都知事選で自・民が舛添氏争奪

辞職を表明した猪瀬直樹都知事（６７）の後継をめぐり、自民党内と民主党内で、舛添要一元厚労相（６５）の待望論が高まっていることが１２月２１日までにわかった。両党による"奪い合い"の可能性が浮上したわけだが、自民党は舛添氏を２０１０年に除名した過去があり、民主党は２０１２年の都知事選で立候補を打診して断られた経緯がある。自民党はこれまで、有力候補だった橋本聖子議員（４９）や下村博文文科相（５９）、小池百合子広報本部長（６１）の擁立見送りを決めており、丸川珠代議員（４２）からも「全く興味がない」と言われる始末。民主党も、待望論がある蓮舫議員（４６）に打診したようだが、出馬には否定的だという。自民党を除名された舛添氏には、自民党内に拒否反応もあり、擁立には慎重な姿勢をとっている。前回の都知事選で打診を断られた民主党も、再アタックが実るかどうかは微妙。維新を離党し議員辞職した東国原英夫前議員（５６）の動向にも注目が集まっている。

http://www.sanspo.com/geino/news/20131221/pol13122105030002-n1.html

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