法廷で包丁　原告の男を逮捕

法廷で包丁を取り出し「死ぬ」などと騒いで逃走した男が逮捕された。長野県諏訪市の長野地方裁判所諏訪支部で、民事訴訟の原告として法廷に立った無職の鎌倉直美容疑者（５２）は１１月２０日午後２時ごろ、法廷内で、かばんから刃渡り約１５センチの包丁を取り出し、自分の腹に突きつけた。裁判は２０１３年８月、鎌倉容疑者が山梨県内でスピード違反の取り締まりをされた際、警察に人権侵害を受けたとして損害賠償を求めていたもの。裁判官が包丁を収めるように説得したが従わず、自分の車で逃げた。約２時間後、警察が付近の村を走行中の鎌倉容疑者を発見し、銃刀法違反の疑いで逮捕した。長野地裁は「警備体制を強化するなど必要な措置を講じていきたい」とコメント。裁判所の警備体制が問われそうだ。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131121-OYT1T01201.htm

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