（愛知）女子中学生が自殺未遂　背景に「いじめ」が　2015年12月8日

女子中学生が自殺未遂　背景に「いじめ」が

飛び降り自殺を図った背景には「いじめ」がありました。
去年3月に、名古屋市南区に住む当時、中学1年の女子生徒が東京で飛び降り自殺を図りましたが、その後の第三者委員会の調査で女子生徒が同級生から「キモイ」と言われるなどのいじめを受けていたことが、「自殺未遂の遠因」とわかりました。

一方、直接の原因は、教員や親など周囲の大人の対応が不十分で「孤立を深めた」こととしています。

第三者委員会は生徒の事情にあわせた対応の必要性などを訴えています。

また名古屋市は、調査を完了するまでにおよそ1年9ヶ月かかったことについて「背景が複雑な事案だったため資料の作成に時間が掛かった」と説明した上で、「時間を掛け過ぎた、反省している」とコメントしました。
2015年12月8日 21:48