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  • 2020/1/23
映画『盗まれたカラヴァッジョ』本編映像
イタリアの名匠ロベルト・アンドー監督が、半世紀に渡り未解決の事件の謎に迫った極上のサスペンス『盗まれ たカラヴァッジョ』。今、イタリア美術史上 最大の闇が明かされる――

このたび解禁された本編映像では、人気脚本家のゴーストライターを務めるヴァレリア(ミカエラ・ラマッツォッティ)の前に突如現れた謎の男ラック(レナート・カルペンティエーリ)が、当時世界を震撼させた未解決のカラヴァッジョの名画「キリスト降誕」盗難事件の知られざる真相を彼女に語り始めるシーンから始まる。

時間は盗難事件当時の1969年のイタリア、パレルモの聖ロレンツォ礼拝堂の犯罪現場へと遡り、激しい雨の降りしきる真夜中、マフィアたちが壁から剥がした巨大な名画「キリスト降誕」を運び出す様子が映し出される。絵画はその後、姿を消し、半世紀もの間、マフィアたちの間でたらい回しになったと噂され、中には豚の餌になったと語る証言者まで現れたという。しかし、ラックの推理によると絵画は現存し、再びマフィアの標的になっているというのだ。すぐさま、この事件に惹きこまれたヴァレリアは、ラックの助言通り、新たな映画のプロットへとまとめていくのだった...。果たしてこの謎の男の正体とは?ついに半世紀に渡る盗難事件は解決するのか?

さらに、この度、本編映像に加えて、ロベルト・アンドー監督から日本の観客への貴重なメッセージも収録。

オペラ、舞台の演出家としても活躍するロベルト・アンドーは、自身の出身地でもあるパレルモで起きた、今も未解決の事件を大胆に推理し映画化。「この作品は映画そのものについての映画だ」と監督が語る本作は、2018年ヴェネツィア国際映画祭で絶賛され、イタリア映画記者協会賞で脚本賞を始めとする3部門にノミネートされた。昨年のG.Wに東京で開催されたイタリア映画祭2019では、前売券が最速で売り切れ、アメリカの大手映画批評サイトのロッテントマトで驚異の満足度100%を記録し、話題となった極上のサスペンスだ。
2020年1月17日公開

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