好評発売中『五月のミル』Blu-ray&DVD予告編
  • 昨年
母の葬儀と五月革命に揺れるブルジョワ家族の狂騒劇

巨匠ルイ・マル
陽光と緑、爽やかな風が薫る南仏を舞台に贈るーー可笑しくて、少し切ない、温かな時間。国内初Blu-ray化。

1968年フランス全土を巻き込む5月革命の真っ只中、急死した母親の葬式のため各地から集まったブルジョワ家族が繰り広げる多彩な人間模様を皮肉とユーモラスを交えて豊かに描く。監督は「死刑台のエレベーター」「さよなら子供たち」などで知られる巨匠、ルイ・マル。名優ミシェル・ピッコリ、ミュウ=ミュウ、ドミニク・ブランといった実力派の役者達が織りなす家族の大騒動をジャズ・ヴァイオリニストの第一人者ステファン・グラッペリのリズムカルな旋律が心地よく穏やかに包み込む。繊細な描写で人間愛をノスタルジックに綴ったルイ・マル円熟期の永遠に色褪せない最高傑作。

アワード:セザール最優秀助演女優賞受賞(ドミニク・ブラン)

STORY
1968年5月パリで革命が勃発し、抗議運動がフランス全土に広がってゆく中、自然豊かな南仏のジェールにあるヴューザック家では、長男ミルと暮らしていた老母が亡くなった。ミルは葬儀の準備を始めるも、葬儀屋はストライキを決行し、棺さえ調達できないありさま。訃報を聞き駆けつけた親族たちは、都会で反体制運動が激化しているというのに母親の亡骸の横で恋や遺産分配で頭がいっぱい。だが、世間離れしたブルジョワ家族にも、ついに革命の波が押し寄せようとしていた…。
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