ETV特集「写真は小さな声である~ユ―ジン・スミスの水俣病~」20181110
  • 5 年前
【番組の内容】
水俣病を生き抜く人々を描いた写真集『MINAMATA(水俣)』。この写真集は20世紀を代表する一冊として今でも高く評価されています。この本の著者は3年間水俣に暮らし、撮影した「写真家 ユージン・スミス」。彼が亡くなってから40年後の今年、日米各国で写真集『MINAMATA』に関する新たな資料が発見されました。そこには、未公開プリントや水俣取材時に録音していた、310時間におよぶテープも。これらを読み解くと、水俣病患者にカメラを向けながらも、悩み苦しむユージンの姿が浮かんで来ました。
今も水俣では、ユージンからカメラを教わった思い出を語る人もいれば、家族が写された一枚が生んだ波紋によって、写真を“封印”した家族もいます。
番組では、未公開資料をもとに水俣病患者やその家族を訪ねながら、ユージン・スミスが苦悩した水俣の3年間に迫ります。
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