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トランスクリプション
00:00命はもらうわ本当よ 私はそれほどあなたが憎い
00:07たとえ怪我で済んでも矢をかわせなかったら白虎天目は返してもらう そういうことでどういいわ
00:14あんたが私を妹と思わないなら私もあんたは姉とは思わない
00:20いやさえかわせば幹をベニバラ組からやめさせることができる 稽古は今その1年に燃えて危険な賭けをしていた
00:35殺される稽古は戦慄した それは数々の修羅場をくぐり抜けてきた稽古がかつて覚えたことのない恐怖であった
00:46
01:02時なさい
01:05いいえ打つのならあたしを打ってください
01:10稽古
01:17あなたなど打つにも値しない 矢をかわすどころかあなたは逃げた
01:25臆病者
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02:04あんたにどうこうできることじゃないんだから
02:07とにかく喧嘩の原因はミキにあるの
02:10ミキだなんて
02:12呼び捨てで結構よ
02:13あんたはあの人の正体を知らないのよ
02:16正体って?
02:18それは
02:18ミキはベニバラ組の狩猟だ
02:22その言葉がケイコの喉元まで出かかった
02:26ヒロミン
02:29あんたお腹の中では私のことを笑ってるんでしょ
02:33何のこと?
02:34さっきのことよ
02:35私が逃げたと思ってるんでしょ
02:37冗談じゃないよ
02:39あんたさえ邪魔しなければ
02:41ミキのやつを馬から引きずり下ろして
02:43叩き伸ばしてやれたのにさ
02:44あんたは私とミキのどっちの味方?
02:48はっきりしてよね
02:49ケイコ待ってよ
02:53ケイコはヒロミンに対してどうにも素直になれなかった
02:57それほどミキとの勝負に敗れた敗北感は深かったのである
03:02ダメです
03:10寝てらっしゃらないと
03:11大丈夫です
03:12店がありますから
03:13でも
03:14あの
03:19ヒテトのこと今後ともよろしくお願いします
03:23分かってます
03:26はいコチョウコチョウコチョウ
03:30コチョウどうなんだよ
03:32持ってるじゃないの
03:33はいはいはいはい
03:34おさりは
03:35よいしょ
03:47お前したねーな避けたばっかりの皿に盛るんじゃないよ そうやったあ誰にしたらおうてきゃいいだろ
03:53見りゃわかんだろが! こんにゃろもったんやことしゃあ!
03:56私がやりますよ えっ
03:58じんさんあんたもう退院してきちゃったの?
04:02大丈夫なの?けがのほうは? 大丈夫だと思う足で料理を作るわけじゃないんだから
04:06じんさんそれじゃねはい カッチ
04:09あーよかったよかった オーダスからだ
04:12なんだよ入院代が浮いたもんだからって うるさい
04:17あっおかえりなさい おかえり
04:21あーいらっしゃい 私はあんたとミキさんに仲良くしてほしいのよ
04:26いいから一人で言って 結婚
04:30ん? 何かどうかしたのかね
04:35ヒロミさんから聞きました なんて馬鹿なことしたんです
04:49ミキさんとの対決は避けるように言ったはずですよ 君はその約束を破った
04:57けががなかったらいいようなもんの
04:59確かに私は負けたわ
05:03でもこの次は 私もっと腕を磨いてミキを叩き伸ばしてみせる
05:11じんさん 手がついていたらこれを投げて
05:17いくら練習しても無駄ですよ ミキさんと対決しても君はまた逃げるだけです
05:23馬鹿にしないで なんだと言えるの
05:26君はミキさんと対決した時に自分のことだけを考えていたでしょう だけどヒロミさんは違う
05:34撃つのなら私を撃ってください 凌弱なヒロミさんが
05:38武道抜群のミキさんになぜ堂々と立ち向かいたいと思います
05:43君を守りたい その一心がヒロミさんを借り立てたに違いないんです
05:49人は 自分のためにだけ戦う時には弱いもんです
05:54でも自分を超える何か 他人への思いやりのために戦う時にだけ
06:00人は真の勇気を持てるんです その心がない限り
06:05君はミキさんの敵ではありません 精神主義のお説教
06:08じんさんもおじいね 私
06:11もうボクシングを習うなんて思わない じんさんは所詮
06:15昨日のジョイよ
06:30ミキに敗れた打撃のあまり ケイコはヒロミの心を傷つけ
06:52ジンの心を傷つけ その自己嫌悪に苛まれていた
07:05母さん ごめんね
07:09私どうしてもヒロミみたいにはなれない
07:13自分で自分をどうしようもない
07:20
07:38ケイコダメだよ 学校じゃ無許可で本屋に入るのを高速で禁じられてるんだぜ
07:43バカみたいな高速は守れないよ だけどさ
07:50学生の文在で 今一体何時だと思ってんだ
07:54早速帰れ ほら
07:57やめいこ 見つかったらことだよ
08:00面白いじゃない 成功が何よ
08:02いいから早く早く
08:04ケイコをベニバラ組に入れましょう
08:09えっ でも組長はケイコが嫌いだろ
08:12そう でも今はケイコを私たちのグループに入れてもいいと思ってる
08:18いいえ 何としても部下にしたい
08:21敗北を徹底的に認めさせるためにね
08:25でも無理じゃない ケイコは仲間に入れってあって承知するわけがないよ
08:30承知するわけがないよ その役は俺が嫌だ
08:35俺はあいつが慕ってる神が憎い
08:39神にダメージを与えるために俺が
08:42それにミキさん
08:45あんたの本心はただケイコを部下にしたいだけじゃなくて
08:48白虎天国を差し出させたいんだ
08:51そいつも俺が奪ってみせよ
08:53頼むわ
09:02こんにちは お帰りください
09:05ミキさん ちょっと待ってくれ
09:20頼みがあるんだ
09:21何でしょう
09:22こんにちは
09:23実は明後日がケイコの誕生日なんだ
09:28ケイコの?
09:30ああ
09:31それでささやかながらお祝いの席を設けるんだが
09:35君にもぜひ来てもらえないだろうか
09:38ケイコはどんなに喜ぶことか
09:40私が出席すると大思いですの
09:43とにかく席だけは設けておく
09:46ぜひ来てほしい
09:47お断りします
09:49私はケイコさんの友達ではないし
09:53姉だとも思っていません
09:56同じ学校に授業料を収めている間柄でしかありません
10:00ミキさん
10:02君とケイコとの間に何があったんだ
10:06別に何も
10:08そんなはずはない
10:11山内先生が失敗して電話を下すって
10:14近くの君とケイコとの間に
10:17僕に口も聞かないと心配しておられた
10:21ケイコさんは知っただけです
10:24知ったって何?
10:27私についてある秘密を
10:30それはケイコさんにお聞きになれば
10:33イキさん
10:34私はあなたが想像しているような人柄ではないわ
10:38悪人よ
10:40あなたの顔を平気でしないで打った人間なのよ
10:43その頃ケイコはヒロミの家に向かっていた
10:51先日ヒロミを罵ってしまったことを
10:54素直に詫びようと思ったのであ
10:58遠山君
11:00手間は取らせない
11:01少し話がある
11:03え?
11:05紅薔薇組に入らないかっていうの?
11:10ああ
11:12あんたは俺たちが退学させようとしてもめげなかった
11:16ミキさんもその根性勝手な話だ
11:19どうせ突っ張るんなら仲間は多い方がいいぜ
11:22入ってくれりゃ大歓迎だ
11:24空野尾月さんも私も一人が似合ってるよ
11:28さよなら
11:30聞いたな口聞きやがって
11:32あんた陣の奴にボクシングを習ってるそうだが
11:34お手並みを見せてもらおうじゃないか
11:36待った待った
11:38私喧嘩は嫌いだよ
11:40逃げるのか
11:41ミキさんの矢から逃げた時と同じようによ
11:44何だって
11:45臆病者さあんたは
11:47ふざけんじゃないよ
11:49やる気になったか
11:51女だからって手加減はしないぜ
11:53行くよ
11:55言うことない
11:56いいことない
11:58びっしょ
11:59
12:01
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12:16
12:17
12:19何するんだよ
12:21
12:22
12:23どんなことしても言う通りさせるぜ
12:28けいこ 組に入れ そして白黒天文子渡すんだ
12:32あれだけは渡せないよ
12:41燃え上がって
12:43燃え上がって
12:44燃え上がって
12:45燃え上がって
12:47燃え上がって 燃え上がって
12:50燃え上がって
12:54燃え上がって
12:56燃え上がって
12:58燃え上がって
13:00燃え上なんて物語の中にしか存在しない
13:02違う そんなことない
13:04どう違う
13:06俺の家は
13:08神の奴に兄貴を殺されてからというもの
13:10貧乏のどん底に叩き込まれた
13:14そしたら友達は全部離れていった
13:18いい時だけ損得ずくで相手を利用する
13:21友達なんて所詮そんなもんだ
13:23でもけいこは
13:24本当に私の友達よ
13:26じゃあけいこのためなら何でもできるってんだな
13:29そのつもりよ
13:33だったらこの場で俺に抱かれる勇気はあるか
13:36そしたらこいつを話してやるぞ
13:38どうした
13:41いくら友達でもそこまでする気にはなれまい
13:46いいよ
13:47私を好きにしても
13:49何を言うのヒロミ
13:51私のため中に無茶はしないで
13:53大丈夫よ
13:56さあこっちへ来い
13:58おいおい
14:00ヒロミ
14:14ヒロミ
14:19ヒロミ
14:21ヒロミー!ヒロミー!
14:39ゲイコー
14:51トウヤマくん、ヒロミーは?
15:01ヒロミーをどうしたのよ!
15:12ヒロミーに合わせたんだね!
15:15来た!来た!来た!
15:18ゲイコー
15:20トウヤマくん、何もしなかったわよ
15:29女の涙は苦手だな
15:32どうやら友情ってやつは本当にあるらしい
15:37今日だけは勘弁してやる
15:49ヒロミー
15:52ヒロミー
15:53ヒロミー
15:55ヒロミー
15:56ヒロミー
15:57ヒロミー
15:59ヒロミー
16:01ヒロミー
16:04ヒロミー
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16:08ヒロミー
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16:10ヒロミー
16:11ヒロミー
16:12ヒロミー
16:14ヒロミー
16:15ヒロミー
16:16ヒロミー
16:17たら私を抱こうとしながら触れてるのあるで順調なんだよくまずをケロケロして られるわね
16:23無事ですんだから良かったけどあんたは甘いわよ 少しは遠山くんのことを恨んだら
16:30たくもうそんな調子で世の中に出てどうするのよ 稽古私にはそんな日は来ないのよ
16:38ごめん 体の具合だんだん悪くなるみたいでさ
16:42週1回だった透析も2回になっちゃうし
16:47お医者さんにも今すぐはどうってことはないけど さっきのことはわからないって言われてるの
16:53私には人を恨んだり憎んだりしてる暇はないのよ 三木さんのことだってそうよ
17:01あんたが悪だって言ったけど私は好き もしそうだとしても私は憎めないよ
17:08ねえヒロミ教えて どうしたらそんな優しい広い気持ちになれるね
17:14私はね自分を捨てようって心がけてるだけ 自分を捨てる
17:20いつ死ぬかわからないのにケツケツしてても始まらないでしょ だから私
17:25生きてる間にできることは何でも人にしてあげたいし 大事にしてるもんだってこだらないであげてしまい
17:31たい 病気は苦しいけどそのことを教えてくれただけでもある意味では病気に
17:38感謝はしてるのよ だけどさあたし物欲が強いからとてもあんたのようには悟れないよ
17:46例えばあたしが一番大事にしてるものは何だか分かる その白天目でしょ
17:51これだけは死んだって誰にも渡せないよ これはあたしにとって母さんそのものだもの
18:06何してるの
18:17夕焼けを見てる なんだ子供の頃を思い出すよ
18:24ねえさん あのな
18:31うん 笑わないでくれよな
18:36だから何よ
18:40俺 女の子を好きになりそうなんだ
18:45その子は腎臓が悪いし 成績もそういい方じゃない
18:49だけどいい子なんだ 人をしのけようとか京都そうとかっていう気はこれ
18:54ポッチもなくてさ
19:01それ ヒロミさんのことね
19:08
19:10
19:13ええええええええ
19:16ええええ
19:18ここらへん
19:22
19:24
19:27
19:31ああああああ あああああああ
19:37ねえ 遠山くんなんかおかしいんじゃない
19:41目を離さない方がいいわね
19:51翌日はケイコの誕生日であった
19:56はぁ はいそれでは誕生日おめでとう
20:01ああああああああ いやメーター見たい今夜はねパーッと行くからね
20:11芸者はまだか もうさあ冗談だよ稽古ちゃんおめでとう
20:16入っているとねー 人とそこに座って今日は特別なんだからそうだ
20:22さてさて飲めだ
20:27三木さん やっぱり来なかったね
20:32ゲボ 三木さんの秘密ってのはなんだ
20:37いやー 三木さんは
20:40お前に自分の秘密を知られてしまったと言っていたら 何のことかしら
20:46心当たりはないのか
20:49全然
20:52ん 三木は紅原組の狩猟であるという秘密
20:57その真相を知った時の数をの嘆きと悲しみを思い
21:02稽古はどうしてもそれを告げる気にはなれなかった
21:05エイグレード
21:08何をしてるんだね 父親として何かご挨拶を
21:13皆さん本日は稽古のためにありがとうございました
21:18私は仕事の忙しさにかまけて
21:23心ならずもいつも稽古のそばにいてやることはできません
21:27ですから今後とも稽古家族同様よろしくお願いいたします
21:30稽古家族同様よろしくお願いいたします
21:34お世話し座らないそのまま ここで一発歌を歌ってもらいましょう
21:38いやいやいや
21:39いいからいいんだ 娘のプレゼントやんだから
21:41朱家族同様の歌のプレゼント最高だよな
21:44それじゃあ何でしょうかな
21:50私は長崎の田舎の出身ですので
21:55それでは島原の子守歌を歌います
21:59ご存知のように
22:01私の妻は稽古を産んですぐ亡くなりました
22:05私はよく稽古の子守をしながら
22:09この歌を歌いました
22:14アネシャンナ どうけいたろうかい
22:23アネシャンナ どうけいたろうかい
22:29青煙突のバッタンプ
22:34カラバ ドゲンネケ
22:40カラバ ドゲンネケ
22:46海の果て場よしょうかいな
22:51ハヨネロナカンデオロロンバイ
22:57オロロン オロロン オロロンバイ
23:02アネシャンナ どうけいたろうかい
23:16アネシャンナ どうけいたろうかい
23:21青煙突のバッタンプ
23:25それは姉さんはどこへ行ってしまったのだろうという意味の歌詞である
23:31アネシャンナはミキを思った
23:33カラバ ドゲンネケ
23:36海の果て場よしょうかいな
23:40なヨネロ ネロナカンデオロロンバイ
23:51Programs いやいやいやいやいやありがとうございます
23:56はいそれじゃあまずは私がお返しにね
23:58ええ歌を出させていただきます
24:00カのズームあいと一緒で歌は久しぶりじゃないか
24:03じゃあ誰か故郷を思わざる
24:05花つむの上に日は落ちて
24:13みんなで肩を組みながら
24:21歌を歌った帰り道
24:29大人な災いのあの友この友
24:33誰か故郷を思わざる
24:50市聖さんの歌はいつ聴いても素晴らしいですな
24:53じゃあもう一度行きましょう
24:55ビル取ってくれ
24:59ています ああああああ
25:03おじいどうしたので何でもありません ケコさん
25:09ちょっと a
25:14今表にミキさんが来てました すぐに帰りましたよ
25:21今のミキさんは お父さんを憎んでますから
25:27お父さんの前ではそっとしておいた方が いいと思って黙ってました
25:323さん心の底では来たかったんですねー
25:393様 小さい時は別にして
25:43お父さんに誕生日を一度も祝ってもらった ことはないはずですね
25:48それに比べて君は幸せだ
25:52幸せは人に分けても減るもんじゃあり ません
25:57ケイコはミキの寂しさを思った 果たしてミキにしてやれることは何もないのかと
26:04生きてる間にできることは何でも人に してあげたいし大事にしてるものだって
26:12こだわらないであげてしまいたい
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27:14百古天木
27:19そうです あなたが欲しがっていた
27:25それは差し上げます 何も言わないで受け取ってください
27:35あなたどういうつもり
27:40そう
27:42とうとう私の軍門に下る気になったのね これはその見継ぎものというわけね
27:50違います あなたには何よりも大事なもののはずよ
27:56何か取引でもする気いいえ ミキさん
28:01私たちはしっくり行かないけど 母は同じです
28:05それがどうしたのよ 私
28:09誕生祝いの席で考えたんです
28:13母さんはどんなつもりで 何を願って私たち兄弟を産んだのだろう
28:18私たち兄弟が 仲良くすることだと思います
28:25ただ 私には私だけの母さんのつもりでいたし だからこそ
28:33その形見を大事にしてきました でもそれは間違いでした
28:38母さんにとっては私と同じように ミキさんも可愛かったはずです
28:45お前は白虎天目を独り占めにしないで 姉さんにお渡し
28:53家の中で母さんがそう言いました 母さん母さんって
28:57私は死んだ人のことなど なんと守ってないわいいえ
29:00ミキさんだって 母さんのことを思っています
29:03私 父さんから聞きました
29:05母さんはベニバラの花が とても好きだったって
29:09その記憶があるからこそ
29:11ミキさんはグループの印に ベニバラを選んだんだと思います
29:15それをあなたに送りたいって 父さんに相談したら
29:23ミキさんが母さんを 忍ぶよすがになるのならって
29:26賛成してくれました
29:29私はもう 白虎天目とは十分に親しいんだから
29:32いいんです 受け取ってください
29:36それほど言うのなら 受け取ってあげるわ
29:41後で返せと言っても 返さないわよ
29:44結構です
29:46私 あなたがどんなに冷たくしても
29:50姉さんだと思うことにします
29:52だって 同じ子守唄を聴いて育ったんですから
29:56子守唄 島原の子守唄です
30:00父さん言ってました
30:02母さんは父さんに習って
30:03よくミキさんにも 歌ってあげたって
30:06ミキさんは私より年上だから
30:08覚えてるんじゃないかしら
30:10そんなこと 何も覚えてないわ
30:12いいえ
30:13それはあなたの記憶の底に 沈んでいるだけで
30:16どこかで鳴り響いているはずです
30:19思い出してください
30:21こういうメロディーです
30:24姉さんなど系太郎会
30:28姉さんなど系太郎会 青煙突のパッタンやめて
30:39bapt 那 rad 北平 そんなことをして
30:41私の情か着立て寄ったって
30:42ブダイオン ベニバラ組なんかやめてください
30:46あの時の母さんも
30:47悲しんでいます
30:48不過二国もつかし事
30:49話か逆でしょう
30:51あなたこそ紅バラ 組に入ったら
30:54詹整形かわ一大手あげるわ
30:56ミキさん真面目に聞いてください帰って
31:01でないと
31:06わかりました でも私諦めません
31:10きっとあなたをベニバラ組からやめさせてみせます
31:26これで声優が逆行にやっと会えたってわけね
31:43これを母さんが愛していた
31:47アネシャンなどけいたろうかい
32:12アネシャンなどけいたろうかい
32:17青煙突のバッタンフ
32:23カラワードゲンネケ
32:28カラワードゲンネケ
32:33海の果て場よしょうかいな
32:37はよ寝ろなかんでオロロンバイ
32:44オロロンオロロンオロロンバイ
32:48母さん
32:53なぜ私を産んだの
32:56この世に生まれさえしなければ
32:58私はこんな邪悪な娘にはなりはしなかったのに
33:02何を泣いているのですか
33:03おばあさま
33:05誰がこの墓に猛でることを許しまった
33:08竹村家を捨てたきみ子など
33:09お前の母ではありません
33:11白虎天もこれが
33:13何を泣いているのですか
33:14私はこんな邪悪な娘にはなりはしなかったのに
33:18何を泣いているのですか
33:22おばあさま
33:23誰がこの墓に猛でることを許しまった
33:30竹村家を捨てたきみ子など
33:34お前の母ではありません
33:36白虎天もこう取り返せたぐらいのことで
33:40復讐が終わったと思うのは心一概です
33:43あなたの心に寂しさや弱さがあるから
33:47稽古につけこまれるのです
33:49竹村流を盛り立てていく身のあなたが
33:53そんなことでどうしますか
33:56人の上に立つ者は非常に徹し
34:00涙を殺し寂しさをこそ友として歩まねばなりません
34:05それが賢遷一如の
34:07竹村流の無の境地です
34:10あなたには子守唄などない
34:13地獄へと吹き飛ぶ
34:15無情の風を子守唄だと思いなさい
34:18はい、わかりました
34:20そして怨念を晴らす組織として
34:24紅原組をもっと強固なものになさい
34:27おばあさま
34:29三木さんのことは私が調べて逐一報告してあります
34:33おばあさまは何もかもご存知です
34:37でも紅原組のことであなたを咎めようとは思いません
34:42和尾や稽古に血の涙を流させるためなら
34:44何をしても構いません
34:47あなたはまだ稽古を紅原組は入れることもできないのですか
34:52それが一番数を苦しめることになるというのに
34:56それで困ってるんです
34:58普通に誘っても脅しても
35:02稽古は承知しないでしょうし
35:04たとえ入らなくても入ったことにすればいいのです
35:08教師を利用して
35:10先生を
35:11この日
35:13私の言う通りになさい
35:17おばあさまがおっしゃるには
35:19愛原先生に
35:20慶古がビニバラ組だという動かぬ証拠を見せつければいい
35:24そうすれば慶古は
35:27仕方なくあたしたちにひれ伏すということなの
35:30罠をかけるのね
35:31じゃあ具体的にはどうするの?
35:35明暗があるの?
35:37それはね
35:39しばらく稽古を監視して
35:42待ちして
35:55待ちおうか
35:56待ちおうか
35:58俺ら
35:59遠い山田
36:00開けてくれ
36:01ベニバラ組が君を罠にかけようとしてるんだ
36:03あいにくだね
36:11慶古なら今日はヒロミとラグビームの練習に付き合うとかで
36:15まだ帰ってないよ
36:19裏切り者
36:23頼む
36:24俺は首をやめたいんだ
36:25やるさすげ
36:27やけんじゃないよ
36:29裏切りはどういう処罰だかわかってんだろうね
36:31福祉を悩んであんたでも許せないよ
36:34はっ
36:35はっ
36:36はっ
36:37はっ
36:38はっ
36:39はっ
36:40はっ
36:42はっ
36:44はっ
36:46はっ
36:48腕にかけても裏をやると絵を切るさ
36:51はっ
36:53はっ
36:55はっ
36:57はっ
36:59はっ
37:00うん
37:02はっ
37:04はっ
37:07はっ
37:10はっ
37:11はっ
37:12ほら立てよ
37:16私の剣を侮ってたよね 遠山くん
37:21あなたの副狩猟の地位は今日限り剥奪するわ あなたは平野組員として出直すこと
37:29それだけではすまないわ 稽古に罠をかける役
37:34あなたにやってもらう いやだ
37:36俺は広いが好きなんだ その友達の稽古を罠にかけるなんてできん
37:41だらしがない 改めて申し渡すわ
37:44あなたの役目は稽古を紅薔薇組に入れること もしあなたが正気しなくても私は平気だけど
37:53仲間が黙ってるかしら
37:56手足をへし折られて 生まれもつかぬ体になっても知らないな
38:01どうすんのさ
38:04
38:06もうすぐとの大会だ いいがお前たちの決定はタックルだ
38:10だから今日は基本から徹底的に練習する 覚悟しとけ
38:14はい
38:15ああああああああ あああああああああ
38:20やったお願いねはいよっ
38:23ていた
38:26ああああああああ あああああああああああああ
38:32ん 広見があるんだよ
38:34ああああああああああああ
38:36あああああああ
38:38ああああああああ ああああああ
38:40ちょっと横になれ
38:42おおひろみ大丈夫かな
38:46
38:50西草 前から気にはしてたんだが
38:54お前のべきかなり進んでるんじゃないのか
38:58まずた松山だ 病院に行こう俺は車で送るかいいえ
39:04病院なら私一人で先生がいないとレースになりますそんなことは気にするな 自主練習に切り替えるからでも私まで抜けたらみんなが困ります
39:15マネージャーの仕事なら今日だけ私がやってあげるわよ ケイコ
39:21だったら今日だけなんて言わないで本当にマネージャーなってくれない えっ
39:27でないで私安心して病院にも行かれない
39:34わかった やってみる
39:39頼むわよ結構
39:42
39:45よし行こうか 西草遠慮しないでおこされ
39:49すいません先生 何言ったん
39:53
39:55
39:57けいこはヒロミの容態を案じつつもマネージャーの仕事に打ち込んだ だがラグビーとは何かけいこはほとんど知らなかった
40:13あんなにやってんだよあの友達は
40:16よっ エスエチ呼んできたよ
40:17はい
40:19
40:20
40:21
40:22エスエチってどの人のこと スクランハーフのことだ
40:24それでマネージャーすとなるのかよ モールドラップの区別もつかねえさ
40:29
40:31
40:32
40:34
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40:38
40:39
40:41
40:42
40:44
40:46
40:48
40:50
40:51アラ先生松岡
40:52本屋への立ち入りが禁じられていることは承知してるなはい
40:57でも私広見のためにも1日も早くラグビーのことを覚えたかったんです
41:02必要な本だというのか許可書を持てません明日出します
41:07何するんですか違反は違反だ あずかるコマリマコ
41:12ああああああああ
41:17ああああああ あああああああ
41:23私はこういうことが起きるの待ってたの トウェマ君
41:28私の言った通りにやるのよ わかっている
41:33
41:35ああああああ バッ
41:40ああああああああ
41:45
41:47何だ
41:50ああああああ
41:54ああああああ あああああ ああああああ
42:11先生あまり経験を目のがたきにするんじゃないです 経験を俺たちの仲間だ
42:17だねー 今後傾向を痛ぶったらベニバラ組が許さない
42:24
42:25ああああああああ
42:30
42:33
42:36ええええええ
42:41me 翌朝稽古は相原の出席をこもるのは覚悟していた
42:49ああああああ ああああああああ
42:54先生 ゆうべは
42:57どうしたんですかその怪我を受けるんじゃない お前
43:02今度こそ退学だ 運営に入ったことでですかそれだけじゃない
43:08お前 いつからベニバラ組に加入したんだ
43:12ゆうべ私をベニバラ組が妨害したんだ お前を助けるためには
43:16私知りません お前がメンバーでなければベニバラ組がそんなことをする道理がない
43:22そうか あの声なんだ
43:25お前は ベニバラ組だ
43:38ああああああああ ああああああ
43:53次回店主のアッパーカット涙の果たし上ご期待ください