北九州から宮城まで徒歩で帰宅

北九州で開かれたカードゲームの大会に参加した男性が行方不明に。男性は１４００キロの道のりを徒歩で宮城まで戻った。この男性は仙台市に住む会社員（２５）で、８月２３日から北九州で開かれたカードゲームの大会に出かけた後、２５日、母親に口座への送金を求める電話を入れていた。しかしその後、行方不明に。２７日には家族から家出人捜索願いが出されていたが、９月５日に徒歩などで約１４００キロを１１日かけ、衰弱したような状態で帰宅した。男性によると２５日夜、帰りの飛行機に乗り遅れ、夜を明かすための場所を探していたが、午後１０時頃、５人の男に「財布と携帯電話を渡せ」と脅され、財布と携帯電話を置いて隙を見て逃げた。その後は野宿をしながら仙台に向かい「靴の中に隠し持っていた２０００円で、食パンや水を購入して飢えをしのいだ」という。帰ってきた男性を見て母親は号泣。「幽霊が現れたかと思うくらいびっくりした。本当にうれしい。皆様にはご心配かけて申し訳ございませんでした」と息子の無事を喜び、男性は「まさかこんな大騒ぎになっているとは。皆様にご迷惑をおかけして申し訳ない」と話している。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130905-OYT1T01564.htm?from=ylist

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