マルハニチロホールディングスは12月29日、子会社のアクリフーズの工場が生産した冷凍食品の一部から、農薬を検出したと発表した。この工場で生産された商品は賞味期限に限らず、すべて自主回収するという。両社は同日、東京で記者会見を開き、最初に客から「食品から異臭がする」という申し出を受けたのが11月13日にも関わらず、公表が1カ月半以上経過したことについて「群馬工場が9月に工事をしたことから、ペンキなどの臭いが移行したと判断した」と釈明した。健康被害の報告はないが、子どもがミックスピザを食べた後に異臭を感じて吐き出した例が1件あったという。外部検査機関に調査を依頼した結果、一部から残留農薬の基準の150万倍の農薬「マラチオン」を検出。マラチオンは、有機リン系の殺虫剤の一種で、主に農耕地のアブラムシなどの駆除に使用されているが、急性毒性は低いとされている。両社によると、自主回収の対象となるのは、アクリフーズの群馬工場(群馬県大泉町)が生産した冷凍食品90品目、約630万食。現在のところ原因が特定できず、工場ではこの農薬を使用していないことから、両社は警察に相談し、人為的な混入の可能性も含め、原因の究明を急いでいるという。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131229/k10014200241000.html
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