大型客船事故から１年　イタリアで追悼式典

３０人が死亡、２人が行方不明となったイタリア中部の大型客船座礁事故から１３日で１年がたった。現場は事故から１年がたった今でも当時４２００人余りが乗っていた大型客船コスタ・コンコルディア号が座礁したままとなっていて、この日、遺族や事故当時に乗り合わせていた乗客らが集まり追悼式典が行われた。犠牲者の遺族らは船に乗り、横倒しになったままのコスタ・コンコルディア号を前に、海に花を投げ入れたり、灯篭に火をつけたりして犠牲者を追悼した。現場の船は撤去の準備が進められているが、１１万トンもの船体を再び浮きあがらせる試みになることから、まだ時間がかかるとみられている。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130114/k10014779881000.html