アイソン彗星が崩壊？列島落胆

太陽に近づき過ぎて、「アイソン彗星」崩壊か。ＮＡＳＡ（米航空宇宙局）は日本時間の１１月２９日、「今世紀最大の天文ショー」として関心を集めていたアイソン彗星について、消滅した可能性が高いと発表した。同彗星は、２０１２年９月にその存在が見つかって以来、世界中の天文学者やファンたちの注目を集めてきた。しかし、日本時間２９日午前３時３５分、太陽から約１２０万キロの近日点を通過した後、その姿を確認できなくなったという。ＮＡＳＡは「予想とは異なる軌道を通過し、太陽の熱と重力によって崩壊、蒸発したとみられる」と発表。宇宙飛行士の野口聡一さんや世界中の天文ファンらは、ギリシア神話に登場する、太陽に近づき過ぎて墜落した少年になぞらえ「イカロスのよう」とツイートした。この壮絶な最期に、観測を心待ちにしていた国内の天文ファンに落胆が広がっている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131129-00000047-reut-int

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