長野　小学教諭が児童ポルノ違反容疑　2016年9月16日

小学教諭が児童ポルノ違反容疑
大町市にある小学校の教諭が愛知県内に住む女子中学生の裸の写真をスマートフォンの無料通信アプリで送信させたなどとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いなどで、
書類送検されました。
書類送検されたのは、大町市の小学校に勤める３０歳の教諭の男です。
警察の調べによりますとこの教諭は去年２月、愛知県内に住む当時１３歳の女子中学生に１８歳未満と知りながら裸の写真を撮影させ、スマートフォンの無料通信アプリで送らせたとして児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いが持たれています。
また、去年１２月、名古屋市内の大型スーパーの駐車場に停めた自分の車の中で、愛知県内に住む当時１７歳の女子高校生にわいせつな行為をしたとして、愛知県の青少年保護育成条例違反の疑いも持たれています。
警察によりますと、ことし８月長野県内でこの教諭が別の女子児童と一緒にいると警察に通報があり捜査を進めた結果、今回の事件が明らかになったということで、調べに対し教諭は容疑を認めているということです。
教諭は女子中学生らとスマートフォンのアプリを通じて知り合ったということで、警察は詳しいいきさつを調べています。
教諭の書類送検を受けて、大町市教育委員会が記者会見を開き、荒井今朝一教育長が「あってはならないことが起きてしまった。生徒や保護者、市民の皆様に心よりお詫びを申し上げたい」と陳謝しました。
教育委員会によりますとこの教諭は大町市内の小学校で担任を受け持っていて、夏休み明けの先月２３日に１日登校して、その後現在まで休暇をとっているということです。
子どもへの指導は熱心で勤務態度も真面目だったということです。
教育委員会では今後教諭の処分を検討するとともに、再発防止に向けて教職員の指導にあたっていきたいとしています。
2016年09月16日　18時03分


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