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  • 2025/5/21

カテゴリ

📚
教育
トランスクリプション
00:00林を使った言葉で自然化人工化を区別していたりします
00:04今ではこんな特殊な事例もあるそうで
00:08原宿の明治神宮には森とも林ともいない特殊な環境も広がっています
00:13遡ることおよそ100年
00:16この場所はもともと木などほとんどない荒地のような場所だったのです
00:22そうなの?
00:24そんな場所に人工的に木を植え
00:27今では明治神宮の森と呼ばれているこの場所はなぜ誕生したのでしょうか
00:32明治天皇を祀る神社となれば
00:35当然生い茂る木々に囲まれているべきと考えられ
00:39当時の荒地を緑あふれる姿に変える必要があったのです
00:43こちらが当時の明治神宮の植林計画が書かれた
00:49明治神宮恩恵大林園計画
00:52そこには木を植えてから150年後の予想図とある決め事が書かれています
00:59それが
01:01この150年の間
01:03基本的には人々が木々に介入しないと最初から決められていたことなんです
01:09最初に植林する際に
01:12様々な木々を計算された配置で植えることで
01:16異なる木々同士の生存競争を促しました
01:19成長スピードの違う木々は
01:23より太陽の光を受けられるよう
01:25競うように成長を重ねるのです
01:28これが多様な木々を植林し
01:38それが自然に成長を重ねた明治神宮の森の姿
01:43本当は人工的な感じじゃないのよ
01:46100年以上前に立てられた計画の集大成として生まれたこの場所は
01:57都会の中心にありながら
02:01色とりどりの植物と多様な生物たちが住まう
02:05まさに神秘の森
02:08この先も人の力によらず
02:11永遠に続いていくことを願わずにはいられません