産廃を残土に混ぜて不法投棄か 暴力団員ら5人逮捕 2016年9月29日

  • 8 年前
古河生井一家
七代目古河生井一家(こがなまいいっか)は茨城県古河市鴻巣928-4に本部を置く暴力団で、六代目山口組の三次団体。上部団体は五代目國粹会。
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産廃を残土に混ぜて不法投棄か 暴力団員ら5人逮捕

2016年9月29日 13時15分

住宅地のそばにプラスチックなどの産業廃棄物を建設残土に混ぜて不法投棄したとして、業者と暴力団員ら5人が警視庁に逮捕されました。

逮捕されたのは、埼玉県富士見市にある産業廃棄物の収集運搬会社「富士見商事」の社長、前田保司容疑者(74)や茨城県古河市の山口組系の暴力団組長浦田雄市容疑者(48)ら5人です。

警視庁の調べによりますと、5人はことし4月から5月にかけて、茨城県古河市の住宅地のそばにある残土置き場に、ビルの解体現場から出たプラスチックなど合わせて100トン近くの
産業廃棄物を不法に投棄した疑いがもたれています。

警視庁は、不法投棄が発覚しないよう建設残土に混ぜて産業廃棄物を捨てていたと見ています。現場では、残土が10メートル以上の高さまで積み上がり、不安を感じた周辺の住民から苦情が出ていたということです。

警視庁の調べに対し、前田容疑者ら3人は容疑を認め、「処理費用を抑えたかった。正規の費用の半額となる1回3万円を浦田容疑者に渡していた」と供述していますが、浦田容疑者ら2人は
「捨てたのは残土で不法投棄ではない」などと容疑を否認しているということです。
一刻も早く撤去を
不法投棄された現場のすぐ近くに住む80代の夫婦は「工事の音がうるさく、何をしているのかと思っていたら巨大な山が現れた。中の土がどのようなものかわからないうえに、
台風などで土が崩れてくるかもしれないと考えるととても不安だ。一刻も早く撤去してもらいたい」と話していました。

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