（岐阜）関市夫婦殺害で無期懲役の判決　2016/12/14

関市夫婦殺害で無期懲役の判決　岐阜地裁

（岐阜県）

おととし１１月、岐阜県関市で少女を乱暴する目的で住宅に侵入し、居合わせた老夫婦を殺害したなどとして殺人などの罪に問われた
同市の無職・笠原真也被告（２２）の裁判員裁判で、岐阜地方裁判所は１４日、無期懲役の判決を言い渡した。

判決によると、笠原被告は関市津保川台の井上大三さん（当時８１）の家に孫の女子中学生を乱暴する目的で侵入し、
井上さん夫婦を牛刀で殺害したとされている。

これまでの裁判で検察側は、「計画的な犯行で何の落ち度もない２人を殺害した」などとして死刑を求刑し、弁護側は
「精神障害によるもので綿密な計画性もない」と主張していた。

１４日の公判で鈴木芳胤裁判長は「欲求を満たすための犯行であるが、性的な精神障害により行動がエスカレートした」
として無期懲役の判決を言い渡した。
[ 2016/12/14 17:53 ]




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