茨城大女子学生殺害事件 フィリピン国籍のランパノ・ジェリコ・モリ容疑者(35)を逮捕
  • 7 年前
13年前の殺人事件が急展開しました。

 2004年1月、茨城県の川の河口で首を絞められて殺害された女子大学生の遺体が見つかった事件で、警察はフィリピン国籍で35歳の男を殺人などの疑いで逮捕しました。

 この事件は2004年1月、茨城県美浦村の霞ヶ浦に注ぐ川の河口で、茨城大学農学部2年の原田実里さんが首を絞められて殺害されているのが見つかったものです。

 警察は殺人死体遺棄事件として捜査を続けていましたが、2日、殺人などの疑いでフィリピン国籍で岐阜県・瑞穂市に住む工員、ランパノ・ジェリコ・モリ容疑者(35)を逮捕したと発表しました。

 警察は共犯者とみられる当時19歳と18歳だったフィリピン国籍の男2人についても逮捕状をとりました。

 2人は2007年に日本を出国したことがわかっていて、今後、国際手配する方針です。

 警察によりますと事件当時、ランパノ容疑者は、原田さんが住んでいた茨城県阿見町に隣接する土浦市内で工員として働いていたということです。

 原田さんと面識があったかどうかはわかっていませんが、警察はこれまでの捜査で得られた証拠や情報などから逮捕に踏み切ったとしていて、認否については明らかにしていません。

 2017/09/02 19:05
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