アトピー症状改善の物質を確認

アトピー性皮膚炎の症状改善に有効な物質が、京都大学の研究で突き止められた。これは９月１７日に京大が発表したもの。アトピー性皮膚炎は皮膚の表面で水分を保つ「フィラグリン」というタンパク質が減少し、皮膚に異物が入りやすくなることが原因の一つと考えられている。京大では１,０００種類を上回る化合物を研究し、フィラグリンを増やす性質を持つ「ＪＴＣ８０１」を突き止めた。この物質をアトピー症状を持つマウスに投与実験したところ、６週間で症状が改善した。この物質を突き止めたことで、今後のアトピー治療薬の研究に役立てたいとしている。

http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2013/130918_2.htm

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