2015年8月19日 子宮頸がんワクチン、診療手引きを公表

子宮頸がんワクチン、診療手引きを公表

子宮頸がん予防ワクチンを接種した後、全身の痛みなどを発症した患者に対する初の「診療の手引き」を、日本医師会と日本医学会が合同で公表しました。

手引きでは運動障害や認知機能の異常など多様な症状を問診することや、症状を説明する際に、「『心因』という表現は用いない」と明記されています。

「心因ということになると、あくまで器質的な問題がないと、心の問題から発生したと狭く捉える言葉と思っている」（編集担当 小森貴日本医師会常任理事）

また「学校や家庭との連携」や「家族へのケア」の重要性も盛り込まれています。
（2015年8月19日23:19）
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