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  • 2025/6/9

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テレビ
トランスクリプション
00:00あなたはわかっていると思いますが、こちらです。
00:30お前、深い愛情と絆は、くなき不安だけでなく、大勢の視聴者に忘れかけていた心の大切さを教えてくれたのです。
00:38ここに、その功績と苦労を改めて表彰し、感謝状を贈ります。
00:43平成4年12月24日、テレビ朝日。
00:46こんにちは。
00:48どうもありがとうございました。
00:49慎んでいただきます。
00:51ありがとう。
00:53何なんでしょうか、これは。
00:54どこへ飾ったらいいんですかね、こういうのは。
01:03僕は小学校2年生から6年生くらいまでの間に、おふくろが9人変わっているんですよね。
01:08は?
01:09おふくろが9人変わっているんですよ。
01:115人。
01:12それで真ん中で1回僕を産んだおふくろのところへ、僕が引き取られているので、実質は8人ということになるんですけど、延べ9人ということになるんですけど。
01:219人いらっしゃったお母さんの中で、みんなそれぞれお母さんと呼べたわけじゃないですよね、これ。
01:29いや、呼べないですよね。
01:30あの、なんていうか、おふくろっていうよりも、親父の嫁さん。
01:36は?
01:37親父の女房という感じで。
01:39切り離してる?
01:40切り離してるとか、そうとしか捕まえられなくなっちゃうわけですよ。
01:43だってくるくるくるくる変わるから。
01:45最短記録1泊2日っていう人なんですけどもね。
01:471泊2日しかいなかったお母さんもいると。
01:52それをお母さんと言っていいのかどうか、よくわかんないんだけども。
01:55これはなかなか解消のあるお父さんだった、そうすると。
01:58ある意味では立派なもんですよね。
02:00なあ。
02:01しかもその、豊かでそれやってたわけじゃないですから、もうその日の米にも困るような状態の中でそれやってたわけですから。
02:084年生の時に、4、5人目の女性が喧嘩していなくなっちゃって、実家がすぐそばだったんで。
02:14で、なんか10日ぐらいしたら親父がなんか荒れてきたのね。
02:18女性がいなくなってから。
02:19は?
02:19ね。
02:19で、なんとなくこう、しょうがねえなと思ったから、隣の水野さんとうちからね、自転車の大きいのがありて、運搬車みたいのがありてね、その女性の実家まで行ってね、2時間ぐらいかかってね、やっとね、後ろへ乗っけてね、帰ってきたことがありましたよ。
02:36へぇー。
02:37なんでもいいから帰ってきてくれみたいな。
02:39お父さん思いというか、親孝行というべきなんですかね。
02:42そうじゃなくて、そういう機嫌の悪い親父に付き合っているのはこっちもたまんないから。
02:47でももう2ヶ月ぐらい経ってやっぱりいなくなっちゃいましたよね。
02:50年後までのお母さんも。
02:54そして昭和31年、船木さんが小学校6年生の時、ついに9人目にあたるお母さん、節子さんがやってきたのです。
03:03僕がお袋ってはっきり読んで、自然にそうなっていった関係がね。
03:11って言ったっていうのはやっぱり9人目の、あの、節子さんですよ。
03:17節子さん。
03:18冬になるとね、あれね、4年ぐらい来たんじゃないですか、足突のジャンパー。
03:23それも親父のね、俺今でも思ってたよ、茶色のヘリンボンのね。
03:27で、襟とね、袖口がね、あの、ニットン。
03:31だから毎年来てると、襟と袖口だけほら破けてくるじゃないですか、恐れて。
03:34毎日来てるんだから。
03:35それで、まあミシンが踏んで家計を助ける。
03:38それで、もうどうしようもね、年末なんかだとほら、もうお金はいりようかし、どうしようもないみたいな話になってくると、
03:46散髪や、なんか今で言うパートみたいな形で、忙しい時だけ手伝いに行ったりして、助けてましたよね。
03:52一方、お父さんから捨てられた海のお母さん、雅子さんは、その後恵まれた人生を送ったわけではありませんでした。
04:00船木さんもそれほど惹かれていなかったためか、何度か会うことがあっても、その溝は二度と埋まることはなかったのです。
04:06まさこさん、冷たい感じのお母さんっていう感じじゃなかったのかしら。どうだったんでしょうか。
04:11そんなことはないですね。
04:13ああ、そうですか。
04:15ただ、その、親父とそれが合わん生活態度ということが冷たく感じたんじゃないですか。
04:22立派になってね、なんか、長島温泉でも来るでしょ。
04:25そういう時に、結局ナノレンもね、袖で見たりね。
04:30で、相立てもナノレンというようなことは、まあ世間でね、そういう話はしてらっしゃったけどね。
04:37女性として、妻として、母として、悲しい人生を歩んできたまさこさん。
04:43温心不通の状態が続いていましたが、昭和54年、まさこさんの死を伝える一本の電話がかかってきたのです。
04:50その時で、僕はね、確かね、あの、仕事場でね、あの、曲書いてたんですよ。
04:56グッバイソングっていうね、ステージ用の曲を書いてたんですよね。
05:00それで、電話がかかってきて、ああ、そう、つって切って。
05:04それで、別に何とも思わなかった、その電話がかかってきた時は、その、ドキッとも何ともしなかったんですよ。
05:10それでまたギターを変えて、で、帰ってたら、10分ぐらい経ったら、めちゃくちゃ涙が出てきたんですよね。
05:19その、唐突に。
05:23それで、そう、何なんだろうな、これは、と思ったのは覚えてるんですね。
05:27それで、それが、その5分、6分と続いた段階で、頭をポーンと飛んだのが、
05:33あ、これがチッってやつかっていうのが、もう一つだけ。
05:37はぁー。
05:39はぁー。
05:41お母さん。
05:42ねえ。
05:42やっぱりだから、親子っていうのは、まさしく理屈じゃないんだなっていうのをね、感じさせられた船木さんのね、お話だったんですけれども、
05:51あの、船木さん、9番目のね、お母さんこそ、節子さんこそ、自分のお母さんと呼べる人なんだ、というふうに言われてました。
05:58で、えー、実際、今でも船木さんは、そういうふうに思ってらっしゃるんですけれども、もうずいぶん前の話になりますが、その船木さんの豪邸もね、売り払わなければいけないような状況になって、マスコミにも報道されたトラブルによってですね、
06:10そうですね、節子さん身を隠すように、えー、まあ、船木さんと離れ離れになっちゃってるんですね。
06:16まああのー、30年ね、芸能界デビューして30年という船木さん、本当になんか時代が今、なんか船木さんにまた来てるというね、この時に、お母さんどういう思いで、船木さんのことを今ご覧になってるのかな、なんていうね。
06:29今のあの、産みの親のお母さんが亡くなられたのを、作曲してる時、電話で受けたということでしょ。
06:35そうですね。
06:35それが10分ほどして涙が出たっていうのが、血だとおっしゃったけど、まあ、それはそれとして、この9人、9人の母、母と呼べるかどうか知りませんが、
06:44仕えてきた、この船木さんの人生っていうの、その方がですね、僕ら感謝状をあげたいような気持ちになる。
06:52だからそれでね、いや、それでね、グレないでね、グレないでね、高校3年生なんて明るくね、歌ったところがすごいんだね、彼。
06:59だからあの歌の明るいね、調子だけど、その陰に何かやっぱりあったから、もう脈々と今ね、
07:05お話聞く前は、なんか覚えちゃうかなと思ってましたもんね、あの頃、だから番組で、あの表彰状をあげたのは、本当に僕ね、もう妥当だと思いますよ。
07:15だからね、あの表彰状をあげたプロデューサーがね、お正月どうするのって言ったらね、俺、お袋のとこ帰るって言って、なんかこれ見てね、あの、たまに親孝行しようと思ったよな。
07:26いや、やっぱり、このコーナー担当し始めてからっていうことだとね、あの、これはいかんことなんでしょうけれども、やっぱり、ああ、親孝行をもうちょっとしなきゃいけないかなって。
07:34佐々木さんもあれでしょ、九州のお母さんにさ、電話なんかするようになったとか。
07:38ええ、まあ文句ばっかり言ってますからね、僕の方でも、向こうの方でもね。
07:42あなたはよろず屋さんに怒られてたじゃないですか。あの、親の電話で、あんまりいい返事をしないって言ったら、そりゃいかんよ、つって怒られてたじゃないですか。
07:52まあ、まあそういう風にしてね、親を刺激することもこれ一つ親孝行かな。
07:56何をよく言いますよ。
07:58気になってんのはね、草笛さんのあのお母さんね、Zマネージャーさんの今度、84歳でやっと小離れしてね、これから私好きなことをやるっておっしゃってたよね。
08:07ああ、そうですね。
08:08なりなさんのかなと思って、その音をね、ちょっと伺いたいな、なんて思ってましたけどね、私は。
08:12さあ、あの、船脇さんにですね、感謝状を手渡したあの、小笠原プロデューサーですね。
08:17あまりの緊張のためか、今日はなんか高熱を出してると。
08:20なんかね、クリスマスイーブに寝込んでるということなんですけどね。
08:23なさい。
08:24お正月はヨタヨタと家帰るんだよね。
08:27まあ、そんな中でですね、えー、この感謝状をトップだということで表彰したときに、船脇さんがですね、まあ、夫婦間のこともこんなことを漏らしてくれましたんで、
08:37ちょっとこちらご覧いただきましょうか。
08:39まあ、たまたま今回、その番組の中で、多少僕のその、追い出しにインパクトがあったということで、なんかこういうのをいただいたんだと思うんです。
08:51ありがとうございました。
08:53私は嫁さんを変えないように頑張っていきたいと思います。
08:57わあ、新鮮、私の手だってね、私はファミリーフレッシュ、油よぐですっきり、すすぎまさ。

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