(住吉会)覚醒剤密売グループ 摘発 宮城 2016年04月13日

  • 8 年前
覚醒剤密売グループ 摘発

2016年04月13日 22時00分

仙台市や名取市でおととしから去年にかけておよそ70人に覚醒剤を売り渡していたとして、警察は13日までに密売グループを摘発しました。警察は密売グループに覚醒剤を売った
会社役員も逮捕しグループの実態解明を進めています。

摘発されたのは仙台市青葉区立町の住吉会系暴力団の幹部・武田彰被告(56)らの密売グループで、13日までに麻薬特例法違反などで逮捕・起訴されました。

警察や厚生労働省の麻薬取締部によりますと、密売グループは、おととし2月から去年11月にかけて客から電話で注文を受け名取市のコンビニの駐車場や仙台市の高速道路の
インターチェンジ近くなどで覚醒剤を売り渡していたということです。

これまでに覚醒剤を買ったとしておよそ70人が覚醒剤取締法違反などの疑いで逮捕されています。

警察によりますと、密売グループでは覚醒剤0.5グラムを1万5000円から2万円で売っていたということです。

また、警察は、密売グループに去年10月福島県いわき市内のコンビニの駐車場で覚醒剤を売り渡したとしていわき市の会社役員菅野秀幸容疑者(43)を12日逮捕しました。
警察は密売グループの口座に3700万円ほどの取引の記録が残されていることから、覚醒剤の入手経路や金の流れなど実態解明を進めています。

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