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  • 8 年前
県令上杉茂徳のひ孫と交流

明治時代に沖縄の県知事にあたる県令を務め、産業の振興や人材育成を図った上杉茂憲のひ孫が八重瀬町の小学校を訪れ、児童と交流しました。
八重瀬町の東風平小学校を訪れたのは、JAXA・宇宙航空研究開発機構の教授として、探査機「はやぶさ」計画などで中心的な役割を担った上杉邦憲さんです。
邦憲さんは、明治時代に沖縄で県知事にあたる県令を務めた米沢藩の最後の藩主、上杉茂憲のひ孫で、6年生の児童40人と交流しました。
この中で邦憲さんは、曽祖父の上杉県令が当時の東風平を視察した際、厳しい財政事情の中で住民がお金を出し合い小学校の校舎を建設している様子に感激して「教育は東風平をお手本とせよ」
と述べたことを紹介し、「皆さんも誇りを持って学んでください」と呼びかけました。
子どもたちからは、宇宙に関する質問も相次ぎ、邦憲さんは、「『はやぶさ』の探査は、当初、無理だと言われるほど難しい計画だったので、成功した時には自然に涙が出ました」
と語り、あきらめないことの大切さを伝えていました。
6年生の男の子は、「僕も上杉さんのように、あきらめずに夢を追いかけたい」と話していました。
2016年06月29日 18時51分

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