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教育トランスクリプション
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00:00:04こんばんはこの1930松原工事です 上村細子です米は買ったことがないなどと発言した江藤納水大臣が人にし公認に
00:00:12小泉真次郎氏が起用されましたそしてこの問題は 投資討論でも持ち議論されました
00:00:20まずは v タイルにこれらをまとめてありますご覧いただきましょう
00:00:24今国民の皆様方が米の口頭に大変ご苦労されている そういった中で所管の大臣として
00:00:32極めて不適切な発言をしてしまった このことは改めて国民の皆様方に心からお詫びを申し上げたいと思います
00:00:42今朝石場総理に辞表を提出 受理された江藤前農林水産大臣
00:00:52発端となったのは
00:01:06米の価格が高止まりする中でのこの発言 石場総理は一時江藤氏を続投させる考えでしたが
00:01:16批判は収まらず事実上の鋼鉄となりました
00:01:23選挙での落選を除き石場政権での閣僚の辞任は初めてです すべて任命権者たる私の責任です
00:01:33それはいかなるご批判ながらでもそれは任命権者として 私がそれを受け止めるべきものでございます
00:01:41公認の大臣には自民党の前選挙対策委員長 小泉信二郎氏が起用されました
00:01:51消費者に安定した価格で米を供給できるよう強力に取り組みを推進すること 特にここだと
00:01:58こういったご指示をいただきましたので 米担当大臣だというようなそういった
00:02:06思いで 集中して取り組んでいきたいとおもいます
00:02:11今日行われた投資討論で維新の前原共同代表は江藤氏の発言について どっからかで
00:02:20米の値段も上がっている そして
00:02:24他の食べ物の値段も上がっている そして1円でも安いところを探して
00:02:31やりくりをしている国民に対して 魚でするような言葉を言ったそれが最大の問題だと私は思います
00:02:42また国民民主党の玉城代表は総理に米価格の引き下げを迫りました 先ほど新しい大臣の下で米の値段
00:02:54必ず下げるとおっしゃいました 米は3,000円台でなければならないと思っております
00:03:004,000円台などということはあってはならない
00:03:04玉城一郎君 5キロ3,000円台に下がらなければ総理として責任を取りますか
00:03:09石川総理
00:03:14これは責任を取っていかなければならないと思っております 仮に下がらないとするならばなぜ下がらないかということをきちんと説明するのは
00:03:23それは政府の責任でございます
00:03:28一方立憲民主党の野田代表が正したのは 政府の年金制度改革関連法案から消えた基礎年金の底上げ策
00:03:40重要公判議案であった年金法案 これなかなか出てきませんでした
00:03:46その結果 回帰末は6月22日 あと1ヶ月しか審議する時間がないんですね
00:03:53一番大事な現役世代のあるいは若者の将来の年金に関わること
00:04:03ほっておくと3割下がってしまうかもしれない そういう状態を放棄してですね
00:04:09放置して まさにあんこが入ってないあんパンを出してきた
00:04:15一番大事な肝にあたる部分をですね 基礎年金の底上げの部分が入っていない
00:04:23基礎年金の底上げ部分を それでは厚生年金の積立金を活用するということはいいのか悪いのか
00:04:32このことについて我が党の中で本当に3 カンカン学科の議論が行われたということで今日に立ったものでございます
00:04:44修正案の骨子案を昨日政府と御党にお示しをいたしました
00:04:51本来は各党に説明をし各党に修正案づくり参加してもらってと 丁寧な審議をしていかなければいけないと思いますけれども
00:05:00時間がありませんね だとすると比較第一党と第二党が真剣に修正の協議をして
00:05:09成案を得るということをしなければいけないと思うんです 総理いかがでしょうか
00:05:18財源も含めその実現可能性も含めそして社会保障の将来像も含め 案をお示しいただいた立場としてこれは濃密に議論をしていかねばならないと思っております
00:05:33はい米の価格はどうなるのかそして消費減税はどうなるのか見ておきましょうか皆さん はいこちらにまとめました米は買ったことはない
00:05:43まさに売るほどあるという出現で事実上高徹された江藤前農林水産大臣 今日午前時評提出し石場総理に受理されました
00:05:53公認の小泉大臣は会見で組織団体に忖度しない判断をし 米担当大臣だという思いで取り組みたいとを語りました
00:06:04一方今日行われた党首討論です 石場総理は米の価格について米は5キロ3000円台でなければならないと答弁
00:06:14国民民主党の玉木代表は3000円台に下がらなければ総理として責任を取るかと迫り 責任を取っていかないとならないと答えています
00:06:24また消費税の減税も給付もしない政府は無策と批判した立憲民主党の野田代表に対し 石場総理は減収分をどう補填するのか
00:06:35社会保障をどうするかと指摘 野田代表は雨が降ったら傘を指す柔軟な税財政にすることが必要と反論しています
00:06:45まずは江藤氏の出現についてですが 石場選権で初の事実上の閣僚公徹となりました田村さんこれはどのように受け止められ
00:06:55ましたか あのしっかりした方で本来こういうことを言われない方なんですよね
00:07:01だいぶお疲れもあったのか分かりませんが言った内容が内容だけにですね これは許されることだとは思いません
00:07:08その上で今も国会がこういう情勢で大臣の解任決議が出れば通るんですね衆議院で 通ってしまうとその後仕事ができないと事実上こうなりますので
00:07:23こういう時にはやはり早めに今辞任をするというのは一つだというふうに思います まあ追い込まれた事実上のまあ公徹と言ってもいいですね
00:07:32まあまあご本人は初めからお辞めになるつもりがあったような素振りでしたのであの 初めからあったんだとは思いますけどもね
00:07:41もう一つですねこの発言なんですが田村さん3000台下がるか責任を取るかと 責任を取るとおっしゃった
00:07:48これ今の状況で本当に下がるのかどうかわかりませんけど これ本当に責任を取ってやめるなんてことになり得るのかどうですか
00:07:55責任を何を言ってるのかよくわかりませんけれども ただいつまでに3000台だとは言ってない
00:08:02そこはちょっと詰まってないなという気はしますけれども だけどよほどの覚悟を持って小泉さんを指名したわけですから
00:08:10そういうことだと思いますね 田村さん今この状況は専門家ではいらっしゃいませんけどこれについては
00:08:16農水省がですねやっぱりなんか全然把握できてないようで 流通も全然いってないじゃないかという
00:08:21それでいろんなお手を打つけども結局お手に回ってうまくいかない どこからなってますか
00:08:25いろんな説があるのでそもそもサクツケ面積と実際問題 暑いと米の中身が少なくなくなってますので
00:08:35本当に量がどういう状況なのかということも含めて よくよく調べてみないとわからないと思います
00:08:41流通が詰まっているって話があるのも事実だと思いますし いろんな要因があると思うんですが
00:08:46ただ僕がちょっと心配するのは高いお米でも 店頭に並んでればあるんだろうと思うんですが
00:08:52それがないんですよね ということは全体的にやはり表に出てこない 足らないということももしかしたらかもわかりませんから
00:09:00よく調査をして二度とこういうことが起こらないように 対応しなきゃいけないと思います
00:09:04そういう中澄さんもうだいぶ時間が経ってるわけですね どう見ますか
00:09:07これ今日の総理の発言でもう一つ首をかしげるのは
00:09:12原因をこれから究明すると米の価格が高いことをですね どういうところにそれがとどまっているのかとどまってないのか
00:09:20これからきちっと把握しなければいけないと もう何ヶ月前からこういうことが起こっているのか
00:09:26半年と言ってもいいぐらいですね
00:09:28農水省を呼んでもですね 最近もお呼びしてお話聞いても理由がわからないって
00:09:35本当に担当の役所がおっしゃっておられるんで これちょっとありえないことでありますから
00:09:41つまり江藤大臣の発言もそうですけども ちょっとその農政が消費者目線になってないんじゃないかと
00:09:47いうことは痛感しますので 消費者目線で小泉さんはちゃんとですね
00:09:53米の価格を安定化してほしいというふうには期待したいと思います
00:10:00長妻さんだったら立憲だったら策はあるんですか どうしたら米の価格が下がるっていうのは
00:10:06そうですね われわれ一つは中間事業者が数百いろいろあるところが 少しずつお米を持っておられるんではないのかと
00:10:17例えば小売にですねその中間を通さずに直にですね 例えばお渡しすると玄米の状況でですね
00:10:24ですから流通ルートを目詰まりを解消するような策というのを 今いろいろ検討しておりますので
00:10:32こういうようなことについても農水省にも申し上げているので 適格に早めに対応してほしいなというふうに思います
00:10:40先ほど田村さんはですね もしかしたら量が足りないんじゃないかという可能性もとおっしゃった
00:10:46われわれの専門家を呼んでいろんな話をしたんですが 一番私が説得があると思ったのは
00:10:50生産量もしかして足りてたとしても この夏暑いですから最近
00:10:56米がひび割れていたり濁っていたりで 試食に回せるお米がやっぱり減っていて
00:11:01その分結局試食でわれわれの食卓に回るものは減っているんじゃないかと
00:11:05だから流通の目詰まりの問題じゃないんじゃないかと そこはどうご覧になりますか
00:11:10そうですね これ備蓄米を出しましたよね
00:11:16この備蓄米も国有財産で法律に基づいて仕方ないんですが 高値で売るわけですよ
00:11:22入札で一番高く買ってくれるところに でも根が高いところに下げるために備蓄米を出すのに
00:11:28一番高いところに売ったらなかなか下がらないので やっぱりそういうところの工夫もですね
00:11:35やっぱりきちっとしていただきたいというふうに思います
00:11:39じゃあもう一つだけ長妻さん 消費税の減税ですけども
00:11:44これ立憲民主党は1年に限ってということなんでしょうか 食料の部分をゼロにすると
00:11:50ただ長妻さん普通に考えるとですよ 一回下がってもちろんみんな苦しいから下げてほしいと思っている人多いでしょう
00:11:57ただ一回下げてゼロにしたときにですね 上げられるかと思った
00:12:02この時今経済状況悪いんだよ みんな悲鳴上げるよ ちょっともう無理じゃないのということで
00:12:07結局一回下げたら上げられないんじゃないかという人も多いんですが そこはどう解決されますか
00:12:14これはですね我々も私もそういう懸念を持っておりました
00:12:19これただ党内で議論するときに基本的にはもう1年だと
00:12:241年和らげるためにですね食料品については下げていくと
00:12:29でもごめんなさい1年と言っても今からやって始まるのは来年か再来年ぐらいですよね
00:12:33再来年はかかりませんけども来年なんですが
00:12:36来年4月からスタートと言ってるんですが
00:12:39今ごめんなさい5月で来年あと1年後ですよね
00:12:42ただその間ですね我々短期的な対策ということで
00:12:462万円の給付金をちょうど物価が上がって食料品見合いで増えているものを和らげるということで
00:12:542万円の給付金を全国民に1人2万円お配りする
00:12:57先にということですね
00:12:59ただばらまきではいけないので
00:13:01あの所得税をかけますそのお金に
00:13:04ということは今所得税の最高税率は45%ぐらいですから
00:13:08すごく所得が高い方は半分近くはですね戻さないといけないと
00:13:14税で取られるということでそうでない方は丸々もらえるような
00:13:18ばらまきではないものをかませて
00:13:21そしてその後消費税そして最終的には給付金税額控除という
00:13:26我々がかねてから言っていてヨーロッパでもやられているような
00:13:30格差を是正する措置ということでつなげていくということは
00:13:33法律にちゃんと1年というのは明記しますんで
00:13:37田村さんどうですか今1年というのが
00:13:41早くても来年の4月から1年後とほぼそれで1年に限るんだと
00:13:47さあ戻せるのか含めてどうご覧になりますか
00:13:49ちょっとデフレの頭が抜けてないんだと思うんですよね
00:13:53また物価が下がると思っておられるので
00:13:55そういうなら消費税上げても大丈夫だろうって話なんですが
00:13:58もう向上的に物価は上がっていく
00:14:00もちろんそれを上回って所得を我々上げていかなきゃいけないんですが
00:14:03するとね例えば次の年辞める物価が3%4%上がってる
00:14:09それに食費の8%上げるこれとてもじゃないと私は戻せない
00:14:13つまり1回下げると戻せない
00:14:15ですからやれば多分向上的に税収欠陥が生まれるんですね
00:14:20で私はね今消費税を高級的に下げろと言われる
00:14:23そういう政党もあります
00:14:25全く否定するつもりはないんですが
00:14:28要は税収上がった部分は上がってるんですよ税収は
00:14:31それ例えば防衛費に倍増しよう
00:14:34小さ手費用を倍増これだけで8兆円近く
00:14:37さらに言えばこれから国土強靱化で5年で20兆円以上いるだろうと
00:14:42そしてさらに申し上げれば今社会保障
00:14:45医療や福祉で働く方々の給料が他の産業ほど上がってなくて
00:14:50離職が増えてるんですここは同じなんですが
00:14:52その人たちの給料を上げなきゃいけない
00:14:55そういう部分に我々は使いたいので申し訳ないけれども
00:14:58今他の政策に回さなきゃいけないので下げる余裕はないというのが本音のところです
00:15:03これねあれなんですよ結局どうやってお返しするかなんですよ
00:15:08自民党も他の政党もですねつまりインフルエンになると国民の皆さん苦しいですよね
00:15:14ところがインフルエンになったがためにお金がいっぱい入ってくるところがあるんですよ
00:15:19政府ですね税収が増えるわけですよ
00:15:21その部分の一部をお返しするっていうのはどの国の政府でもやっているので
00:15:25その返し方が一番的確なのは何かということで
00:15:29だから与党もですねおそらく給付金か何か分かりませんが
00:15:33何らかの形で今まだ出しておられませんけれども緊急の対策やられると思う
00:15:38ですからそれを何が一番効果が高いのか
00:15:41日々買う食料品なのか給付でやるのかということなんで
00:15:45我々としてはですね責任を持って1年1回だけの延長で最長2年
00:15:52でその後に給付金税額向上に結びつけていくというようなことでお示ししております
00:15:591回だけで本当に終わるならば今の話でいいです
00:16:02我々も給付金をするのか所得制限をかけるのか含めて多分これからいろいろな検討をすると思いますけれども
00:16:09ずっと続くとその歳入結果がずっと続きますから何かやめなきゃいけないって話
00:16:13歳入結果ごめんなさい食料をゼロにしたら何兆円ぐらいでしたっけ
00:16:165兆円ですね
00:16:175兆円ですか
00:16:19それがずっとになりかねないんじゃないかと
00:16:21ずっとならない
00:16:22そんなん持たないですよ国が
00:16:23矢城さんどうお思いになりますか
00:16:26いや一体下げた税金を上げるのは本当に大変です
00:16:32もう景気が悪くなる
00:16:34だから長妻さんのおっしゃっている給付付き税額控除というのは
00:16:37もう経済学でも昔から言われたことで
00:16:40なぜそれを直接やられないのか
00:16:42食料品の税率を下げて貧しい人も助かるけど豊かな人ももっと助かるんですよね
00:16:51だからそれはやっぱり貴重な税金の無駄遣いであって
00:16:54本当に困っている方評価規制代も含めて困っている人に直接メリットのあるものとしては
00:17:02給付付き税額控除を直ちにやればいいんじゃないかと思うんですが
00:17:06これね我々が今もし政権についていれば
00:17:10それは官僚を動かして
00:17:11精緻なマイナンバーと紐づけてですね
00:17:14所得情報資産も含めて
00:17:16それで段取りを含めて一定の期間にやりますよ
00:17:20ただ政府はちょっとそういうマインドではないので
00:17:23給付付き税額控除をマイナンバーを結びつけてやろうというマインドになってませんので
00:17:28我々としては政権を取って速やかにそれをやりたいということは
00:17:32もうかつての消費税の議論の時から申し上げております
00:17:35ただ中澄さんもともと野田代表も給付付き税額控除派だったと思うんですね
00:17:43ところが党内のいろんな反対というか消費税減税やるべきだという声がわっと高まって
00:17:50要するに党がバラバラにならないように
00:17:52とりあえずはその意見を飲んで
00:17:55給付付き税額控除という密通所をつけることの理屈を立ててやってみようと
00:17:59そういうことじゃないんですか
00:18:00いやそうじゃなくてですね
00:18:02我々給付付き税額控除の旗は下ろしてないんですね
00:18:05これ政権について実現すると
00:18:08ただ消費税については他の野党もちょっとやり方は濃淡ありますけれども
00:18:13ほぼ全部の野党が同じ意見なんですね
00:18:16ですから今少数与党の国会でありますから
00:18:20これをきちっと政府に突きつける参議院選挙で審を通って
00:18:26その後の結果に遺憾によっては
00:18:28野党の立場であっても政府が飲み込むという可能性もあるので
00:18:32まずそれを突きつけていく
00:18:34だから我々の本丸の給付付き税額控除という考え方
00:18:39ヨーロッパでもやられていて逆進性を緩めて格差を是正する税制
00:18:44これはもちろん我々追求をしていきます
00:18:47そこを消費税の減税といいますかゼロにするんじゃなくて
00:18:51例えば給付金でつないで給付付き税額控除すれば
00:18:56もう1回下げたものをまた戻すなんてことは分からなくていいんで
00:18:59いろんな知恵はあられると思うんですが
00:19:00今世の中が減税減税って減税部分になってますから
00:19:04だから多分そういう部分もあったんだと思いますが
00:19:07我々も本当は減税やりたいですよ
00:19:08だけどそこはね高級的に財源がなくなるっていうのは
00:19:12これはちょっと我々としては何か事業をやめなざるを得ないので
00:19:16給付金を配って厳しい時に対応するってことはあり得ると思います
00:19:19これねちょっと今奇妙な感覚なんですけど
00:19:22与野党が逆転したみたいな批判はいくらでも受けて反論しますけども
00:19:28じゃあ自民党は一体今の短期的な物価高で大変ですよね
00:19:33何もしてないじゃないかと教えたい
00:19:34米騒動みたいなものですよこの江藤さんの発言とか
00:19:37米も高いのも相当苦しくなってる
00:19:39これ何かをされるんですか
00:19:41今もやってるんですよ
00:19:42例えばガソリンだとか電気ガスいろんなことやってます
00:19:46これからやるのはいよいよこれから出してきますから
00:19:50出してない出してなくて
00:19:52ちゃんと出しますからご安心ください
00:19:55これは厳しいのは我々もよく分かってます
00:19:58じゃあ年金に移りましょう続きましょう
00:20:00立憲民主党が政府が出した年金制度改革法案これに対する修正案を
00:20:06自民党に提示した場面であります
00:20:09これじゃあ何を求めているのか修正してほしいと
00:20:13一緒にやろうじゃないか第一党と第二党でと
00:20:15先ほど党首総理の野田さんも言っておりました
00:20:19じゃあどういうことなのかちょっと見ておきたいというふうに思います
00:20:21これは実は今日お越しの長妻さんは消された年金法案だとおっしゃっている
00:20:27前消えた年金となりましたが消されたんだと今回は
00:20:31どういうことかというと政府が出した年金制度改革関連法案
00:20:34これしん切りしたんですが
00:20:36この中には前に入っていたものが結局なくなっているんですね
00:20:39自民党内の異論がいろいろ噴出して
00:20:42結局そこはやめようじゃないかということで
00:20:45取り除かれためべりが続く基礎年金の底上げ策というのがあったんですが
00:20:50これがなくなってしまったので
00:20:53立憲民主党としては復活を求めるというこの修正案の
00:20:56腰を提示したということであります
00:20:58じゃあこれ修正を求めるということで年金底上げというのは
00:21:03さて復活するんでしょうか
00:21:05これを今日は伺っていこうと思うんですが
00:21:08まずはこの基礎年金
00:21:10もう本当にめべりが続いて苦しいと言われている基礎年金ですが
00:21:14これについて高齢者の皆さんどんなふうに考えたりしたらいいのか
00:21:172人の方に聞いてありますご覧いただきましょう
00:21:21国民年金を約27年間払いました
00:21:25残りの15年ぐらいが厚生年金だと
00:21:31全部で42年から3年ぐらい払ったと思います
00:21:3640年以上年金の保険料を支払ってきたと話すのは
00:21:41竹内圭司さん74歳
00:21:45東京新宿の都営団地で一人暮らしをしていて
00:21:49毎朝3時に起床し市内で素振りをしながら団地内を散歩するのが日課です
00:21:58竹内さんの年金額は基礎年金に加え
00:22:01企業年金など合わせて月に13万円ほどになると言いますが
00:22:08ギリギリだねそれはもうギリギリ本当に
00:22:13毎月の家賃、高熱費、食費、そして生命保険料など
00:22:19少なくとも11万円の支出があり余裕はないと言います
00:22:25結局あの食費を減らすだとかさそれしかないじゃないですか
00:22:29食費したって
00:22:33そんなに贅沢なものを食べてるわけじゃないから
00:22:36うどんとかそぼを茹でてねちょっと食べるとか米が高いから
00:22:431ヶ月の食費は4万円で1日あたりでは1300円ほど
00:22:50この日の買い物は全部で828円と
00:22:54るっかだかの中節約に努めていますが
00:22:57毎月2万円余りの生命保険料は削れないと竹内さんは話します
00:23:04それは一人娘に負担をかけないため
00:23:09死んでも生きろが出るっていうことだからさ
00:23:12葬式台とお墓建ててくれるということであればその一部になるだろうし
00:23:21今受け取っている年金については1000円でも2000円でも上げてほしいと話す竹内さん
00:23:29国会では年金改革法案が審議入りしていて
00:23:33野党側が基礎年金の底上げを求めていますが
00:23:39昭和何年後だったのかな
00:23:41その時にもう働かなくてもその年金だけで十分に暮らしていけますよということで始めたと思うんだ
00:23:50ところが今国民年金を40年払って1年間に78万円をいただきました
00:24:00月に6万5千円でその人は何もしなくても普通の人間の生活できますってことはできないでしょ
00:24:11なんでこうなったのかな
00:24:13せめて13万か14万に国民年金だけでもなっていればそういうことが残念
00:24:21いらっしゃいませ
00:24:22こんにちはよろしくお願いします
00:24:26こちらは去年12月に報道1930が取材した遠藤志摩子さん87歳
00:24:35もう散らかしっぱなしでね
00:24:401ヶ月あたりの年金10万円と介護ヘルパーとして働いているおよそ10万円の給与で生活しています
00:24:49ご飯柔らかい
00:24:54しかし介護の仕事は体力的にきつく最近働く時間を半分近く減らしました
00:25:02その分給与も減っていてこの先への不安を感じています
00:25:09年金だけだと生活ピタピタぐらいでしょう遊ばなければね
00:25:15遊ぼうからないよね年金だとね
00:25:20生きてたって何のあれ楽しみもないじゃないですかね
00:25:26主人待ってるからあの世に行きたいと思うわよね
00:25:33遠藤さんは基礎年金の大切さをこう訴えます
00:25:39障が気の人なんていうのは構成年金入ってない人がたくさんいると思うの
00:25:45そしたらやっぱり基礎年金というのは大元の年金だから誰でもある程度食べれるような
00:25:53今今だったら全然食べれないからね考えて欲しいわね
00:26:00やっぱり元になる基礎年金っていうのは一番大切だと思うのよね
00:26:07こうした声に政治はどう答えるのか 遠藤さんに期待はあるかと聞くと
00:26:16しょうがないって諦めですよね 年寄りは
00:26:22でほら今はほら子供が少ないからって言って子育ての方にいっぱいお金使ってるでしょ
00:26:29ねだから年寄りは置いてきぼりで
00:26:35そういうことじゃないかなと思う
00:26:38はい皆さん大変な思いをして生活されているということがよくわかります とにかく基礎年金をもうちょっと上げてくれないかという切実な思いも伝わってきた
00:26:47ということがわかると思います さてそこでですねじゃあ基礎年金の底上げというのが今これからまた議論が始まるんでしょ
00:26:55復活するのかどうなのかじゃあなぜ 自民党は削除したのかそしてこの恩恵は結局誰にこれ復活するといくんでしょうか
00:27:03ここがなかなか分かりにくいこのきちんと伺いましょうか皆さん はいこちらの図で見ていきましょう
00:27:10日本の公的年金というのは1回部分の基礎年金と2回部分の構成年金という構造になっています この基礎年金の部分に含まれるのは構成年金の加入者となる会社員
00:27:25そして一時的にでも構成年金に加入したことがあるかった そして自営業などで全く構成年金に加入したことがない方です
00:27:35その基礎年金の底上げ案というのは構成年金の積立金の一部を当てるというものですが この基礎年金の部分には会社員など構成年金の加入者も含まれていますよね
00:27:50今日お越しの長妻さんは会社員の積立金が自営業の方たちを助けるために使われて しまうというのは誤解だと指摘されています
00:28:00ちょっともう一度これ確認したいんですがこの赤い部分が構成年金の部分比例報酬 あのどれだけ給料をもらうかによってま決まってくる
00:28:08そしてこれいろいろ色がついているけど結局基礎年金部分がこの3つの3段階 この部分が基礎年金部分だと思ってください
00:28:16これは基礎年金の税金の割合とかそういうことが書いてあるということであります さて長妻さんに伺いたいと思うんですが
00:28:24このアイデアが出て自民党が削除する前もいろいろ議論があったときによく出たのが 結局構成年金部分ここの
00:28:32このつまりサラリーマンたち会社員たちが積み立てたお金をこちらの基礎年金部分に流用して自由の人を助けるためじゃないかと
00:28:42そういう意見が出たんですね実際そうじゃないんだということなんですね これ全くの間違いなんですよね
00:28:50あのこの構成年金のですね 底上げにつながることなんですね
00:28:57でこれあの基本的にですねここに図はないんですが一番重要なのは税金が相当投入される ことになるんですよつまり基礎年金が底上げされますよね
00:29:09そうすると基礎年金の半額が税金なのでそれがついてくるわけですね 税金が減らないようにすると実はこれをしないと税金の投入がどんどん減ってしまって
00:29:21構成年金の受給水準が下がってしまうと だからこういうようなですねあの形を実行していくと
00:29:30これによってまあちょっとマクロ経済スライドっていうことが短く
00:29:34ちょっと後で今このすぐ後やろうと思うんですがとりあえず我々ですね これ基礎年金というと国民年金
00:29:42イコールまあ自営業の人が多いかなと思うんですがこれを見ると結局もちろん会社員も基礎年金部分は当然もらうわけで
00:29:50そしてつまり会社員やっている時期自営業両方やっている時期もあれば自営業だけの人もいる つまり中澤さんおっしゃりたいのはこちらの
00:29:58ツイートだけ一部こちらに回してもこれ自営業の人だけを助けているということ じゃないんだということですねこっちから始めさせてくださいそうですねその通りです
00:30:06かつですねちょっとこの図も誤解を受けるんですが たまの自営業などと書いてある黄色のところは国民年金を指していると思うんですね
00:30:15ずーっと国民年金の人というこれは全体の3%なんですよ これは厚すぎるしもうちょっと薄い薄いしその黄色が国民年金ずっと入っている人
00:30:26であっても国民年金のうち自営業の方が4分の1なんですねあとまあごめん これたぶん入れたのはですね学生さんも
00:30:34あの働くまでは払っているのでその方が少しあるというのもあるかですから自営業 というとですね1%ぐらいなんですよ
00:30:42これ本当見えないぐらいのところに来るので基本的にはですね あの国民年金に入ってまた厚生年金に入って行ったり来たりされておられる方が多いので
00:30:54ですからそういう意味ではですねあの基礎年金は厚生年金の底上げにつながるということ なので厚生年金の1回立て部分の基礎年金を充実をさせてそして同時に税金ここに
00:31:07税金が書いてないんですよね 税金の投入もここに入ってくるわけね
00:31:12あのや基礎年金のこれは今今入っているわけで新たに投入されるわけで間額が増えるので それで起用度はですね7割なんですちょっとじゃあ見ましょうじゃあ変えます
00:31:24ここは今見てきたのはとにかく厚生年金が一部詰めた時に開けてもこれが 自営業の方だけを売ることじゃないよということをちょっと見ていますそれじゃあ行きましょう
00:31:33そして今これが今まさに見ているところなんですが 厚生年金でよく言われたのがですね厚生年金の受給者のこれ
00:31:40結局もらう分が下がるじゃないかと だから結局利用じゃないかと声が上がったと思うんですがこれ結局基礎年金分は3割
00:31:49約束上げされる 厚生の気分は1割下がるけども結局はこちらが上がるから
00:31:55厚生年金もそうはしないよとそういうことですか 中沢さんそうですねあのこれもですねあの
00:32:02マクロ経済スライドっていうのは難しいと言われれば物価が上がってもですね 同じように物価と同じように年金受給額が上がらないような仕組み
00:32:11これをですね2036年に止めたいと ちょっと待ってくださいこれもちょっともう一回整理すると昔は物価スライドと言って
00:32:19その物価が上がれば年金も同じだけ上がってた それじゃ年金財産持たないねということで2004年から結局
00:32:282%税金があっても物価があっても2%を上げないと もうちょっと減らして上げれば減らそう実質的に減らす
00:32:35ていくということですねこの点々ありますね基礎年金の下で今何もしないと2057年 までその年金がずっと減ってくるはずだったそれを2036年で止めて
00:32:502037年からは失礼2038年からはですね これはめでたく年金が物価スライドになるとつまり2038年からは年金は物価が2%
00:33:04上がれば2%上がるなる分かれば戻るとそれ早く戻したいというようなことで全体の 年金の底上げにつながるわけですね
00:33:13基礎年金に先ほども申し上げましたようにかつ税金が今今度投入されるわけですよ 今の税金はどんどんどんどん投入額が減っていくのを減らさないようにして年金に投入する
00:33:26税金の額を維持するとつまり3割底上げされるということは基礎年金がつまり 基礎年金の半分が税金なわけですから3割上がれば税金が余裕をかかるから税金投入がなる
00:33:37ということでそれで全体の厚生年金も上がるということになるわけですね基礎年金も 上がるし全体の厚生年金も上がるということで
00:33:46ですから自営業の方っていうのはずっと自営業の方は非常に少ないわけで 国民年金だけでも3%なんですね
00:33:54学生もられるし費用者もられるし自営業もられる国民年金だけで一生入っている方は3% ということなのでここはちょっと注意していただきたらさあ要するにですね
00:34:08厚生年金部分はある程度いま下がるけども3割上がるからあのそうしないとまずね まず何で理由じゃないかっていうと保険料払っている時は国民年金
00:34:19厚生年金に保険料払うんですでも基礎年金もらう時には基礎年金勧奨からもらっているんで 払ってるのともらう因果関係がないんです
00:34:27で国民年金勧奨と厚生年金勧奨からどうやって基礎年金勧奨というところにお金を拒否するかというと その時の加入者の割合なんです
00:34:38その割合ってどんどん変わってきますから自分が払った国民年金に保険料が基礎年金で もらってるわけでもなんでもないつまり因果関係全くないんです
00:34:47だからみんな一緒だっていう話なんですよ ごめんなさいそれもよくわからない難しいですねはいこれもう一つですね
00:34:54こちらなんですけれど基礎年金が上がった分 実は2回部分は下がるんです厚さが下がります減るんですだけれども
00:35:03基礎年金の増える部分の方が税金が入っていますから 厚生年金が減っている分よりも多いんです
00:35:11そうすると何が起こるかというとここが厚くなって2回が薄くなりますから たくさん収入のあった方々の年金の増え方は少なくて少ない収入の方々の年金は厚く増えるんです
00:35:26両方とも増えるんですよ だけど増え方がより厚くなりますから所得の再配分機能が厚生年金でもできるので非常に良い制度だと思います
00:35:36ちょっと待ってください田村さん良い制度とおっしゃった なぜ自民党削ったんですか
00:35:42これはですね実はいろんなSNSだとかで今松原さん言われたように厚生年金のお金を基礎年金につまり国民年金に流用するというのがあって
00:35:55難しい制度じゃないですかそれを信じる方々もたくさんおられる そういう声をやはり国会議員も聞くわけですね自民党の
00:36:03その上で今自民党は過半数事項でありません 野党に反対されたら法律通らない通らないかも分からないような法案を出して通らなかった意味がないよねと
00:36:14でも結局選挙が怖かったんじゃなくて 怖かったんじゃなくて要は国民の皆さんが理解を十分にしていない中で野党の先生方もね
00:36:22十分理解されているかどうか分からないと それならばそういうようないろんなSNSで我々は嘘だと言いますけど嘘が流布されている
00:36:31そういうところを抜いた方がより安全に改正できるんじゃないか じゃあつまり田村さんはやるべきだ私はなってこれやるべきだこれあの今日は山井さん
00:36:40田村法案だって言われるぐらい 私があのやろうと1回大臣終わった後にこれを考えたわけなので
00:36:46じゃあつまりあの今立憲民主党が修正案を出した 修正協議に応じて入れるべきだと思われていると
00:36:53だから今日修正協議のあれがありましたから あのキックオフにこれからなってくるんだろうと思います
00:36:59つまり修正に応じてこれを戻すというふうにすべきだということか もちろん中身もありますし戻すと言ってもすぐ戻すというよりかは元の案も次の財政検証
00:37:095年後の財政検証の時点で経済の状況をもう1回検証しますから 計算し直すんで状況を見ながら必要ならば入れようということなので
00:37:19じゃあごめんなさいただもう1ヶ月もうあの回帰待つまで時間があまりないですよね 1ヶ月ぐらいですかねこの間で野田さんの代表も1ヶ月しかないですよと今日おっしゃってたけど
00:37:29この中でまとめて戻るということになりますか多分 あの案が話し合ってまとまればそれは衆議院で通過すれば参議院も短期間である程度
00:37:38ともかくそのほうでやるべきだということですもちろん今出された本人だと 本当のとは入っていたわけですから
00:37:44で自民党の中でも決してこの中身が反対というよりかは国民の皆さんが誤解をされている部分 ただごめんなさい参議院の議員の皆さんはやめてくれよこれまだ誤解があるんだからと
00:37:54おっしゃるわけですよだからそれが乗り切れますかあの要するに まあなんて言いますか与党第一党野党第一党がしっかりと議論をして国民の皆さんにこうやって
00:38:04今日の中妻先生は質問でわかりやすい質問されてましたそういうので理解をいただいた上で ちゃんとこれを法律を通して責任を取っていこうと
00:38:15中妻さんも田村さんがこうおっしゃるならもう修正はもうそうなるということじゃないですか 今田村さんの話を聞いている限り私の意見とそこはあんまりないので
00:38:26ですかららしいですよこれ行くと2人来ていただいたら珍しいんですよ 珍しいんですけどあのこれ本当に年金の宿題が相当詰まっている法案なんですね
00:38:37なんとかここで私はあのものにしてで年金の改革を進めたいと思ってで明日ですね 実はの協議を初めて自民党と立憲民主党する予定にしておりますのでそこで建設的な議論を
00:38:54急ピッチでやっていきたいと思う間に合いますか書きますでも間に合わせたいとは言わせたい あの当然ね合意できればですよ間に合わせたいと思いますあのただ中妻さん
00:39:04これ色々見調べるとですね3割減と言われてたそれが今回のまあ措置で プラスになるのかだと思いきや1割減ぐらいになるとプラスじゃないんですねこれ
00:39:16これですねあの基本的に合わせ技なんですね これ今回の法案の中であんこのアンパンの案だって言っての一番
00:39:27あの改善が大きいのがこのマクロ経済スライドの調整機関一致という今言う案なんですね 送らせたら今先先にしたですね今回の法案の中には
00:39:39あの厚生年金の適用拡大というのは入っているわけですよ これで0.5割改善するのでそれも入れると3割減ではなくてパートの方々なんかも
00:39:49そうですよねに入ることになって約0.5割減になると 0.5割減というのは残るのでこれについてはですね
00:39:56もう一つのやり方として検討条項にこれ法案の中に入っているんですが 45年年金の支払いというようなことで厚生年金の方々
00:40:08もですね45年ルールを適用する60までじゃなくて65まで払う そうですねあのこれ厚生年金の方はちょっと割り送ってるんですが実はあんまり
00:40:19ご存じない方多いんですけども 厚生年金で例えば65まで厚生年金入っておられる方いらっしゃるじゃないか
00:40:26その方は60から65は基礎年金の充実にせっかく自分たちが払った保険料が当てられて ないんですよ
00:40:34それを当てられるようにすれば基礎年金が増えることになるんですねですか 厚生年金も増えると2回ですかそういうようなことも合わせ技でこれを解消を
00:40:45していきたいというふうにそうです 吉野さんはこの案どうですかは戻すということでお二人一致してるんですがどうでしょう
00:40:53戻しても戻さなくても 問題は残るということですねそれはなぜかというともともとこれ自民党案ですから何復活
00:41:00しただけで問題は先ほどもおっしゃいましたけどこれでも年金水準が減ると しかも今少し先ほど長妻さんがおっしゃいましたがすごい財政負担が増えるんですよね
00:41:12これぞ年金分年間何か2兆円ぐらい消費税1%ぐらい増えるんですよ これだけ財源が大変で防衛費だとかいろいろかかるときにほとんど議論なしに自動的に
00:41:24そういう基礎年金の国庫負担が増えるということは5月から増えるんでしたけどな 2.6兆円が増え始めるこれをやった時から増えるんですよね
00:41:332050年52年から増えるとごめんなさい一年大きな道地にしてもそういうのがなんていう かどさくさに紛れてそういう税金が使われるというのは私は非常に問題だと思います
00:41:43そもそもなんで基礎年金という大事なものが減らさえなきゃいけないのか その議論が全くないんですよね
00:41:51まあごめんなさいヤシロさんこれ増やすべきだというとさらに財源を持っておかなきゃいけない 税金をというふうにそこに入れられるのかとおっしゃったけど増やすにはさらに
00:42:01入れなきゃいけないってことではないんです そうではなくてですねそもそも今回の年金改革で一番大事なことが議論されてない
00:42:10それは今のマクロ経済スライドというのはわかりにくい名前ですがこれは年金減額スライドなんですよね 実はどんどん減ってめべりしていると
00:42:19なぜこんなめべりをしなきゃいけないのかということを全く議論してない 他の国ではこんなことはしてないんですよね
00:42:26つまりなぜ年金改革が必要かというと高齢者の寿命が伸びる 過去ずっと前から超えて5年ぐらい伸びているんですよね
00:42:36高齢者の寿命が伸びることは良いことなんです だけどその5年分の費用じゃ誰が負担するのか
00:42:42これまでは若い世代に幸せしたのが先ほど長妻さんが言われているそれはもうやらないと決めた
00:42:49高齢者の中で調整しましょう 高齢者の中で調整するときに2つのやり方がある
00:42:55一つは今やっているように毎年の年金額を減らすという非常に国民急忙感です もう一つは他の先進国がみんなやっているのは年金をもらう期間を上げるということですね
00:43:10そこはちょっと後でもう一回やりましょう それが大事なんですよね基本的に
00:43:13田村さん今矢正さんおっしゃったマクロ経済スライド難しい名前ですけど要するに物価スライドのように
00:43:21税金物価が上がればそれだけ年金上げるんじゃなくてそれを抑えると上げるの 事実をめめりしていくということをやったのはつまり年金財政がもう持たないから
00:43:32若い人の負担がどんどん増えちゃうから当面それを年金財政が落ち着くまで良くなるまでそれを抑えようと
00:43:40だから年金財政が戻ればまた物価スライド戻そうとそういうことなんですか
00:43:45要するにそういう意味ですね要するに100年間で均衡するためには物価よりも若干伸びじって年金の伸びじつを抑えないと100年間で均衡しないと
00:43:55それじゃあやめられないってことですねなぜこれをやってるんだろう
00:43:58それをやめちゃうと途中で積み叩きがなくなっちゃうという話になりますからそういう意味でこれを入れました
00:44:05ただし一方で年金って65歳から支給されるんじゃないんですよ60歳から75歳の間で自分で決められるんですよ
00:44:14ってことは65歳よりも1ヶ月遅らせると0.7%年金増えるんです1年で8.4%
00:44:23そういうような形で5年で42%だからそれだけ増えるので自分で年金を増やしたければ自分でもらう時期を繰り伸べれば繰り下げれば年金増えるんです
00:44:34そこはこの後やりましょうじゃあこの後はですね今これ結局基礎年金の底上げどういう意味なのかというのを伺いました
00:44:40この後はですねこれ以外にですね今回の年金法案でいろんなことが具体的に変わります
00:44:46我々の生活にどう影響するのかをちょっと見ましょう
00:44:49基礎年金の底上げが復活するかどうかという議論をやってきましたがそれ以外にも年金加減法案にはいろんな要素があります
00:44:55いくつか挙げておきましょう
00:44:56はい先ほどもお話がありましたがまずは厚生年金のパート労働者の加入が拡大します
00:45:03厚生年金に加入する要件について年収106万円以上を撤廃
00:45:09そして現在従業員51人以上の企業規模の要件というものが段階的に撤廃されます
00:45:17続いて現在年金と給与などを合わせて月額50万円以上の収入があると年金の受給額が減額されるという制度について
00:45:27この基準を月額62万円に見直して高齢者の就労意欲を促す狙いがあります
00:45:36一方今回見送られ今後検討するとされたものです
00:45:40それは国民年金の納付期間を5年延長し60歳までのところ65歳へするものです
00:45:48この案では5年間で国民年金の納付額が100万円増加しますが受給額は年10万円増加する見込みで
00:45:56実現すれば10年で元が取れるという仕組み基礎年金を底上げできると期待されています
00:46:04こちらの2つは例えば厚生年金の加入拡大もちろん小さな企業の方が
00:46:09なかなか半分払わなきゃいけない大変かなという感じもいたしますが
00:46:13このあたりはそんなに異論はないんじゃないかと思うんですが
00:46:16こちらの5年延長というのが去年も確か衆議院選挙の前に見送られて
00:46:22今回も見送りとこれ田村さんさっきの話では基礎年金の底上げやっても1割減というぐらいになる
00:46:290.Xってありましたけど1割減になる
00:46:32これは今65くらいまで会社員で払ったる人が多いわけですから
00:46:38これはやっぱりやって基礎年金を上げたほうがいいんじゃないかと
00:46:41こういうのもあると思うんですがなんでやらないんですか
00:46:43これは厚生年金の方々は今継続雇用で65まで働けるようになっているので
00:46:48今長妻さんが言われたとおり保険料今払って変わらないんです
00:46:5218%企業と半分ずつこのままでその分だけもらえると5年分余裕に
00:46:58ところが国民年金自営業の方もしくは働いておられない方は
00:47:03自分で納めなきゃいけないです5年分余分に
00:47:06そこの理解をしっかり得られないと
00:47:08その方々は平均4名まで生きれば取り返せると思うんですけれども
00:47:13やっぱり自分たちは5年間やっと60で保険料払わなくて良くなったと思ったら
00:47:19あと5年保険料払うのかっていうのは結構ご不満があるんですね
00:47:25矢島さんこれはどうすべきだと思いますか確かに不満は出るでしょう
00:47:29不満は出ますがただ補助金が付くんですよね実質上国庫負担で
00:47:34これはものすごくお得な年金だということを
00:47:37これは自営業の方も決して何で我々が5年間なんてことはないと
00:47:45だから先ほど年金受給者の方がこの年金だけじゃ生活できないと
00:47:51おっしゃっていたわけでそういうのならば給付を上げるためには
00:47:55やっぱり年金というのは保険料年金保険ですから
00:47:59保険料を上げれば給付も増えるわけですよね
00:48:02ですからそこはやっぱりちゃんと説得して
00:48:05これはお得な年金なのかあと5年払ってください
00:48:09そうすれば少しでも基礎年金が測定できますということを
00:48:13本当は岸田総理がきちっと国会で説明すればよかったんですよね
00:48:18岸田総理は岸田さんの時に出たとわかりました
00:48:21ただごめんなさい八代さん結局お得なんだとおっしゃるのは
00:48:25自営業者の方は65までサラリーマンみたいに保障されてるったら変ですけど
00:48:31わけじゃないとしたら不満が出るとそういうことはないんです
00:48:35ないということですお得だというのは損はしないと
00:48:37その5年分の保険料にマッチングして国庫負担がつきますから
00:48:44そうですねだからそれはとにかく事業に負担がない分だけ
00:48:50国庫負担がついたという考え方ですから
00:48:52そうしないと事業者の方も
00:48:54それはあれだけだと
00:48:55半額が税金の補助がついてくるわけですよ
00:48:58自分が払ったお金の半額を請求する時ですね
00:49:02しかもサラリーマンの方はさっき田村さんおっしゃいましたが
00:49:05ちょっと重大なことなんですねほとんどの方がご存じないんですが
00:49:08サラリーマンの方は65まで働いて
00:49:12当然60から65まで厚生年金の保険料払うじゃないですか
00:49:16ところがその保険料が基礎年金に当てられないわけですよ
00:49:20自分の基礎年金当てられないから
00:49:23それをきちっと当てれば
00:49:25自分の基礎年金当てられないんですか
00:49:26当てられてない今のルールで
00:49:28それを当てられるようにすれば
00:49:29自分たちが払う保険料は1円も変わらないのに
00:49:33基礎年金が増えるんですね自分の
00:49:35ですからこれは本当にいずれ検討してやらないといけないと思いますね
00:49:41田村さん結局自営業の方の足が出ましたが
00:49:44参議院選挙で自営業の方の票が逃げるのは嫌だと
00:49:47そういうことではないんですか
00:49:48いや国民的な理解をちゃんと得ていくことが必要だと思います
00:49:51だから結構
00:49:52去年も衆議院選挙の前に
00:49:56結局ギリギリでひっくり返って
00:49:58年金局長が涙したという話もあったぐらい
00:50:01という話が伝わってきました
00:50:03どうしてもこれやりたかったと
00:50:04年金局長もただできなかっただけで悔しい涙ということだと伝えられてました
00:50:10ごめんなさい私はそういうふうに聞きました
00:50:12でもこれなぜてもこの2回連続先送りするのか
00:50:18多分あんまり話題にもなってませんよね
00:50:21だからやっぱり話題になって国民からどういうような声が上がってこられるか
00:50:25というのがないと我々それ高額療養費で大変なお叱りいただきましたので
00:50:31ちゃんと国民的な議論をこれからしていく必要があると思いますし
00:50:34多分こういうテレビやメディアの皆様方も
00:50:38こういう案だと5年間余計に払わなきゃいけないけれども
00:50:42平均寿命まで生きればちゃんと取り返せますからという
00:50:45お得ですよというお話も出していただきました
00:50:47さっき話題になったら理由じゃないかということで
00:50:51いやそこは難しいです
00:50:52話題になってないならこれ
00:50:54いやそれは寸前になれば話題になりますから
00:50:57出したから話題になる
00:50:58もっともっと長い間かけて
00:51:00そういうことです
00:51:02これも説明しなきゃいけないのは
00:51:05自営業の方でも60から65歳まで絶対に払うということじゃないんですよ
00:51:10つまり金銭的に払えない方は免除とか猶予とか
00:51:15いろんな優遇措置がいっぱいありますので
00:51:18払える方だけ払うと
00:51:19そうすると半分が税金が補助でついてくる
00:51:22こういうことなんですね
00:51:24吉野さんこれやっぱりやるべきだと思われているということですね
00:51:27やるべきだと思います
00:51:29少しでも反対があったら逃げるんじゃなくて
00:51:32きちっと総理自ら説明していただきたいと思いますよね
00:51:36あの時も国会で立憲民主党の方が国会質問されたら
00:51:42すぐに辞めますって引き込めたわけで
00:51:44去年ということですね
00:51:44去年そうですよね
00:51:45なぜその時にきちっとそういうふうに説明されなかったのか国会で
00:51:50せっかく質問してもらったわけですから
00:51:52その辺りが政治の貧困としか言えないと思います
00:51:55この後はG7で最も低い水準だと言われております
00:51:59日本の年金なんですが
00:52:02やはりみんな老後不安があると思うんですね
00:52:04どう備えればいいのかこの後やりましょう
00:52:06今日年金の議論をしておりますが
00:52:08田村さんにとっても中澄さんにとっても
00:52:10矢島さんにとっても私にとっても
00:52:11相当年金はリアルな話なんですが
00:52:14亀村さんにとってはどうですか年金って
00:52:16私今32歳なんですが
00:52:19もらえる額がいくらくらいになっているんだろうというのが
00:52:23全く見通しも立っていないのと
00:52:25自分が納付した額がきっともらえないんだろうなという
00:52:28漠然とした不安がありますね
00:52:32なので頼るのではなく今のうちに自営として
00:52:35少しずつ資産運用とかしないと不安だなというのが
00:52:39率直な気持ちです
00:52:40当てにならないなと思っているってことですね
00:52:43あと平均寿命まで生きるかも今わからないですし
00:52:47ちょっと見通しがないです
00:52:48もちろん上回りはしますねそれは
00:52:52子供が減っているから年金持たないでしょって思われるんですが
00:52:56実は年金ってよく付加方式
00:52:58親の世代への仕送りって言ってますが
00:53:00今の年金って修正付加方式で
00:53:03墨立ての部分があるんです全体
00:53:05そこが結構運用利回り出てましてね
00:53:08私が1回目大臣やったときに
00:53:10120兆ぐらいしかなかったんですよ
00:53:12今もう12、3年かなで
00:53:15260兆ぐらいまで増えているんです
00:53:17それだけ財源が豊かになっている
00:53:19なんで上げないんですか
00:53:21それも入れて100年で経済的に
00:53:24だいぶ昔よりかは良くなっているんです
00:53:26結果は以前よりかは
00:53:28どうすればいいのかとりあえずということなんですが
00:53:32矢島さんの提案があります
00:53:33ちょっと見ておきましょう
00:53:35先ほども指摘もありましたが
00:53:37まずはこちらの数字から見ていただきましょう
00:53:40厚生労働省の調べでは
00:53:42年金を受給している高齢者の世代のうち
00:53:45公的年金のみを収入としている世代
00:53:4841.7%です
00:53:51また生活保護受給者のおよそ半数
00:53:5452.6%が65歳以上の高齢者です
00:53:59先進国の年金受給開始の年齢を見てみますと
00:54:03イタリア71歳
00:54:06そしてドイツやアメリカは67歳となっていて
00:54:09日本より高いんです
00:54:11矢島さんは日本はG7の中で
00:54:14支給開始年齢が早く支給水準は低い
00:54:18平均寿命が長いのだから
00:54:20支給年齢を65歳から引き上げていくべきと
00:54:23指摘されています
00:54:25現在日本には支給開始を遅らせる制度もありますが
00:54:2965歳で年金を受給しているのは
00:54:32国民年金で87.4%
00:54:35厚生年金で97.5%となっていて
00:54:39ほとんどの人が65歳から年金を受け取っています
00:54:44矢島さんにお伺いしたいのですが
00:54:46高齢者の貧困が先ほどもVTRでありました
00:54:49深刻となっている中で
00:54:50年金を増やすためにも
00:54:52支給年齢を引き上げる必要があるということでしょうか
00:54:55はいその通りです
00:54:57今ご説明ありましたが
00:55:01生活保護を受けている高齢者の半分ぐらいが
00:55:04無年金者なんですよね
00:55:06これは本当はおかしなことで
00:55:08年金制度の一つの意味は強制貯蓄なんですよね
00:55:11働いている時にちゃんと保険料を納めてもらって
00:55:15ところが今の特に国民年金は
00:55:17強制貯蓄機能が非常に弱い
00:55:21半分以下の人しか保険料を払っていなくて
00:55:24あとは未納児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児
00:55:54何割くらいもらっているんですか
00:55:55そうなんです
00:55:56厚労省はこれが今6割くらいと言っているんですが
00:55:59これは非常に日本的な基準で
00:56:02普通は所得代替率の個人単位で見るんですよね
00:56:06ところが日本だけが専業主婦の基礎年金というのを
00:56:09勝手に加えて61%くらいになっているんですが
00:56:13ですからOECDのデータを見ると
00:56:15日本は38くらいで一番低い
00:56:17一番低いです
00:56:18平均で66くらい
00:56:21何で元々こんな低い年金を
00:56:24さらにカットしなきゃいけないのかというのが
00:56:26基本的な疑問なんですね
00:56:28だから先ほども言いましたように
00:56:30高齢者の寿命が伸びるから
00:56:33年金財政が逼迫するんだから
00:56:35それを65で支給貸し年齢を固定して
00:56:39毎年の年金を減らしていくんじゃなくて
00:56:42他の国と同じように
00:56:44平均寿命が伸びた分だけ比例して
00:56:48支給貸し年齢を上げていけば
00:56:50無理なく高い年金がもらえるんですよね
00:56:53西野さんもし60何歳もなければとしたら
00:56:55雇用もやっぱり67までということも
00:56:58労働政策も一緒にあるということですか
00:57:00そういうことです
00:57:01先ほどお話がありましたように
00:57:03働きたい人は勝手に働けばいいんじゃないか
00:57:05そうすればたくさんもらえる
00:57:07その問いなんですが問題は
00:57:09政府が何をスタンダードケース
00:57:11標準ケースにするかということで
00:57:13今政府がやっているのは
00:57:1565歳で年金をもらえると
00:57:17ただし少ない年金を
00:57:19もっとたくさんの年金が欲しかったら
00:57:21勝手に働けと
00:57:23これは非常に無責任なんですよね
00:57:25標準ケースをもっと67とか上げていって
00:57:28これは海外にやっていることです
00:57:30イタリアだって71歳まで待っている人は
00:57:32あまりいません
00:57:34みんな先にもらっているんです
00:57:36だからそれは減額年金であって
00:57:38標準的な年金が67だったり71だったり
00:57:42なぜ日本が同じことができないのか
00:57:44というのが基本的な疑問なんです
00:57:46なぜですか
00:57:48田村さんがさっきおっしゃったのは
00:57:50選択制だから事実上そうだとおっしゃったけど
00:57:52でもですよ
00:57:54これを調べてみるとほとんどが65歳で
00:57:56もらっているわけですから
00:57:58選択制でも基本的に65歳ということで
00:58:00引き上げと事実上変わらないとは
00:58:02言えないんじゃないですか
00:58:0471歳を例えば標準といえば
00:58:06多分今の年金の1.5倍ぐらい増えるんですよね
00:58:08だからそれだけの話なんで
00:58:10ただやっぱり65歳以下
00:58:12支給返し年齢なんていう
00:58:14もう一つは65歳までしか今
00:58:16継続雇用じゃないと
00:58:18つまり遅らせるのもなかなかもらう方も
00:58:20もっと早くもらいたいという人も
00:58:22ほとんどかもしれませんが
00:58:24ただ伸ばせばその分もらえる額が
00:58:26増えるわけですから
00:58:28標準を上にすることはできないんですか
00:58:30問題は今言われた通り
00:58:32働くということなんです
00:58:34ただ日本人の男性に関して言うと
00:58:36OECDの中でも
00:58:3865歳以上70歳までは一番働いている
00:58:40就労率が高い
00:58:42働かないから働かざるを得ないということも
00:58:44大きいんじゃないですか
00:58:46だからそれは選択ですから
00:58:48年金が少ないというよりかは
00:58:50逆に働いて年金もらうのを後に伸ばす
00:58:52というのもあると思います
00:58:54選択という個人任せにするんじゃなくて
00:58:56政府が責任を持って
00:58:58雇用政策をやるべきなんですね
00:59:00今でも再雇用義務というのは
00:59:0265歳になっていて
00:59:04これは年金の支給返しが65だから
00:59:06だから67だったら
00:59:0867まで再雇用義務をかければいいんで
00:59:10勝手に働けというのではなくて
00:59:12政府が責任を持って
00:59:14高齢者の雇用を担保する
00:59:16それを年金改革と一緒にやらなければ
00:59:18ダメなんです
00:59:20今ヨーロッパは
00:59:22継続雇用というか
00:59:24定年が71だとか67まで
00:59:26いっているんですか
00:59:28定年というのは年金支給返しが
00:59:30そうなっているだけで
00:59:32日本みたいな継続雇用はやっていませんけども
00:59:34もともと定年という概念があまりない
00:59:36ちょっと違うんですね
00:59:38ヨーロッパの国なんかでは
00:59:40例えばドイツは
00:59:4265から年金はもらえませんが
00:59:44ただ
00:59:46ドイツもアメリカ
00:59:48連絡すればもらえます
00:59:50ドイツもアメリカも
00:59:52ヨーロッパ諸国は
00:59:5465というのを
00:59:56一つのメルクマールにして
00:59:58それでいろんな生活保護の
01:00:00簡易版的な
01:00:02高齢者を支える制度があるんですね
01:00:04高齢者連帯手当とか
01:00:06基礎保障とか
01:00:08補足的保障所得とか
01:00:10つまり
01:00:1265歳以上になって
01:00:14年金をもらうまでの間に
01:00:16そういうような福祉的な給付があるんですよ
01:00:18ですから日本ももし
01:00:20そういうことをやるとすれば
01:00:22今ないですからね
01:00:24その間にもし定年も延長せずにやるとしたら
01:00:26そういうものをセットでやらないと
01:00:28大混乱がわたる
01:00:30フランスが年齢を上げたことによって
01:00:32全国ですごくな
01:00:34そういうことが起こったじゃないですか
01:00:36ですからそこを本当に注意しないといけない
01:00:38国民負担率を上げなきゃいけない
01:00:40じゃあどこに負担を
01:00:42それともう一つは保険料なんですよ
01:00:44保険料はやっぱり一般的に言うと
01:00:46OECD諸国の平均で言うと
01:00:48高額所得者が
01:00:50日本よりも
01:00:52多く払っているんですね
01:00:54ヨーロッパ諸国なんか
01:00:56ところが日本は安いんですよ保険料は
01:00:58ですからそういうようなことも
01:01:00全部勘案してみないといけない
01:01:02これを標準の65じゃなくて
01:01:0467 68に
01:01:06欧米並みに上げようというふうには
01:01:08中澤さんも思われない
01:01:10今考えてないですね
01:01:12ただこれやるとすると
01:01:1460から65まで上げたわけですね
01:01:16実は支給開始年齢を
01:01:18相当時間をかけて
01:01:20でちょうど標則を合わせるように
01:01:22定年もですね
01:01:24あるいは雇用の延長で65というのが
01:01:26今普通になっているじゃないですか
01:01:28時間かけてそこまでやったと
01:01:30それを接続がちゃんと
01:01:32できていないと
01:01:34今の段階では私はできないと思います
01:01:36なぜ議論しないんですか
01:01:38年金局はですね
01:01:40支給開始年齢上がった時の
01:01:42シミュレーションを一切していないんですよね
01:01:44なんでこんな大事な選択を
01:01:46国民に問わないのかということ
01:01:48考え方だと先ほど言った通り
01:01:50元気な人が働くという
01:01:52ヨーロッパと定年という
01:01:54一斉入社して定年みたいな
01:01:56国との働き方の違いがあるのも
01:01:58事実ですし
01:02:00またヨーロッパはどちらかというと
01:02:02ジョブ型なので
01:02:04能力に応じて仕事に応じて給料が決まりますが
01:02:06日本はメンバーシップ型という
01:02:08その会社にいた方が給料が上がるというので
01:02:101回目ちゃんと給料が下がっちゃうというのもありますので
01:02:12そういう部分であると思います
01:02:14田村さんと中澤さんは難しいとおっしゃっている
01:02:16それならさっき田村さんがおっしゃったように
01:02:18運用が倍になっている
01:02:20ということならば
01:02:22100年と言わず
01:02:24もうちょっと今の人たちに
01:02:26それをやると将来の人たちは
01:02:28もらえなくなるという
01:02:30それはちょっとやっぱり
01:02:32全部100年単位でやっているということですね
01:02:34100年やって5年ごとに
01:02:36100年後大丈夫かというのを検証している
01:02:38よく言うの100年制度は持つけど
01:02:40もらう人は100年持たないと
01:02:42100年というかもう苦しいと
01:02:44制度を持たせるための制度という言い方も
01:02:46よくされます
01:02:48だからそれを苦しくないように今回見直す
01:02:50ということをやったのと
01:02:52経済が良くなった結果
01:02:54所得代替率と言いますけれども
01:02:56現役時代の手取り収入に対して
01:02:58どれくらい年金がもらえるかという率は
01:03:00上がっているというのも事実なんですね
01:03:02ただそれは今上がっているから
01:03:04今後とも上がるという保証は何もないので
01:03:06今株高でこれだけ
01:03:08GPIFは非常に
01:03:10良いですけど
01:03:12それが100年続く保証は全くないので
01:03:14もっと慎重に考えないといけないはずなんです
01:03:16この後はですね
01:03:18と言ってもなかなか年金苦しいと
01:03:20年金の額だけで暮らされた方が
01:03:22たくさんいらっしゃる
01:03:24その中でどういう風に備えれば本当に良いのか
01:03:26具体的に伺いましょう
01:03:28今回の年金制度改革には
01:03:30井出子
01:03:32積立を70歳未満までできると
01:03:34自分で備えなさいよと
01:03:36言われているようにも思える
01:03:38岸田さんもこういう風に
01:03:40貯蓄から投資だと日本人
01:03:42特に高齢者と言っているわけではないのですが
01:03:44自分で備えなさいよと言われているようにも
01:03:46聞こえるわけですね
01:03:48さて今後どうすればいいのでしょうか
01:03:50まず年金というのが
01:03:52誤解されているのですが
01:03:54これは年金保険であって
01:03:56福祉ではないのです
01:03:58だから保険料を長く
01:04:00たくさん収めた人ほど
01:04:02たくさん将来給付がもらえる
01:04:04ということで
01:04:06年金というのも色々あって
01:04:08基礎年金から
01:04:10報酬比例年金から企業年金があって
01:04:12井出子というのはアメリカで
01:04:14よくやっている個人型の
01:04:16年金なわけですよね
01:04:18保険料を収めていただければ
01:04:20無税ですから
01:04:22利回りも高くて
01:04:24帰ってくるという
01:04:26保険の原則に沿った商品だと
01:04:28思っております
01:04:30自分で備えるのをやっぱり増やしなさいよ
01:04:32というメッセージでもあるわけですね
01:04:34それが大事だということですね
01:04:36確かにやっぱり田村さん
01:04:38それをやるしかないということなんでしょうか
01:04:40今自分がこのまま
01:04:42働き続けたらどれくらい年金もらえるか
01:04:44これは分かりませんが
01:04:46分かるんですよ
01:04:48今の自分の生活と将来と
01:04:50どれくらいを足したくないか
01:04:52というのを考えた上で
01:04:54企業は3階部分もありますから
01:04:56そういう企業年金も含めて
01:04:58井出子なんかを足していただいたり
01:05:00自分自身の貯蓄だとか
01:05:02金融資産を持っていただいて
01:05:04自分の理想の生活を
01:05:06労働していただくということができれば最高ですね
01:05:08そのためには賃金が上がっていかなければいけない
01:05:10ということです
01:05:12ですから田村さん正直言うと
01:05:14厳しい社会保障も医療費も
01:05:16ものすごく膨らんでいる中で
01:05:18なかなか年金を税金を投入して
01:05:20基礎税金を全部持とうとか
01:05:22あげることは正直難しいので
01:05:24やっぱり備えてくださいよということですか
01:05:26そうですねやはり増税して
01:05:28年金をもうちょっと厚くしますというのは
01:05:30国民的にご理解いただけるかどうかという話なので
01:05:32そういうことをしっかり考えながら
01:05:34やっていかなきゃいけないということです
01:05:36それも選択肢の一つかもしれませんが
01:05:38確かに議論は必要なんでしょう
01:05:40さて中澄さん
01:05:42そうですねやっぱり
01:05:44消えた年金問題をきっかけに
01:05:46年金定期便というのが
01:05:48基本的には全国民の皆さんの
01:05:50誕生日の月に送られて
01:05:52これはそれから始まったはずですか
01:05:54それでやってもらったわけです
01:05:56そこに年金の支払い状況とか
01:05:58一定の年齢以上の方は
01:06:00年金の受給額が
01:06:02目安が出ますのでそれを見ていただく
01:06:04そしてですねいろんな年金改革しても
01:06:06やっぱりそれでも低年金の方
01:06:08というのは出てしまうので
01:06:10そこについては民主党政権が
01:06:12かつて始めた年金生活者支援給付金
01:06:14というのがあるんです
01:06:16今780万人の人が受けていて
01:06:181年間に最大
01:06:206万円上乗せするというものが
01:06:22あるんですこれもっと周知しなきゃいけない
01:06:24申請しないと
01:06:26もらえませんので
01:06:28そういうところも拡充してやっぱり
01:06:30漏れなくですね年金で一定程度の
01:06:32生活ができるというようなことを
01:06:34我々も心掛けていきたいという風に思います
01:06:36理想的には基礎年金でなんとか
01:06:38生活できるところまで持っていきたいということですよね
01:06:40はい
01:06:42今日は年金底上げ
01:06:44基礎年金底上げできるか伺ってまいりました