北九州市議会の呆れた海外視察 市民からの苦情受け廃止へ

  • 6 年前
政治家の海外視察を追及した、フジテレビの「実録! 金の事件簿」の放送を受けて、北九州市議会は、海外視察を廃止する見通し。

自民党、公明党、ハートフル北九州に所属する、北九州市議8人は、2018年6月から7月にかけて、視察として、スペイン、フィンランドを7泊8日で訪問した。

その期間のうち、番組が確認した視察時間は、わずか9時間。

スペインでは、多くの市議が視察の合間にビールやワインを飲んだり、買い物をする様子が確認された。

この実態が、10月5日にフジテレビの番組で放送されると、市民から500件以上の苦情が寄せられたという。

北九州市議会は、これまで2年に一度行っていた海外視察を廃止する見通し。

また、所属する3つの会派は、「市民の批判を真摯(しんし)に受け止め、深く反省し、おわびする」といった見解を表明。

そして、市議会の井上議長は、来週早々に各会派の代表者会議に視察の見直しを提案すると述べた。

2018/10/12 19:54

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