プレイヤーにスキップメインコンテンツにスキップ
  • 9 か月前

カテゴリ

🗞
ニュース
トランスクリプション
00:00オールドファンには懐かしいロックの王様エルビス・プレスリー
00:07彼の愛車はキャデラックでした
00:10アメリカの自動車メーカーゼネラルモーターズGMが送り出す高級車は
00:17かつてアメリカンドリームの象徴だったのです
00:20実は現在の大統領専用車もGM製
00:25横断ガラスに守られ扉の厚みは12センチ以上
00:30化学兵器の攻撃にも耐えられます
00:33アメリカにはこんな言葉が
00:37GMにとって良いことは国にとって良いことだ
00:47アメリカと一心同体のGMですが
00:502008年のリーマンショックの影響で業績が悪化
00:55販売台数世界一の座をトヨタに奪われます
01:01トヨタ自動車が2008年の世界の新車販売台数でトップになりました
01:09トヨタが勢いを増す一方でGMは経営破綻
01:13翌年アメリカ政府は事実上の国有化に踏み切りました
01:19この2ヶ月後トヨタ車の事故を報じるニュースが全米を駆け巡ります
01:33それは衝撃的な内容でした
01:37これがそのニュースです
01:49繰り返し放送されたのは2009年8月
01:53カリフォルニア州の高速道路上から車の異常を訴える緊急通報の声
01:59アクセルペダルが戻らない
02:12時速190キロで土手に撃突した車は炎上し
02:17乗っていた4人全員が死亡しました
02:20事故を起こしたのはトヨタのレクサスです
02:25原因はフロアマット
02:28純正品ではなくサイズの合わない大きなマットを敷いていたのです
02:33これがペダルに引っかかりアクセルを踏み続ける状態となりました
02:40構造に欠陥があると非難されたトヨタは
02:453ヶ月後に該当する車を自主開始
02:49ペダルを短く加工して他車製マットにも適合させます
02:55ところが対応が遅いとバッシングが始まったのです
03:03さらに新たな問題が指摘されました
03:09やり玉に上がったのは電子制御システム
03:13アクセルペダルの動きを電子回路を通じてエンジンに伝えるメカニズムです
03:19もしもここに不具合があるとすれば
03:22トヨタ車全てへの信頼が揺らぎます
03:252010年2月4日アメリカ政府が対応に乗り出しました
03:34事態を重く見たのは文雄長官です
03:37トヨタ車の電子制御システムについて
03:43安全であるか確かめるための調査を始めます
03:48トヨタは苦境に立たされました
03:53現在は危機的状況だというふうに思っています
03:57追い討ちをかけたのが
04:00アメリカのABCテレビが放送した
04:02トヨタ車の走行実験です
04:05番組はドライバーの意思とは関係なく
04:09勝手に加速するトヨタ車の様子を実験で再現しています
04:14あってはならないことです
04:232010年2月24日
04:27トヨタ車長はアメリカに飛びます
04:30直接意見を聞きたいという議会の要望に応じたのです
04:39電子制御システムに問題があると指摘されているが
04:44十分で迅速な対応を取ったと思いますか
04:51体制づくりを私がリーダーシップを取って進めてまいりたいというふうに思います
04:59公聴会を終えたトヨタ社長は
05:02現地の販売店などが待つ集会に出席
05:06異例ともいえるアメリカからの抜信
05:21堪え続けてきた思いがあふれます
05:24背景には西米の間のコミュニケーション不足もあったと
05:34当時の中米大使藤崎一郎氏は言います
05:37日本も政権交代がされたばかりだから
05:41そういう問題について全体的にどう対応していくかということについて
05:47東京で非常に考えがまとまって発信されてくるという状況でもないように思いましたね
05:53アメリカの国務省なり運輸省に申し入れるようにというような指示が来た記憶はありませんね
06:02こうした状況を追い風にあのGMは次第に業績を回復
06:09客足が戻り始めました
06:12不安だからトヨタからGMに乗り換えたいという人もいますよ
06:212010年2月
06:25アメリカにおけるGMの新車販売台数は
06:29前年を1割以上も上回る14万台
06:321割減のトヨタは10万台に
06:36ここでトヨタはついに反撃に出たのです
06:42公聴会翌月
06:49トヨタは公開実験によって反撃に打って出ました
06:53ABCテレビの放送では電線の絶電体を剥ぎ取り
06:59電子制御システムの回路を故意にショートさせていたと主張します
07:04他にも映像にあったエンジンの回転数を示すメーターに注目
07:101分間に6000回転といえば通常時速300キロ以上にも相当するのです
07:18ところが映像にはサイドブレーキのランプが点灯し
07:24ドアが開いていることを示すランプも
07:27停車状態のままアクセルを吹かして撮影したに違いないと訴えました
07:334日後ABCテレビは停車中にメーターを撮影した事実を認めます
07:42走行中はうまく撮影できなかったと釈明しました
07:47さらに実験を行った専門家は消費者運動家から資金提供を受けていました
07:55その運動家にもトヨタへの訴訟を抱える弁護士から資金が提供されていたと判明したのです
08:03そして鳩山総理から菅総理へ
08:092010年11月GMはニューヨーク証券取引所に再上場
08:18翌年2月アメリカ運輸省はトヨタの電子制御システムに関する調査報告書を公表しました
08:29そこには不具合を起こす証拠はないと記されていたのです
08:38トヨタを責め立てていた運輸長官の態度は一転しました
08:45娘にトヨタ車を勧めたら彼女は購入しました
08:51トヨタの安全を実感しています
08:54なぜかGM復活と同じタイミングでトヨタへのバッシングは収束
09:02校長会でトヨタ社長に詰め寄ったダニー・デイビス議員に会うことができました
09:09彼は自動車産業が盛んなイリノイ州の選出です
09:15校長会は公平なものでした
09:23何も問題ないと分かった時
09:27人々は大喜びだったはずです
09:32校長会は決してトヨタを痛めつけるために
09:40仕組まれたものではありません
09:42しかし中米大使だった藤崎氏は
09:48政治に翻弄された部分もあると指摘します
09:51アメリカの自動車産業が非常に大きなところを占めている
09:57州から来ている議員さんは大変強い態度に
10:00国民の前でどういうふうにやるかということで
10:03議員の方は頑張りましたよね
10:07ことし11月
10:09GM・セネラルモーターズは
10:12北米の5つの工場の生産を停止し
10:15GMは大規模なリストラ計画を発表しました
10:20トランプ大統領がどう言ったかというと
10:26再び先行き不透明なGM
10:36日本の自動車業界の行方はどうなるのでしょうか
10:40ご視聴ありがとうございました
コメント

お勧め