集団避難の中学生250人“食事や洗濯”はどうなる?白山市の2施設で生活スタート【スーパーJチャンネル】(2024年1月17日)
  • 3 months ago
送り出すのか、残るのか―
 いろいろな葛藤があってのそれぞれの決断だったと思いますが、これから家族のもとを離れ、中学生のみなさんはどのような生活を送っていくことになるのか、石川県に聞きました。

■避難するのはどんな施設?

 今回避難したのは白山市にある2つの施設です。普段から学校や企業の合宿が行われているところだそうです。3年生と一部の1・2年生およそ120人、1・2年生およそ130人に分かれて生活をしていきます。部屋の様子をみると、2段ベッドやカーテンなどもある施設のようです。

 授業については、3年生はこの施設内で授業も受けますが、1・2年生は近くの中学校に行き、空いている教室で授業を受けるということです。

 食事については、3年生は1日3食、施設で用意されたものを食べますが、1・2年生は、朝と夜は施設で取り、昼は中学校で給食を食べることになるそうです。

■集団避難先での生活は

Q.お風呂や洗濯など生活周りはどうなるのか?

 ふだんから合宿や研修が行われている施設なので、日常生活を送るための設備は整っているそうです。たとえば、お風呂は大浴場があるので、そこに順番に入ることになります。洗濯は、施設に設置されている洗濯機を使うことになりそうです。誰が洗濯するかなどは、まだ決まっていないということです。

 また、携帯電話を持っていない生徒のために電話も準備する予定で、それを使って家族と連絡をとることが出来ます。

 ただ決まっていないことも多く、「休日をどう過ごすのか」「外出していいのか」といった、細かいルールなどは生活しながら決めていくとのことでした。

■珠洲市と能登町の中学生も避難へ

 そして石川県によりますと、珠洲市と能登町の中学生あわせて144人も、21日から金沢市内の施設に集団避難することが決まりました。

(スーパーJチャンネル「newsのハテナ」2024年1月17日放送)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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