00:00音楽
00:30音楽
01:00音楽
01:06花はさんのヒーリング能力は完璧に近い
01:22そのうち花はさんを神と呼ぶ人も出てくれた
01:26音楽
01:56先生
01:56あの息子に騙された女の子
02:02私は好きだった
02:06だからあの二人のことを
02:12死んでしまえた
02:14腹の底から願って
02:18本当にそうなってしまった
02:26嘘だった
02:28嘘だった
02:29嘘だった
02:49何だ
02:52一体どうなった
02:56嘘だ
02:58そんな時はまだ
03:13私にそんな強い力があるとは思っても
03:19気づいた時はゾッとした
03:24どうしたらいいかをいろいろ考えた
03:28罪を償うのはどうしたらいいかをね
03:32先生
03:33吉永光子といってね
03:39とっても純情ないい子だった
03:44人を愛する感情というのは不思議なものだ
03:51あんな黙な子が心の濁った若者に騙されるなんて
03:59花をくれたことがあった
04:07敬老の日だからといって
04:09おじいちゃん
04:17これ敬老の日だから
04:22プレゼント
04:23あの子が若者に夢中になっているのがよくわかった
04:37それが良くない方へ行くことも
04:41なんとなく感じていたい
04:44なんかとてもじゃないが
04:56やめた方がいいなんて言えなかった
04:59あの子は妊娠して
05:05関本の病院で打退させられた
05:09あの親子に診察だと騙されて
05:13よりによって
05:16二度と子供の作れない体になってしまうなんて
05:20三つ子さんは町から出て行ってしまった
05:38あの子の絶望した気持ちを
05:42プラスに向けてやることは
05:45私にはできなかった
05:48だがだからといって
05:52あの親子が死ねばいいと思ったわけじゃない
05:55そんなことは考えもしなかった
05:59あの日までは
06:01ナイスを開けちゃう
06:07いいいいいい
06:08そうさその調子を今みたいに首残してていい
06:11もう一回いい
06:12そう首残しておいて
06:15フォロースルーをしっかりやると
06:17すごいかっこいい
06:19大将いいじゃない
06:22大将
06:25あの子は愛する者に裏切られ
06:33あれほどの悲しみを背負って町を出て行った
06:38あの親子
06:40私はその時はっきり
06:44二人が死ねばいいと
06:47腹の底から
06:49その日の夜だ
06:56二人があんなことになったのは
07:01人の命を奪っても
07:10そこから何も思いはしない
07:13あんたたちに
07:20私の力のことを悟られるのが怖かった
07:25私が殺人を犯したことを知られることになるか
07:32私は弱い人間だ
07:39私は弱い人間だ
07:43私は弱い人間だ
07:47私の力はどんどん大きくなっている
08:06私の力はどんどん大きくなっている
08:18僕には分かっていました
08:34先生は病気は怪我を治るだけじゃない
08:38もっと深いところで人々を救うことができる人だ
08:43世の中をいい方向に導くことができる人だ
08:48それは違う
08:50いえ
08:51僕も花輪さんだったら
08:53たとえ神と呼ばれるようになっても
08:55それは良いことだと思います
08:57私は人を殺した
09:01過去に何があろうと
09:11先生の偉大さんには何の変わりもありません
09:15私は選択を迫られている
09:26自分の未来を選択しなければならない
09:29選択?
09:31何を選択するんですか?
09:34名古屋さん
09:39あなたはどう思う?
09:43え?
09:44あなたにも選択すべき未来が見えるはずだ
09:49はずだ
10:03見える、兄さん
10:06未来が見える
10:09名古屋さん
10:11私はずっと考えていた
10:14私の進むべき未来のことを
10:19一体、何を言ってるんです?
10:22そうか
10:29あなたの力は大きすぎる
10:31完璧すぎるんだ
10:33世の中というのは難しい
10:41どういうことですか?
10:44先生の力が完璧であればあるほど
10:47人々は救われるはずだ
10:49力のあることがどうしていけないんですか?
10:53もし今の世界で神になるべき人がいるとしたら
10:56それは花さんのような人だ
11:00だけど花さんの力が完璧であればあるほど
11:03それは難しいことになる
11:05どういうことですか?
11:07僕も諦めたくない
11:09方法があるはずだ
11:11花さんの力を
11:12今の世の中で役立てる方法が
11:15私もそれを探した
11:18先生はさっき
11:19先生を妨害する奴らを
11:21何にも争わないで
11:22追い返すことができたじゃないですか
11:24ということは
11:25ここでみんなの治療を続けることには
11:27何の障害もないということです
11:31ここにやってくる人はみんな治る
11:34目の見えない人も足の悪い人も
11:37そしてどんどん評判は高くなっていく
11:40それがどうしていけないんですか?
11:43ジャーナリズムは今以上にそれを大きく取り上げる
11:46花さんはどんどん有名になって
11:50たくさんの人々が助けを求めてやってくる
11:52それにいろんな宗教団体が花さんを仲間にしようとする
11:57そこで小さな対立がいっぱい起きるんだ
12:00なぜ対立するんです
12:03みんながみんな亀に対しては違う考え方を持っているからだ
12:08それも先生の力を持ってすればどうにでもなるでしょう
12:12花さんは人々を助けるためにヒーリング以外の力も使うことになる
12:19サイコキニスや投資能力も
12:25それによって病気や怪我を治す以外の依頼も増えてくる
12:30行方不明の肉親を探してほしい
12:34大地震がいつ来るか教えてほしい
12:37政治に介入して日本の政治も良くしてほしいという依頼まで来る
12:42望むところです
12:46それは日本をきれいにできるチャンスです
12:49そうだ
12:51先生の力で戦争をやめさせることだってできる
12:55さっきみたいな力を使えば
12:57兵士は誰も戦場に行かなくて済みますよ
13:00戦争をやめさせることはできない
13:03どうしてですか
13:06戦争にはどちらにも正しいと言える真実がある
13:13それをやめさせることはできない
13:17そんな馬鹿な
13:19どの時点で戦争を中断させても
13:22どちらかは必ず不満を持つ
13:25つまり花さんがどちらかに加担している状態になる
13:29戦争をやめさせたままにするということは
13:33花さんがどちらかを押さえつけているという状況になってしまう
13:37それでも人が死ななくて済むんだったらいいんじゃないですか
13:41そうなれば花さんは神ではなくて独裁者だ
13:44政治に介入しても同じことになるだろう
13:47正義があれば独裁でも構わない
13:52いや、先生だったら
13:56先生に限っては独裁者でも構わないと思います
14:01花さんにだって寿命はある
14:04はい
14:05花さんがいなくなった後
14:08世界は大変なことになってしまう
14:10しかし、しかし、何か方法があるはずだ
14:14先生のこの素晴らしい力を使って
14:18世界を良くする方法が絶対にある
14:20私は全能ではない
14:27人を無理やり押さえつけるようなことに力を使えば
14:34必ず歪みができる
14:39花尾さんは今の世の中の仕組みが崩れるような真似はしない
14:43だけど、国家は花尾さんの存在を良いようには思わなくなる
14:48どうしようですか
14:49犯罪を犯せば、国家はその人を罰する
14:52しかし、花尾さんの力は膨大すぎて
14:55国家の力では抑えつけられないことがわかる
14:58花尾さんはその気になれば日本の政府をひっくり返すこともできるし
15:03戦争を個人の意思で止めさせることもできる
15:07国家がよく思わないのは当然のことだ
15:12それで、どうなるんですか
15:15花尾さんの力を抑えつける方法が真剣に検討される
15:19花尾さんは悪魔だという人まで
15:23そして最後には、国家が花尾さんを抹殺しようとする
15:29嘘だ!こんな素晴らしい人を殺そうとするだって!
15:34そんな話が死んじゃえるもんか!
15:41今の世の中、そんなには間違ってるのか!
15:46汚れてるのか!
15:50私の力を受け入れるということは
15:55今のこの目に見えるもの
16:00物質に支配された世の中の価値観を捨てるということだ
16:09世界はまだ、そこまで進んではいない
16:18私は神にはならない
16:26私は別の未来を選択する
16:35別の未来
16:37ここに結界を作る
16:43結界?
16:44結界に入ることができる
16:46私が合わないほうがいい人は
16:50入ることができない
16:52私が合わないほうがいい人は
16:54入ることができない
16:56みんな幸せになる
16:59みんな幸せになる
17:02みんな幸せになる
17:08ご視聴ありがとうございました
17:38ご視聴ありがとうございました
17:41あいつがあの変な力で親子を殺した
18:11あいつの変な力で親子を殺している
18:41これでいい
18:51なんだこれ
18:58何してたんだ
19:11私はずっとここで治療を続けていく
19:21これが私の選択だ
19:25決壊は私が死ぬまで破れない
19:30花浅
19:34俺たちのことも分かるはずだ
19:41俺たちの力は
19:42人間は誰でもプラスの意識とマイナスの意識を持っている
19:49この世界は意識の力でできているんだ
19:53力があるということは
19:56いろんなものに強い影響があるということだ
20:00人間の思いは必ず現実に影響を及ぼす
20:06それが私やあんたたちがことのほか強い
20:11それを忘れないことだ
20:15誰もが背中合わせに持っているマイナスの意識が
20:22二人の場合は一つの人格として具体化している
20:27それも二人の力のせいだ
20:34マイナスの意識
20:42俺たちの意識があいつを作ったって
20:45だが二人が成長すれば現れなくなる
20:50そしてやがてやっていく
20:54え?
20:57あんたたちも選択をするときが
21:01それはきっと私とは違ったものになるんだろう
21:06決壊か
21:17これしか方法はなかったのかな
21:20力を持った人間がこの世界と同居するための方法だ
21:25きっと俺たちに俺たちの方法がある
21:29選択するときが来るっていうのはそういうことだろう
21:32うん
21:36ナオヤ
21:40ミサキ老人のことどう思ってた?
21:45好きだったよ
21:46すごく親しみがあったし
21:48死んだときは悲しかったな
21:50俺もだ
21:52もしかしたら俺たちはミサキ老人に守られていたのかもしれない
21:57え?
22:00ビクリアに隔離されていたんじゃなくて
22:02ミサキ老人の結界の中で守られていたのかもしれない
22:05この世界と同居する方法を見つけられるまで
22:09ミサキ老人の結界は関していたのかもしれない
22:14ミサキ老人の結界は
22:17ミサキ老人の結界も
22:32ご視聴ありがとうございました
23:02ご視聴ありがとうございました