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  • 2017/5/17
障害者殺傷半年 家族会会長は
2017年01月26日 06時51分
相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」の家族会「みどり会」の会長、大月和真さんは、事件から半年となった今も心の整理がつかずにいる
遺族の思いなどを踏まえて初めてインタビュー取材に答えました。
大月さんは「亡くなった方々の葬儀に参列し、ご遺族とお話ししましたが、なぜこんなことになったのか、なすすべもなく命を奪われた方々の無念さを思うと、
本当に悔しくてなりません」と無念の思いを語りました。
その上で関係者だけで開いたお別れ会でのエピソードを紹介し「あるご遺族からは、家族で姉を守ってきたつもりが実は姉に支えられていたことに
気付いたというお話や、宝物のように育ててきたというお話がありました。一方で、事件を思い出すとつらいし、『やまゆり園』という言葉も聞き
たくないという方もいて、大切な家族を失ったご遺族の心境を思うといたたまれない気持ちです」と話しました。
そして事件から半年がたつ今も犠牲者19人の方々が匿名となっていることについて「理由はさまざまだと思いますが、19人のご遺族が皆、
かけがえのない家族を失い、まだ心の整理もつかず、静かに暮らしたいという思いも強いのではないでしょうか。自分の息子も被害に遭っていたらと思うと、
ご遺族の心情は理解できます。いずれは語ってくださる時が来るかもしれませんが、それにはもう少し時間が必要ではないでしょうか」と答えました。
また、けがをした人たちなどが、現在、複数の施設にわかれて暮らしていることについて「大けがをした方が、事件の後、体に触れられるのを嫌がるという話も
聞いていますし、けがをしなかった人も怖い思いをしたと思います。皆、慣れない環境で不安な生活を送っていて、少しでも早く落ち着いた元の生活に戻してほしいです」と話していました。


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19人

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