１８億円ＡＴＭ不正引き出し、山口組系暴力団幹部 逮捕　2016年11月18日

１８億円ＡＴＭ不正引き出し、山口組系暴力団幹部 逮捕

全国のコンビニエンスストアのＡＴＭで１８億円以上が不正に引き出された事件で、警視庁は指示役とみられる暴力団幹部を新たに逮捕しました。

逮捕されたのは山口組系暴力団幹部の吉田広輝容疑者（５４）で、今年５月、出し子役の男（５４）と東京・渋谷区などのコンビニのＡＴＭで偽造クレジットカードを使って
現金合わせて３５０万円を不正に引き出した疑いが持たれています。

吉田容疑者はすでに逮捕・起訴されている同じ組の幹部の岩谷五月被告（３７）らと共謀して複数の「出し子」役に不正な引き出しをさせていたとみられていますが、
取り調べに対し容疑を否認しています。

警視庁は一連の不正引き出し事件に、複数の暴力団が関与しているとみて詳しく調べています。
（2016年11月18日11:36）