2001年の歌舞伎町強盗殺人 中国人の郭明宇容疑者(40)を国際手配へ
  • 7 年前
16年前、東京・新宿歌舞伎町のクラブで店長が殺害されて現金などが奪われた事件で、警視庁は、中国人の40歳の男が関わったとして、強盗殺人などの疑いで逮捕状を取りました。

男は事件後に中国に出国したと見られるということで、警視庁は、今後、国際手配する方針です。

平成13年8月、新宿区歌舞伎町の「クラブヴィーナス」に男5人が押し入り、店長の伊藤隆三郎さん(当時59)が刃物で刺されて殺害され、現金およそ250万円などが奪われました。

この事件では、すでに別の中国人の男3人が中国国内で身柄を拘束され、警視庁が主犯格と見ていた男は死刑判決を受けたほか、事件に関わったとして、ことし3月に警視庁が逮捕した中国人の男は強盗致死などの罪で起訴されています。

残る男1人について、警視庁が捜査を進めた結果、逮捕した男の供述などから、中国人の郭明宇容疑者(40)と特定し、13日、強盗殺人などの疑いで逮捕状を取りました。

警視庁によりますと、郭容疑者について、逮捕された男は「日本語学校の留学仲間で、自分が誘った」などと供述しているということです。

また、親族が「15年ほど前に北京で見た」と話していたことなどから、事件後、中国に出国したと見られるということで、警視庁は、今後、国際手配する方針です。

2017/09/13 16:32