生駒市汚職 中本前市長ワイロ性否定

  • 16 年前
生駒市汚職 中本前市長ワイロ性否定

奈良県生駒市の山林買収をめぐって業者からワイロを受け取ったとされる前の市長が、裁判で「業者に貸していた金の返済を受けた」とワイロ性を否定しました。収賄などの罪に問われているのは生駒市の前の市長、中本幸一(71)被告です。起訴状などによりますと、中本被告はスポーツ施設建設のためとして市内の山林を不当な高値で市の土地開発公社に買い取らせる見返りに、土地を所有していた 建設業者から現金1,000万円を受け取ったとされています。中本被告は無罪を主張していますが、10日に大阪地方裁判所で開かれた被告人質問でも「建設業者に合計6億円から7億円の債権があった。受け取った1,000万円はその返済の一部だった」と改めてワイロ性を否定しました。(MBSニュース 2008/09/10)