プレイヤーにスキップメインコンテンツにスキップ
  • 10 年前
中国との「両岸サービス業貿易協議」(以下、サービス協議)に反対して立法院(国会に相当)の議場を占拠していた学生らが、議場内から撤退して5月10日で約1カ月が経過したが、撤退直後から、警察署の包囲、大規模な反原発運動、街路樹伐採の反対活動など、デモや騒動がたびたび発生している。なぜ、いま台湾で政府や与党に対する抗議デモが、これほど頻発しているのか。学生が国会を占拠し、それを多くの市民が支援するという前代未聞の騒動が発生した背景には、9%という馬英九総統の著しいまでの「支持率低下」がある。そして、大事な法案の審議を30秒で打ち切った与党の行動が引き金となり、24日間におよぶ台湾史上初の、学生による議場占拠という騒動が発生した。学生らの撤退した翌日以降も、台湾では警察の強制排除に激怒した市民が警察署を包囲し、街路樹の強引な伐採に反対するために木の上で抗議する市民があらわれ、反原発デモでは数万人が大通りを占拠するなど、連日のように抗議活動が行われている。これは、学生らが国会の議場を占拠した「ひまわり学生運動」によって、一般人の政治への「関心」と「不信感」が高くなった結果といえるだろう。そうした人々が、政治家の言動や国会での動静を監視する動きも強まっている。政治的に何か大きな問題が発覚すれば、即座にネットなどでシェアされ、数時間後にデモが発生。このような動きは以前から一部あったとはいえ、「ひまわり学生運動」以降に一段と加速化した。今後、第二の「ひまわり学生運動」が発生する可能性はあるのだろうか? 台湾政府・与党の対応が問われている。

----------------------------------------­----------------------------------------­----------
TomoNews(トモニュース)は最新ニュースを素早くCGアニメーション化し、より分かりやすく発信する動画メディアです。

チャンネル登録はこちら:
http://www.youtube.com/user/tomonewsjp?sub_confirmation=1

トモニュース無料アプリ
Apple App Store:https://itunes.apple.com/app/tomonews/id633875353
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.nextmedia.gan

ニュース募集キャンぺーン:http://jp.tomonews.net/neta-hunter/

トモニュースSNS
Facebook:https://www.facebook.com/TomoNewsJP
Twitter:https://twitter.com/TomoNewsJP
E-mail:editor@tomonews.net

カテゴリ

🗞
ニュース
最初にコメントしましょう
コメントを追加

お勧め