ブラジルのナイトクラブで火災 233人死亡

ブラジル南部サンタマリア市内のナイトクラブで２７日午前２時ごろ、大規模な火災が発生した。同国当局によると少なくとも２３３人が死亡した。出火当時、定員１０００人をはるかに超える約２０００人の客がいた。出火原因はバンド演奏者らが花火を使ったショーを行った際、火花が天井の防音材などに引火し、瞬く間に店内に燃え広がったとみられている。死者の多くは煙を吸い込んだり、逃げようとする人々の下敷きになっていた。建物の屋根の一部が崩落したため逃げ場を失った客もいた。地元消防当局者は生存者の話として、警備員が出口を閉鎖したために店内がパニック状態となり、被害が拡大したと述べた。ブラジルのルセフ大統領も訪問先のチリから急きょ帰国し、遺体が収容された地元体育館で被害者の家族や友人らと面会した。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE90Q01V20130127

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