服役中に被ばく？　東電を提訴

福島刑務支所で服役していた鹿児島市の女性が、福島第１原発事故によって精神的苦痛を受けたとして、東京電力に対し３００万円の慰謝料を求めていたことがわかった。提訴は５日付。女性は福島第一原発事故以前の２００９年２月から昨年１月まで服役していたが、原発事故後も移送先できず、原発から約７０キロ、賠償対象となる「自主的避難対象区域」の刑務支所内で生活。出所後も被ばくによる不安から妊娠に踏み切れず、抑うつ状態で通院をしていると主張している。昨年１２月から原子力損害賠償紛争解決センターに和解仲介手続きを申し立て、東京電力と話し合いをしていたが、今年５月に交渉を打ち切られたため、訴訟に踏み切ったとのこと。東京電力はこれに対し「コメントは差し控えたい」と発表している。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131126/trl13112608360000-n1.htm

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