金１１０キロ余　密輸か

５億円相当の金１１０キロあまりを自家用ジェット機で中国のマカオから那覇空港に密輸しようとしたとして暴力団幹部ら６人が関税法違反の疑いで警視庁に逮捕されました。
逮捕されたのは、稲川会系の暴力団幹部、松田登志幸容疑者や、同じく暴力団幹部、泉裕明容疑者らあわせて６人です。
警視庁の調べによりますと、松田容疑者らは、去年１２月、自家用ジェット機で中国のマカオから那覇空港に５億円相当の金１１０キロあまりを密輸しようとしたとして、
関税法違反などの疑いが持たれています。
国内に金を持ち込む際には、税関に申告して消費税を払う必要がありますが、松田容疑者らは、金をスーツケースに入れて持ち込み、消費税の支払いを逃れようとしたとみられています。
警視庁は、松田容疑者らがこうした金の密輸を繰り返していた疑いがあるとみて捜査しています。
警視庁は、ほかにも事件の関係者がいるとして、６人の認否を明らかにしていません。
2016年06月09日　12時41分