日テレ「スッキリ」差別表現問題で北海道アイヌ協会が対応協議
  • 3 年前
日本テレビ系列の朝の情報番組「スッキリ」でアイヌ民族への差別表現が放送された問題で、北海道アイヌ協会の幹部が13日に緊急に集まり、対応を協議しました。

情報番組「スッキリ」(北海道内での放送はSTV)で12日午前、アイヌ民族を描いたドキュメンタリー映画を紹介したあと、お笑い芸人がアイヌ民族に絡めたクイズを出し、その答えに差別表現を用いました。

放送後、SNSなどで「不勉強だ」、「差別表現をそのまま放送する体制に問題がある」など、多くの批判や抗議の声が上っています。

北海道アイヌ協会の幹部が13日午後に集まり、対応を協議しました。

北海道アイヌ協会の大川勝理事長は「憤りを感じ、大変遺憾である。このまま終わらせる訳にはいかないので、きちっとした対応を日本テレビにしてもらいたい」とコメントしました。

STVはアイヌ民族に関する不適切な内容があったとしたうえで「大変遺憾な事であり、日本テレビに対して再発防止を厳しく求めて参ります」とコメントしています。

HTB北海道ニュース
2021/3/12 18:10
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