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  • 2017/5/9
マニラ邦人殺害 初公判で否認

6年前、フィリピンで、京都市の会社員の男性が、拳銃で撃たれて殺害された事件で、殺人などの罪に問われている男の初めての裁判員裁判が開かれ、男は「殺していません。事件にまったく関係していません」と述べ、起訴された内容を否認しました。
住所不定、無職の新井茂夫被告(58)は、平成22年11月、弟で、学習教材販売会社の元社長、新井正吾被告(45)と共謀し、フィリピンの首都マニラで、正吾被告の会社の社員だった松谷祐一郎さん(当時35)の頭などを拳銃で撃って殺害し、保険金をだまし取ろうとしたとして、殺人などの罪に問われています。
24日、京都地方裁判所で開かれた初めての裁判員裁判で、新井被告は、「殺していません。事件にまったく関係していません」と述べ、起訴された内容を否認しました。
このあとの冒頭陳述で検察側は、「被告は事件の前の年に自己破産するなど、金に困っていて、保険金殺人を計画して実行したことは、共謀した弟や目撃者の供述から証明できる」と指摘しました。
これに対して弁護側は、「被告は生活保護を受けており、お金に困っていなかった。弟や目撃者の供述が信用できるかどうか、裁判員は慎重に判断してほしい」と主張しました。
2016年10月24日 14時11分

新井茂夫 新井正吾 松谷祐一郎

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