政治資金減らせが正解規正法改正めぐり国会論戦(2024年1月30日)
  • 3 months ago
国会では政治とカネの透明化を図る法改正の議論が始まりましたが、問題の根底にある「政治は金がかかる」という常套句(じょうとうく)、これは果たして変わらないのか。

 “政治資金問題”で国民の不信感が膨らむなか、30日、岸田総理大臣が施政方針演説に臨みました。

岸田総理大臣
「国民から疑念の目が注がれる事態を招いたことは自民党総裁として極めて遺憾であり、心からおわびを申し上げます」

 国民へ陳謝。「国民の信頼なくして政治の安定はない」と強い決意を表明しました。

 一方、29日に行われた集中審議。この国会で最大の焦点となっているのは「政治とカネ」の問題。特に議論されているのが法改正について。会計責任者だけでなく政治家にも責任を負わせる「連座制」の導入に岸田総理は前向きな姿勢を示しています。

岸田総理大臣
「厳正な責任体制を確立するという観点から連座制も含めて党として考え方をまとめ、そして各党ともしっかり議論を行っていきたいと考えております」

 また、自民党ではこの集中審議を前に臨時の総務会を開き、政治刷新本部による中間とりまとめを了承。外部監査の導入や派閥パーティー自体を「禁止」にすることなどが明記されることとなりました。

岸田総理大臣
「自民党内の政策集団や、いわゆる派閥、すなわち、お金と人事のための集団として見られても致し方ない状況にあったことを率直に認め、真摯に反省し、政策集団やお金と人事から完全に決別することを決めました」

 国民の信頼回復に向けて動き出した政治。ただ、“政治とカネ”を巡ってはこんな声も…。

Xから
「政治資金パーティーをなくしてお金足りるの?」
「裏金は駄目だけど政治に金がかかるのは事実」
「資金繰りに苦しんで活動に支障出たら意味ない」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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