映画『ハリエット』

  • 4 年前
映画『ハリエット』予告編
ついに映画『ハリエット』本予告編が解禁。

アフリカ系アメリカ人として史上初めて新米ドル紙幣に採用され、アメリカでは誰もが知る実在の奴隷解放運動家、ハリエット・タブマン。そんな彼女の激動の人生を描いた映画『ハリエット』が、2020年3月27日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他にて全国公開。

奴隷として生まれた女性が、たった一人で自由を目指して逃亡し、家族や仲間を助けたい一心から組織の一員として活躍するようになる。そして、いつしか彼女は奴隷制度そのものを撤廃するために命をかけ、南北戦争では黒人兵士を率いて戦う「英雄」になっていた。

崇高な使命のため命をかけて戦うハリエットを演じるのは、ミュージカル「カラー・パープル」でブロードウェイ・デビューを果たし、2016年のトニー賞主演女優賞、グラミー賞、エミー賞ほか数々の賞を総なめにした実力派スター、シンシア・エリヴォ。映画出演たった3作目の『ハリエット』で初主演を務め、本日開催された第92回アカデミー賞において、主演女優賞と、自ら歌うテーマ曲「スタンド・アップ」が歌曲賞に2部門でノミネート!シンシア・エリヴォが紡ぐ魂の演技と歌が、いよいよ日本で公開を迎える。

舞台は1849年アメリカ、メリーランド州。ブローダス農場の奴隷ミンティ(シンシア・エリヴォ)は、幼いころから過酷な労働を強いられていた。そんな彼女の願いはただ1つ、いつの日か自由の身になって家族と共に人間らしい生活を送ること。
ある日、借金の返済に迫られた農場主がミンティを売りに出す。遠く離れた南部に売り飛ばされたら、もう二度と家族には会えず、お互いの消息すらわからなくなってしまう。脱走を決意したミンティは、奴隷制が廃止されたペンシルバニア州を目指してたった1人で旅立つのだった。

解禁された予告編では、ハリエットが奴隷制の廃止された地へと北極星に導かれるように走り出すが、追っ手に見つかり「自由か、死かよ」と告げ決死の覚悟で川へと飛び込む姿、自由の地・ペンシルベニアで本名アラミンタ(愛称:ミンティ)から新しい名前、ハリエットと名乗る姿が映し出される。また、自由を得たにも関わらず家族を救う為に奔走し、やがて使命を帯びて危険を顧みずに奴隷解放に生涯を捧げ800人以上の奴隷を救い、南北戦争では自ら戦って奴隷から英雄になったハリエットの波乱に満ちた人生が描かれる。シンシア・エリヴォの圧巻の演技と主題歌の「スタンド・アップ」が、観る者の心に刺さり、勇気を与える映像に仕上がっている。

3月27日よりTOHOシネマズ シャンテ他にて全国公開。

#ハリエット #シンシアエリヴォ #感動の実話