:34みんなにチヤホヤしてもらったそれぞれの家族のもとで人間とカメが幸せに暮らしていたんじゃ。
05:53あれからずいぶん長い時が。
06:06カメ、カメ、カメ、カメ、カメ、カメ、カメ。
06:1260年ですね。
06:16ええ、本当に。
06:19こちらはカメの飼い主のリカちゃん。
06:23もしかしたら本当にカメの時間だよ。
06:26こっちが相棒のカメちゃん。
06:30つぶらな瞳、たまらんの。
06:35なんと60年もの間連れ添ってきたんじゃ。
06:47毎日続けてきましたね、本当に。
06:52みんなきれいになりました。
06:56えんにちの露店で買ってきたカメちゃん。
07:03家族みんなにたいせつに育ててもらった。
07:11そうそう、きんじょのねこにしっぽをかじられたときなんかてんやわんやの大さわぎ。
07:22みんなにしんぱいされたもんじゃ。
07:29小さいころから家にいましたね。
07:34なんか当たり前にそばにいてくれた存在だから。
07:41そうですね。家族かもしれないですね。
07:48ずっとにぎやかだった家。
07:52今ではリカちゃんとカメちゃんだけ。
07:58自分がいなくなったあとも幸せに暮らせるように手放すことを決めたそうじゃ。
08:09いつかが考えないといけないと思って、ずっと先延ばしにしてきたんですよね。
08:14もう余裕があってできるときに考えて動くのが責任かなっていうふうに思ったんですよね。
08:21これに入れていく予定です。
08:33とはいえ気持ちは揺れている。
08:40入ってみようか。
08:44はい。
08:46狭いかな。
08:49よいしょ。
08:52はい。
08:56狭いって思ってるよね。
08:59もうちょっと大きい方がいいんだろうか。
09:09今でもやっかりやめますって、どんだけメールを送りたいかなって思うんですよね。
09:17でもそれではいけないと思うので、無責任ですよね。
09:24空になった水槽とかを見たときに、どんな気持ちになるんだろうなっていうのはありますね。
09:34時代は移り変わる。
09:45カメと人間が暮らすのもひと苦労だ。
09:55リカちゃんとカメちゃんに別れの日がやってきた。
10:01電車とタクシーを乗り継ぎ片道5時間の長旅じゃ。
10:08泣いてるように見えるね。
10:23カメ。
10:33ごめんね。
10:35勘弁してって思ってるよね。
10:38勘弁してって思ってるよね。
10:45あるいはね。
10:51ありがとうございました。
10:52着いたよー。
11:24カメちゃんとリカちゃんの人生はもう交わることはない。
11:40明日からは独りぼっち。
11:52ありがとうございます。大切に飼育させていただきますので、ご安心ください。
12:03長生きして幸せになって。
12:09こちらに連れて行きますので。
12:11よろしくお願いします。
12:14もういい。
12:17こちらに連れて行きます。
12:21失礼いたします。
12:33もう渡した瞬間でお別れ。
12:52もう一回触ってしまったらまた気持ちが残るから。
13:08カメちゃんの新しい住まいを目に焼き付ける。
13:14あー。
13:16あー。
13:17あー。
13:18いっぱいねー。
13:19みんなとぼっこできるー。
13:26よろしくねー。みんなー。よろしくねー。
13:36うわー。
13:38まずい。これは生存競争だ。
13:42勝てるだろうか。
13:48早く慣れてくれるといいなー。
13:51決めたことに後悔はないので、カメちゃんがここで新しいカメの人生、カメ生を幸せに送ってくれたらいいなって思ってます。
14:09また。さよなら。
14:12さよなら。
14:17さよなら。
14:18みなさん大変だれば今日を待たせいたしました。
14:20さよなら、たくさん、より食べる時の発送になります。
14:24みなさん、水田井の場景の場合、どうぞよろしくお願いいたします。
14:26さよなら、スタート。
14:27またいつもの一日が始まった。
14:30さよなら、さよなら!
14:32さよなら!さよなら!さよなら!さよなら!
14:33さよなら!さよなら!さよなら!さよなら!
14:34出会いの数だけさよならがある。まあそんなもんか。けれどもう少しだけ子どもたちの笑顔を見ていたいものですな。
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