東京・昭島市の拝島駅近くにある「日本一長い」といわれる踏切、31日で廃止に

  • 15 年前
東京・昭島市の拝島駅近くにある日本一長いといわれる踏切が、31日に廃止となる。
熱心にカメラを構える人たちの先にあるのは、「日本一長い」といわれる踏切。
鉄道ファンは「きょう(31日)でこの踏切がなくなってしまうというので、ちょっと思い出を残しに、写真を撮りに来ました」と話した。
東京・昭島市の拝島駅近くの踏切は、入り口から出口までおよそ130メートルの距離があるという。
渡りきるのに2分ほどかかるこの踏切を通っているのは、JRの青梅線と八高線、西武拝島線など、現在使われていない線路もあわせると、その数11本。
この踏切は距離が長いこともあって、過去に死亡事故が3件も発生しており、「危険だ」と廃止を求める声が寄せられていた。
そして、拝島駅の改修工事を機に、バリアフリー化された駅構内の通路が使用可能になり、廃止が決まった。
近所の人は「わたしなんかは足が悪いからね、危ないんだけど。でも、ないと困るわね」と話した。
31日の最終電車が走り終えたあと、両側にフェンスが設けられ、踏切は廃止となる。

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