『ウォッチメン』

  • 4 年前
『ゲーム・オブ・スローンズ』のHBOが贈るアメコミファン必見のSFアクションドラマ『ウォッチメン』。

本作『ウォッチメン』では、大きな歴史上の出来事の影にはスーパーヒーローの存在があったという、いわゆる我々の世界とは異なる別の世界“パラレルワールド”での出来事を描いている。かつて人類は米ソ冷戦の情勢悪化で核戦争による地球滅亡の危機に直面したが、その危機を脱した後の2019年のアメリカで活動するヒーローたちの戦いや苦悩を描いた異色作。

黒衣を身に纏った女性ヒーロー「シスター・ナイト」が戦いに身を投じていくものの、その一方で幸せな家庭を持ち、ごく普通の生活を送るという二面性あるキャラクターを主人公に、それぞれ様々なマスクを被ったヒーローや悪役たちが登場し、映画級と言える大迫力のアクションシーンが展開されるアメコミファン必見のSFアクションドラマ。

2009年公開の映画版でも登場した元ヒーロー“オジマンディアス”ことエイドリアン・ヴェイト役を演じるのは、『運命の逆転』でアカデミー主演男優賞を受賞したジェレミー・アイアンズ。今回は彼自身とその役柄について語ったインタビュー映像が初解禁する。

ジェレミー・アイアンズが演じる“オジマンディアス”ことエイドリアン・ヴェイトは元ウォッチメンのメンバーで当時「世界一賢い男」と言われた。しかしその正体は目的のためには手段を選ばないダークヒーローであり、原作ではニューヨークの300万人を虐殺することで米ソ冷戦を止めるという非道な男。結局、彼の悪事はヒーロー仲間であった“ロールシャッハ”の告発により明るみになったかに思えたが、原作ではその後の彼の姿は詳細には描かれずに終わっていた。

そんな彼はこの度ドラマ版ウォッチメンで“ブロンドの男”として復活する。そんな役柄についてジェレミー・アイアンズがインタビューに答える映像が到着。彼は「ブロンドの男には壮大な計画があって、準備している」という意味深なコメントを発した。34年前に狂気に走った彼の哲学は、どうやら健在で、今後彼がどんな計画を企てるのか、非常に楽しみだ。