被害者の顔写真を５千円で販売

テレビ局の支局に勤務する男性記者が、殺人・死体遺棄事件の取材で入手した被害者の顔写真を新聞社の女性記者に５千円で販売していたことが１２月１３日、分かった。１１月１３日、母屋と離れのある自宅で一人暮らしをしていた女性が、「離れに人が入った感じがする」と次男に電話。様子を見に行った次男は、女性の姿を見つけることができず、警察に行方不明の届け出を提出した。後日、警察の実況見分が行われ、離れの押し入れの中から女性の遺体を発見。警察は殺人・死体遺棄事件として捜査を始めた。この事件の取材をしていた静岡放送の男性記者が、被害女性の顔写真を近くの住民から入手。男性記者は、この写真を中日新聞の女性記者に「売ってもいい」などと持ちかけ、５千円で販売したという。これを受けて、静岡放送は、男性記者を懲戒処分。その後、同局を退職したとしている。静岡放送の関係者は「再発防止に努める」とコメントしているという。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131213-OYT1T00434.htm?from=ylist

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