運転手死亡のバス、乗客が救う

観光バスの運転手が走行中に意識を失ったが、異変に気づいた乗客の機転で事故を未然に防いでいたことがわかった。７月１日午後５時５０分ごろ、三重県亀山市の東名阪自動車道上り線で、伊勢志摩観光を終えて愛知県方面に向かっていた観光バスの男性運転手（４４）が突然意識を失った。バスは緩やかな右カーブにさしかかっており、走行車線側のガードレールに接触したことから、異変に気づいた５２歳と５７歳の女性乗客２人が、とっさにハンドルに飛び付きバスを操作。また、男性乗客（４２）が運転席の足元にもぐりこみ、手でブレーキペダルを押してバスを停めた。乗客３１人は全員無事だった。運転手は鈴鹿市内の病院に運ばれたが、約５時間後に急性大動脈解離での死亡が確認された。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130702/dst13070214020003-n1.htm

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