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00:00三ッ星エンタメガイドミテラン
00:06さあ始まりました三ッ星エンタメガイドミテラン
00:11今夜も厳選した星3つの一流エンタメだけをご紹介いたします
00:15この番組では数々のエンタメ作品に触れ
00:18その魅力を拡散してきたスペシャリストが
00:20今注目のエンタメを独自の視点で分析
00:23その熱い解説を聞けば
00:25明日にでも出かけてみたくなること間違いなしです
00:28本日はさまざまな愛の形、心を揺さぶるラブストーリースペシャルです。
01:36舞台への出演というのはこれまで何作か19二十歳くらいから始めて多分70本80本ぐらいは7080?はいもうわずかもう舞台上で死にたいってそれぐらいのあっでもまさにそれが理想ですあっでも迷惑かけるんですね迷惑は迷惑ですねはい本日最初の三ッ星エンタメは熊川
02:06オータム2025ドンキホーテ
02:08誰も虜にするKバレーの看板レパートリーとして知られ上演は実に4年ぶり
02:18芸術監督熊川哲也をして何の予備知識も必要としないとにかく楽しいバレーと言わしめる作品です。
02:29スペインの田舎に人知れず暮らす老人子のドンキホーテ
02:35中世の騎士に憧れ小説を読みふけるあまり自分も騎士だと錯覚し住者を連れて冒険の旅に出ます
02:46そこで出会うのが美しい町娘とハンサムな利発師の青年
02:532人は親に結婚を反対されついに駆け落ちを決意
03:00そして妄想に取り憑かれたドンキホーテの行動が2人の恋の逃避行を思わぬ形で動かしていきます
03:10平子さんはドンキホーテと聞いて何をイメージしますか
03:14やっぱり入り口のでっかい水槽ですよね
03:17やっぱり子供なんか喜ぶんですよ
03:20ちょっと水色っぽい光がついていて
03:24ぐらいでもドンキホーテってもう若い世代からはイコールあっちのショップになっちゃってますよね
03:30古典でこういうお話があるんだっていうことを知らない方いるでしょうね本当に
03:35バレーファンの皆さんにとってのドンキホーテというのはどういう作品なんですか
03:40もうとにかくもうダンスダンスダンスもう踊りがもうたくさん詰まっている物語としてもバレってやっぱり結構悲劇が多いんですけどもこれはこれはもう全くその悲劇要素ゼロで悪役みたいなのがいないんです悪魔も出てこないしみんないい人みたいなはいなのでもう見れば絶対ハッピー見終わったらですねもうほんとにカーッとビールをサッとカーッと。
04:07ビールをサッと。
04:09みんながみんなじゃないでしょうけど阿部さんがそうなるっていうだけで。
04:15そんなハッピーで爽快な気分にさせてくれるバレエドン・キホーテの魅力を深掘りそのポイントを阿部さんに熱く解説していただきますまずはドキドキハラハラのラブストーリーです。
04:37ドン・キホーテっていうのはもともとセルバンテスっていう人が書いた古い小説ででドン・キホーテがもちろん主人公なんですけどもバレエの場合はラブストーリーの部分だけをこう切り出してバレオに作ったっていうふうになってるんです。
06:25ダンスの振り付けや細かなしぐさからキャラクターの個性や感情がはっきり読み取れるのでセリフがなくてもストーリーの展開がよく分かりますそんな中で次々と巻き起こる恋のドタバタ劇は見るものを飽きさせません
06:55今ね終身雇用制度なんかも崩壊して久しいですからお金を持ってるかどうかよりも安定性引いてはやっぱりその公務員という形が一番実際ではあるんですけども
07:06ドン・キホーテがこの2人のラブストーリーどういう形で絡んでくるんでしょう?
07:11ドン・キホーテは夢うつつで夢の中で美しい姫なんか私の姫気味を探して旅に出るみたいな感じでいくんですで1人を自分の妄想の中のドルシネア姫っていうんですけども彼女こそがドルシネアだというふうに思って何となく追いかけていくじゃないんですけれどもそういう絡み方?
07:37それでいろんな恋の天末が行われているところに居合わせてつないでいく感じになる2人をつないでいくんですか助けていく感じになるもうあれかもトラさんの原型ってここなのかな本作は熊川哲也が演出に加え舞台美術衣装デザインまで担当実は熊川にとってドン・キホーテはその名を世界に知らしめた特別な作品
08:07主人公のバジルを演じローザンヌ国際バレエコンクールで金賞を獲得英国ロイヤルバレエ団ではプリンシパルに昇格しました男性のバレエダンサーにとってやっぱり熊川さんのバジルっていうのは言ってみれば親父の大きな背中みたいな感じで何とか追いつきたくてという感じで気を吐いて踊るという
08:37Kバレエ渾身のドン・キホーテその最大の魅力はやはりダンスにありますそこで阿部さんが厳選超絶テクニック連発のダンスシーンをご紹介
08:53まずはこちらですバレエっていろんな回転とかジャンプとかあるんですけども大変大きな見せ場の技術としてリフトっていうのがありますこのドン・キホーテはいろんなリフトがしかもすごい難しいのがいっぱい出てくるんでそれをちょっとはいここからです
09:19これはダンサーたちが見事な演技で全然安定して乗れてるので指揮者がえっ待ってるんですよ
09:35これ落ちそうだったらすぐに進みます
09:38こんなに長い
09:40パーカッションで伸ばすってすごいですね。
10:08あれがだからもうほんとにドキドキなんです見てても僕ラグビー部だったんでライアウトでリフトする側だったんですよあれ難しいんですよここの相手との呼吸ないと上がんないんですよまずそうなんですかうんだからお二人がうまいからあんな長いリフトがね上でピタッと止まるのってちょっとカミューザー以上になるね続いてはこちらです一流の技が光る怒涛のテクニック合戦!
10:37怒涛のテクニックは最初からずっとあるんですけどもやっぱり何といっても第3幕駆け落ち騒動が解決し2人の結婚式が行われる場面大断園のフィナーレを迎えるとダンサーたちの熱も最高潮に
11:0732回転いくんですけども途中にこのようにダブルを織り混ぜてもうその時もうその女性のこれはスーパーテクニックですねこれすごいんです3032回転っていうんですよまあそれ以上回ってるこれ最後まで踊りきるっていうのがほんとに大変でも見事に決まりました
14:07そんな女の子だったそうですそんな慶子さんにインターナショナルな教育を受けさせたいというお父さんの思いから名門の横浜高覧女学校に進学しました
14:17早いですよねこの時代に相当親御さんのねその教育方針っていうのが川田さんは映画ご覧になって慶子さんに対してはどんな印象を笑顔の明るい幸せいっぱいな方なんですよねたくさんの困難を乗り越えてきた方が今こんなに素敵な笑顔でいらっしゃるっていうことがすごく励みになりますしだからその方の反省っていうものにはねすごく興味を持ちましたね
14:46舞台ウォーブライドの見どころを伺っていきたいと思いますはいまずは幾多の壁を乗り越えて育まれる愛の物語という点ですはい終戦ね間もない時に英語を生かしてあの米軍キャンプで働いていたんですけどそこでフランク・ハンさんと出会って恋に落ちるんですけれどもとても素敵なエピソードがあってファーストキスですね2人の初めてのキスがこう誰もいないオフィスでフランクさんがすごいもう恐る恐るそーっと
15:16もうちょっとピュアな感じのやつなんですけどフランクさんの誠実さでもう恵子さんはこの人についていこうって思ったっていうエピソードをですねまた90過ぎた恵子さんがもう本当に少女のように語るんですよ
15:46そういう物語を描いてくれるのかという愛の物語ともありますけどもやっぱり時代などもあって困難もねたくさんあるんですね
15:53そうですね国際結婚っていうものもまだ本当に少なかった時代やっぱりアメリカ軍のねハンさんと一緒に歩いてるだけでやっぱりこう勝負って思われてしまったりとかアメリカに行ったらアメリカに行ったでやっぱり日本人ということでの差別を受けておつらい時期もたくさんあったと思うんですけれどもそれを乗り越えて恵子さんはアメリカに行ったりとか
16:04アメリカに行ったらアメリカに行ったでやっぱり日本人ということでの差別を受けておつらい時期もたくさんあったと思うんですけれどもそれを乗り越えて恵子さんはアメリカと日本の架け橋になろうって言ってお茶とかお花とか日本の文化を向こうでも広めていかれたっていうねとてもたくましい女性でもありますね
16:28すごい素敵な写真ですよね
16:35続いての見どころは川田さん何でしょうか
16:39はい激動の人生を演じる実力派キャストです
16:43夫婦を演じるのは奈緒とウエンツ英二
16:48奈緒は今年1月に渡米し恵子と対面
16:53戦争がない国っていうのが一番私の望みなんですよ。
17:07その反省を直接聞くことで本作にかける思いをより強くしました。
17:16更にベテランから若手まで確かな演技力を誇る俳優陣が集結中でも川田さんの注目は山口真希也さんが出演されてるんですけれども侍タイムスリッパーという映画でですね日本アカデミー賞の主演男優賞も取られましたけれども去年舞台でご一緒させていただきましてすごく一生懸命に一つ一つの役を演じられる方なので今回もお楽しみです。
17:46本当に楽しみにしています。
17:48恐らくこの父やってのその慶子さんの芯の強さだったりね。
17:54牧屋さん行きつけの焼き鳥屋絶対うまいでしょうね。
17:59続いての見どころは何でしょうか。
18:01社会派で大注目の今最も旬な脚本演出コンビというところです。
18:09劇団チョコレートケーキという劇団がありましてそこの演出家の久和佑介さん、脚本の古川武さんのお二人が今回この作品でタッグを組んでですね。
18:21劇団名の甘くかわいらしい感じとはちょっと正反対の本当に骨太な作品を作られる劇団なんですけど。
18:31戦争や革命などの史実を題材に数々の作品を手がけてきた劇団チョコレートケーキの2人。
18:41日本の戦争に焦点を当てた6作品の連作公演では読売演劇大賞大賞の栄誉に輝いています。
18:51川田さんも劇団チョコレートケーキの舞台に出演されていますけれどもどういうところが魅力だと難しいテーマだから難しく作るというのではなくてそれをちゃんとエンターテインメントに昇華してお客さんに楽しみながらいろんなことを知って考えていただこうっていう作り方をする劇団ですね。
19:13大人はもちろんですけど学生さんも何かこういうとこから入ると歴史を自分から知ろうっていうね力が湧いてくるって言いますよね。
19:21多分僕平間さんとあっそうなんだ!
19:25戦争花嫁を題材にした舞台ウォーブライド演出の久和さんが戦後80年の節目に伝えたいメッセージとは?
19:39こういう時代にこういう人たちがまあ今も含めて80年生きてきていてその歴史があってその歴史の上にまあ我々は今こういう生活をしていてっていうのを一緒に共有したいな。
19:53人と人ってやっぱりつながり一人では人生きていけないのでそういうものを大切にする一つのなんだろうきっかけになれるといいなと思います。
20:02若い方に見ていただきたいですね20代の方あそこで何があったのかっていうのはもう一度一緒に見ていきたいなと思います。
20:11余談なんですけど多分僕平子さんと家が多分近いというか小泉寺な小泉寺っぽいでもよく駅のホームで拝見しますそうなんだ絶対会ったことあるわ小泉寺こういう人70人ぐらいいるから改めて平子さんいかがでしたか?
20:30われわれが今存在してるのって愛が途切れなかった証しが今であって自分がその証明であるっていうところでその源流は何だったのかどんなとこで愛が紡がれてきたのかっていうのを知るに本当にふさわしい日本だなっていうのは今回見て思いましためちゃくちゃかっこいいことをしていますね僕こういうのだったらね一生言えるんです今回はほし子ですえっ?
21:00では本日のプレゼンは以上となりますが星はいくつでしょうか?
21:05はい今回はほし0個ですえっ?
21:10の代わりハートが3つでございます
21:18このハートも3つ持っていかれましたね
21:21嬉しいルパみたいな使い方
21:24さあということで三つ星エンタメガイド見て欄また次回お会いしましょうさよなら
21:30三つ星エンタメガイド見て欄はTVerで無料配信中見逃しを防ぐお気に入り登録もお願いします本日紹介した三つ星エンタメ是非会場に足を運んで体感してください
21:51コメント欄また見て欄ではありかお会いしましょうか?
21:59ちなみに四つ星エンタメガイドは致して欄は들을つけられますか?