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  • 2015/5/12
ラーメンチェーン店「天下一品」を運営する天一食品商事(滋賀県大津市)の社長や役員らに、示談金1800万円を支払う念書を無理やり書かされたとして、京都市の広告代理店が債務不存在の確認を求めた訴訟の判決が7月4日、京都地裁であった。2012年10月、大津市内のリゾート施設で同商事の社長や役員らが、テレビCMを手がけた広告代理店の代表者と面会し、「視聴率が低い時間にCMを流して損害を与えた」と非難。示談金として1800万円を払う念書の作成を求めたという。代表者は拒否したが、「家を担保に入れたら借りられる」「誠意を見せろ。車を売ったらいい」などと迫られたため、念書の作成に応じたとしている。同地裁の武田美和子裁判官は「強圧的で異常な言動で念書を書かされ、強迫行為があった」として訴えを認め、天一側に慰謝料としておよそ50万円の支払いを命じた。天一側の弁護人は「事実認定は全く間違っており、不当な判決だ」と話しているという。

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